en6_head.jpg

6月の京都 一覧

成相寺(なりあいじ)Nariai-ji Temple

西国三十三所第二十八番観音札所、宮津の成相山成相寺さんは704年創建の古刹です。
五重塔が宮津湾を背景にとても綺麗。
成相寺

鐘を鋳造するときに見物していた母親が乳呑児を銅湯のルツボに落としてしまったという悲しい言伝えを持つ「撞かずの鐘」。
成相寺

一言一願地蔵。
ひと言でうまくまとめればなんでも叶います。
成相寺

1774年に建てられた本堂。
もっと山の上にあった本堂が山崩れで壊れたため、現在地に移ったそうです。
ご本尊の木造聖観世音菩薩は、平安期の作。「身代り観音」とも。
成相寺

本堂の中に甚五郎の『真向きの龍』が飾られています。
成相寺
鉄湯船は1290年のもの。
成相寺

底なしの池と弁財天堂。
縁結びも叶えてくださいます。
成相寺

さらに山の上の「日本一のパノラマ展望台」に向かう道は「日本一のでこぼこ道」・・・。
10cm大の石がごろごろしていて、タイヤが「もうやめて〜」と言います。
かといって、本堂から歩いて登れば30分以上かかります。
成相寺

パノラマ!!天橋立を望む絶景です。
能登半島や白山が見える日もあるそうです。
成相寺


近くの寺社 :籠神社

成相山成相寺 交通アクセスなど

所在地 京都府宮津市字成相寺339
料金入山料大人500円
時間8時〜17時
アクセス北近畿タンゴ鉄道「天橋立駅」からタクシーで25分。
「天橋立駅」から船→ケーブル→丹後海陸交通登山バス。
与謝天橋立I.Cから車で。
駐車場あり(料金は入山料のみ)

秋の成相寺はこちら
成相寺の紅葉


このページをシェアする

詩仙堂(しせんどう)Shisendo Temple

詩仙堂さんのししおどしは、けっこう大きくて、野太い音がします。 「ガコッ!!」ってかんじ。 詩仙堂

6月、一乗寺の詩仙堂を訪れました。
丸く刈られた植え込みの皐月がほどよく咲いて綺麗です。
詩仙堂

雨あがりだったせいかあまりお客さんがいなくて、ゆっくりとお庭を眺めることができました。
詩仙堂

白砂が緑やピンクをぐっと引き立てているようです。
詩仙堂

詩仙堂は石川丈山が1641年に隠棲するために建てた山荘です。
山荘の名は「凹凸窠」。
でこぼこの土地に作った家というような意味で、「詩仙堂」に比べるとあんまりおしゃれじゃないですね。
詩仙堂

嘯月楼。
詩仙堂

書院を出て、お庭を歩きます。
境内は山の斜面にあり、高低差があってとても立体的です。
詩仙堂

こぢんまりしていて、適度に狭くて、なんだか趣きのある・・・そんな庭園です。
「雨の日におすすめの京都(日経新聞)」の1位に選ばれたのも頷けます。
詩仙堂

詩仙堂の紅葉

四季折々の花が美しい一乗寺の詩仙堂さんは紅葉の頃も素敵です。
丸く刈り込まれた皐月は秋でも青々としていて、その向こうに赤や黄色の紅葉が彩ります。
詩仙堂の紅葉

作庭したのは有名な石川丈山。少年のころから徳川家康に仕え、大阪夏の陣にも出征しています。
彼はこの庭の紅葉を「血を注いだよう」と表現したそうです。実際に血しぶきの中をかいくぐった人の言葉なので凄みを感じます。
詩仙堂の紅葉

詩仙堂の紅葉

詩仙堂の紅葉

時おり、鹿おどしが「ガコッ!」と大きな音を立て、「ああ、鹿を威す音なんだなあ。」と実感します。
詩仙堂

詩仙堂の紅葉

おばちゃんがずっとお庭の手入れをしておられます。金福寺のお庭もお世話しているそうです。
詩仙堂

客殿には人があふれ、このとおり!
いつか床が抜けてしまうのでは.........?
詩仙堂

詩仙堂


近くの寺社 :八大神社・金福寺・圓光寺

詩仙堂 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 詩仙堂近くにはお宿はありません。比較的近い「アピカルイン京都」や「ホテルアバンシェル京都」に泊まって、車かタクシーで向かうのがよいのではないでしょうか。どちらも駐車料金は無料のホテルです。
チェック アピカルイン京都ホテルアバンシェル京都
所在地 京都市左京区一乗寺門口町27番地
料金大人500円
時間9:00~17:00
アクセス市バス「一乗寺下り松町」下車、東へ徒歩10分
駐車場民営有料駐車場あり(1回500円)


このページをシェアする
建仁寺両足院の半夏生(はんげしょう)の庭園が毎年初夏に公開されています。
2011年の期間は6月10日(金)〜7月10日(日)。
建仁寺両足院 半夏生

半夏生は花のようで葉っぱなんです。
建仁寺両足院
虎のいる両足院の毘沙門天堂は年中開いています。

建仁寺両足院

所在地 京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町591建仁寺山内
TEL075-561-3216
料金大人600円 中高生300円 小学生以下無料
日程2011年6月10日(金)〜7月10日(日)
時間10:00〜17:00
アクセス京阪「祇園四条駅」徒歩7分
市バス「東山安井」徒歩3分
駐車場コインパーキング有り


このページをシェアする

善峯寺(よしみねでら)Yoshimine-dera Temple

善峯寺は徳川五代将軍の生母「桂昌院(お玉の方)」に縁の深いお寺です。
善峯寺の写真
山門

 
善峯寺の観音堂写真
観音堂(本堂)
1029年、源算上人の開山。応仁の乱で焼失荒廃しましたが、江戸時代になって桂昌院が再興しました。
なので、今宮神社と同じく「玉の輿」の御利益があるとされ、良縁祈願に来る参詣者も多いそうです。
奥の院の薬師堂にお参りしましょう。
善峯寺の写真
 
