詩仙堂(しせんどう)Shisendo Temple
詩仙堂さんのししおどしは、けっこう大きくて、野太い音がします。 「ガコッ!!」ってかんじ。![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen12.jpg)
6月、一乗寺の詩仙堂を訪れました。
丸く刈られた植え込みの皐月がほどよく咲いて綺麗です。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen34.jpg)
雨あがりだったせいかあまりお客さんがいなくて、ゆっくりとお庭を眺めることができました。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen9.jpg)
白砂が緑やピンクをぐっと引き立てているようです。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen6.jpg)
詩仙堂は石川丈山が1641年に隠棲するために建てた山荘です。
山荘の名は「凹凸窠」。
でこぼこの土地に作った家というような意味で、「詩仙堂」に比べるとあんまりおしゃれじゃないですね。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen4.jpg)
嘯月楼。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen1.jpg)
書院を出て、お庭を歩きます。
境内は山の斜面にあり、高低差があってとても立体的です。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen35.jpg)
こぢんまりしていて、適度に狭くて、なんだか趣きのある・・・そんな庭園です。
「雨の日におすすめの京都(日経新聞)」の1位に選ばれたのも頷けます。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen10.jpg)
詩仙堂の紅葉
四季折々の花が美しい一乗寺の詩仙堂さんは紅葉の頃も素敵です。丸く刈り込まれた皐月は秋でも青々としていて、その向こうに赤や黄色の紅葉が彩ります。
![詩仙堂の紅葉](https://merosu.com/img/shisen39.jpg)
作庭したのは有名な石川丈山。少年のころから徳川家康に仕え、大阪夏の陣にも出征しています。
彼はこの庭の紅葉を「血を注いだよう」と表現したそうです。実際に血しぶきの中をかいくぐった人の言葉なので凄みを感じます。
![詩仙堂の紅葉](https://merosu.com/img/shisen38.jpg)
![詩仙堂の紅葉](https://merosu.com/img/shisen37.jpg)
![詩仙堂の紅葉](https://merosu.com/img/shisen36.jpg)
時おり、鹿おどしが「ガコッ!」と大きな音を立て、「ああ、鹿を威す音なんだなあ。」と実感します。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen25.jpg)
![詩仙堂の紅葉](https://merosu.com/img/shisen41.jpg)
おばちゃんがずっとお庭の手入れをしておられます。金福寺のお庭もお世話しているそうです。
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen29.jpg)
客殿には人があふれ、このとおり!
いつか床が抜けてしまうのでは.........?
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen31.jpg)
![詩仙堂](https://merosu.com/img/shisen32.jpg)
近くの寺社 :八大神社・金福寺・圓光寺
詩仙堂 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 詩仙堂近くにはお宿はありません。比較的近い「アピカルイン京都」や「ホテルアバンシェル京都」に泊まって、車かタクシーで向かうのがよいのではないでしょうか。どちらも駐車料金は無料のホテルです。![チェック](https://merosu.com/img/point11_1.gif)
所在地 | 京都市左京区一乗寺門口町27番地 |
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料金 | 大人500円 |
時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 市バス「一乗寺下り松町」下車、東へ徒歩10分 |
駐車場 | 民営有料駐車場あり(1回500円) |
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