両足院毘沙門天堂(りょうそくいんびしゃもんてんどう)Ryosoku-in Bishamontendo

両足院建仁寺塔頭のひとつです。
建仁寺の境内のふちを取り巻くたくさんの塔頭は閉まっているところが多いのですが、両足院の毘沙門天堂は開いています。
両足院毘沙門天堂
鞍馬寺毘沙門天の胎内仏であった毘沙門天がこの中にあります。
両足院毘沙門天堂
織田信長が比叡山を焼き討ちしたときに、鞍馬の僧が安全のため疎開させたものだそうです。
毘沙門天は戦争の神様ですが、商売繁盛、合格祈願、良縁成就、誓願成就などさまざまな御利益でも知られています。

戦前、祇園の芸妓さんや舞妓さんが「いい旦那さんがみつかるように」とお参りすることが多く、 いまでも「祇園の縁結び」として信仰を集めています。

毘沙門天といえば虎ですね。
両足院毘沙門天堂

香炉にも小さな虎がいます。
両足院毘沙門天堂
ブログなどに書かれている、訪れたひとの印象を読むとだいたいこんなふうに表現してあります。
「あ″〜助けて〜!落ちる〜カリカリカリ・・・・」
みたいな(笑

まさにそんな感じがします。

「あ″〜!この香炉ツルツルして滑るんだよね・・・カリカリカリ・・・・」
両足院毘沙門天堂
寅年の2010年のお正月は多くの参拝者でにぎわったそうです。

隣の門の両足院は特別拝観の期間以外は閉まっています。
両足院


近くの寺社 :六道珍皇寺

両足院毘沙門天堂

所在地 京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町591建仁寺山内
料金境内自由(庭園の拝観は有料・要予約)
時間7時頃〜17時頃
アクセス京阪「祇園四条駅」徒歩7分
市バス「東山安井」徒歩3分
駐車場コインパーキング有り


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