善峯寺の写真
(奥の院の薬師堂。玉の輿や開運出世を祈願しましょう。)
 
善峯寺の広大な境内は釈迦岳の山腹に広がっていて3万坪もあり、順路通り歩くだけでも40分以上かかります。
アップダウンが激しいので、歩きやすいくつで出かけましょう。

天然記念物の「遊龍の松」も見事です。
樹齢600年の五葉松で、最高時は全長54メートルもあったそうで、いまは40メートル。
写真にすると小さくなってしまいました(笑
善峯寺の遊龍の松
 
善峯寺の写真
幸福のお地蔵さんも300年前のもの。
自分以外の幸せを祈るといいそうです。
向こう側に広がるアジサイ苑にため息が出ますよ。

善峯寺の紫陽花と皐月

善峯寺を訪れたのは6月中旬の土砂降りの日でした。
一望できるはずの京都市街は白く煙って見えませんでしたが、斜面を彩る7000株のアジサイが本当に幻想的でした!
善峯寺

善峯寺

善峯寺

サツキも鮮やか!
善峯寺

善峯寺のサツキ

善峯寺のサツキ

善峯寺

所在地京都府京都市西京区大原野小塩町1372
拝観時間午前8時〜午後4時半(午後5時閉門)
入山料500円
アクセス阪急電鉄京都線「東向日駅」下車→阪急バス善峯寺行き「善峯寺」下車 徒歩8分
JR「向日町駅」下車 阪急京都線「東向日駅」または「長岡天神駅」からタクシーで20分ほど
駐車場大きな有料駐車場があります。1回500円


このページをシェアする

このページの上部へ

当サイトは一部にプロモーション広告を利用して運営しています。

ご案内

記事数が1200を超えました。いつも読んでいただきありがとうございます。スマホでも読みやすくなりました。リンクフリーですのでどのページにでもご自由にリンクしてください。(〃v〃)ノ

京都ツアー・京都旅行ならこちら。JR東海「そうだ京都行こう」と連動していますので、旬の京都を楽しめます!

サイト内検索

サイト内を検索するにはこちらから。

よく読まれている記事

最近のピクチャ

  • 神足神社の写真
  • 与謝野町 慈徳院の紅葉写真
  • 光明寺二王門

月別アーカイブ

  1. 2021年4月 [1]
  2. 2020年12月 [1]
  3. 2020年9月 [3]
  4. 2020年7月 [1]
  5. 2020年6月 [2]
  6. 2020年5月 [1]
  7. 2020年2月 [1]
  8. 2019年11月 [1]
  9. 2019年9月 [1]
  10. 2019年8月 [1]
  11. 2019年7月 [3]
  12. 2019年6月 [1]
  13. 2018年12月 [1]
  14. 2018年11月 [4]
  15. 2018年9月 [1]
  16. 2018年6月 [1]
  17. 2018年5月 [2]
  18. 2018年4月 [1]
  19. 2018年1月 [3]
  20. 2017年12月 [4]
  21. 2017年11月 [9]
  22. 2017年10月 [1]
  23. 2016年12月 [2]
  24. 2016年2月 [2]
  25. 2016年1月 [1]
  26. 2015年12月 [5]
  27. 2015年11月 [18]
  28. 2015年7月 [3]
  29. 2015年6月 [31]
  30. 2015年5月 [25]
  31. 2015年4月 [33]
  32. 2015年3月 [8]
  33. 2015年2月 [27]
  34. 2015年1月 [18]
  35. 2014年12月 [8]
  36. 2014年11月 [19]
  37. 2014年10月 [4]
  38. 2014年9月 [7]
  39. 2014年8月 [3]
  40. 2014年7月 [6]
  41. 2014年6月 [38]
  42. 2014年5月 [28]
  43. 2014年4月 [62]
  44. 2014年3月 [8]
  45. 2014年2月 [6]
  46. 2014年1月 [6]
  47. 2013年12月 [22]
  48. 2013年11月 [23]
  49. 2013年10月 [1]
  50. 2013年9月 [2]
  51. 2013年8月 [3]
  52. 2013年6月 [23]
  53. 2013年5月 [23]
  54. 2013年4月 [35]
  55. 2013年3月 [8]
  56. 2013年2月 [1]
  57. 2013年1月 [7]
  58. 2012年12月 [9]
  59. 2012年11月 [17]
  60. 2012年10月 [4]
  61. 2012年9月 [17]
  62. 2012年8月 [17]
  63. 2012年7月 [6]
  64. 2012年6月 [15]
  65. 2012年5月 [4]
  66. 2012年4月 [70]
  67. 2012年3月 [27]
  68. 2012年2月 [14]
  69. 2012年1月 [15]
  70. 2011年12月 [36]
  71. 2011年11月 [27]
  72. 2011年10月 [24]
  73. 2011年9月 [6]
  74. 2011年8月 [10]
  75. 2011年7月 [17]
  76. 2011年6月 [27]
  77. 2011年5月 [26]
  78. 2011年4月 [67]
  79. 2011年3月 [15]
  80. 2011年2月 [7]
  81. 2011年1月 [16]
  82. 2010年12月 [10]
  83. 2010年11月 [15]
  84. 2010年10月 [10]
  85. 2010年9月 [4]
  86. 2010年8月 [3]
  87. 2010年7月 [11]
  88. 2010年6月 [11]
  89. 2010年5月 [11]
  90. 2010年4月 [7]
  91. 2010年3月 [2]