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タグ「紅葉」の一覧

京都紅葉名所穴場情報

京都の紅葉の名所は数えきれないほどあります。
紅葉の名所といっても、「山全体が燃えるような赤!」というかんじではなく、寺社の境内や庭園の中で、丁寧に人の手がかけられた紅葉というイメージであることが多いです。
手はかけられているのですが、「不作為の作為」といって、なにもしていないように見えるように手をかけるのです。
京都の庭師の美意識には脱帽です。

京都市内の紅葉の見頃は、11月後半から12月初旬まで。
経験的には「息をのむほど美しい」状態は12月第1週であることが多いです。
場所によってだいぶん差があります。
大原や高雄などは早く(11月10日〜)、京都市中心部は11月20日以降、12月にかけてだんだん庭園の散り紅葉が美しさを増し、最後に糺の森。その後は急に冬が来るといった感じでしょうか。

では、わたしが実際に見た紅葉の中で、超オススメのスポットをご案内します。
穴場も少しあり!?
》 》 京都紅葉ライトアップ情報はこちらです♪

東福寺の紅葉

東福寺
春の桜の浮かれた雰囲気を嫌い、すべてをカエデに植え替えたといわれる東福寺、11月後半になると谷全体が燃えるような赤に変わります。
東福寺はものすごい数の人が押し寄せる京都の有名紅葉名所
大型観光バスが一度に何台もおしよせ、ものすごい混雑が起こります。

それでも、一度は見ておきたい紅葉シーンです。
団体さんがいなくなる夕方の時間が比較的すいているはず。
東福寺の紅葉もっとくわしく!
東福寺に近いお宿はこちら。 チェック 町家レジデンスイン 月輪こはく庵

毘沙門堂の紅葉

毘沙門堂の勅使坂の紅葉はとても素敵。
2011年秋はJR東海そうだ、京都 行こう。」のCMで取り上げられました。
コピーはとてもシンプル。
「いい秋ですね、と言葉をかわしあえる。
それだけで、うれしい。」
毘沙門堂
この勅使坂、ときどき時代劇の撮影をしていたりします。
毘沙門堂は無料の紅葉スポットとして穴場的な場所でしたが、2011年秋は「そうだ、京都 行こう。」で何度も映像が流れ、参道や境内はかつてないほどの大混乱に陥りました!
それ以降は山科の辺鄙な場所なのに海外からの観光客もぐんと増えました。
》 》 毘沙門堂の紅葉もっとくわしく

善峯寺の紅葉

善峯寺
西国三十三箇所第20番札所善峯寺。JR東海の「そうだ 京都、行こう。」シリーズでもおなじみ。
モミジの色鮮やかさはすばらしいです。東山に比べ西山はいつも紅葉が鮮やか。
伽藍とモミジに加え、京都市街や比叡山までも見渡せるその眺望も素晴らしいです。
かなり山奥ですがレンタカーを借りてでも行く価値はおおいにあります。
善峯寺の紅葉もっとくわしく!


金蔵寺の紅葉

金蔵寺
善峯寺よりもさらに山奥で、初めて行くときはだれもが道を間違えたかと不安になる金蔵寺
平安京を守る西の磐座として作られましたから、その歴史は古いです。
境内に広がる赤や黄色のグラデーションはスペクタクルです。
最高です!
レンタカーを借りて行きましょう。
交通の便が悪い分、紅葉の穴場となっています。京都人もなかなか行きません。

ただし、行く途中対向車が来たら立ち往生です・・・。ドキドキしながら向かいましょう。
金蔵寺の紅葉もっとくわしく!


永観堂の紅葉

永観堂の紅葉
もみじの永観堂」と呼ばれるほどの紅葉の名所、東山の永観堂。
3000本のモミジで埋め尽くされる境内。
山の中腹の多宝塔まで登れば、真っ赤な境内に加えて、京都の町並みも一望できます。

阿弥陀堂の「みかえり阿弥陀」は特に有名です。
しかし、永観堂も大混雑。しかも拝観料1000円なので、覚悟して行きましょう!
永観堂の紅葉もっとくわしく!


真如堂の紅葉

真如堂の紅葉
真如堂は拝観料を取らないのにかかわらず、素晴らしい紅葉を用意して待ってくれています。
三重塔や本堂のまわりはイロハモミジ・カエデ・イチョウ・ハナノキ・どうだんつつじなどが美しいグラデーションを見せます。
散り紅葉も見事です。
真如堂の紅葉もっとくわしく!


栄摂院の紅葉

栄摂院
栄摂院は金戒光明寺の塔頭です。
赤いカエデと黄色いカエデの巨樹がお庭の空を薄暗く包んで、荘厳な雰囲気をかもしだしています。
苔の上には散り紅葉
あまりに素晴らしかったので何度も足を運んだ年もあります。
栄摂院の紅葉もっとくわしく!


安楽寺の紅葉

安楽寺
夕日に照らされた安楽寺の紅葉はとても絵になります。
哲学の道より一本山際の、「隠れ道」にある通常は非公開のお寺です。
紅葉の時期は公開されますので、美しいお庭を見てほっこりしましょう。
公開が終わってからの朝の門前も絵になります。
安楽寺の紅葉もっとくわしく!


蓮華寺の紅葉

蓮華寺の紅葉
蓮華寺は大原街道沿いにある小さなお寺です。
京都の紅葉の穴場としてときどき雑誌などで紹介されています。
観光地からポツンと離れているので、タイミング次第ではゆったりと紅葉を堪能できるはずです。
団体さんに当たってしまったら、残念ですが・・・。
山門をくぐってすぐのもみじの絨毯や、書院から見る美しいお庭は必見です。思わずため息が出ます。
蓮華寺の紅葉。もっとくわしく見る
蓮華寺の近くにもうひとつ紅葉の美しい穴場的なお寺があります。
「インターネットに載せないでください。」と但し書きがありましたので、お名前は伏せます。
探してみてください。

清水寺の紅葉

清水寺の本堂は2017年より大改修に入っています。
清水寺
京都東山の清水寺
紅葉シーズンは平日でも舞台からこぼれ落ちそうなほどたくさんの人が押し寄せます。
清水寺は早朝6時に開門しますから、近くの旅館に宿泊して朝一番にお参りするのが最高の楽しみ方です!
早朝に行くのがコツだということは、多くの人が知っていますが、わかっていても人間早起きはできないもので(笑)、やはり朝はすいています。
絶えず大規模な修復が行われていますので、写真を撮りたいかたは公式サイトなどで情報をチェックしましょう。
清水寺の紅葉。もっとくわしく見る
おすすめの旅館はこちら。 チェック ぎおん畑中

▼いつもネットで利用しているデジカメプリント屋さん。安いです。▼

宝筐院の紅葉

宝筐院の紅葉
京都嵯峨野の宝筐院は清涼寺のすぐ近くにある臨済宗のお寺です。
その散り紅葉の美しさは格別!
青々とした苔の上に真っ赤な葉と黄色い葉が散り積もって、自然界では見られないようなファンタジックなカラーを作っています。
とても混雑しますが、並んでも見たい最高の紅葉のひとつといえるでしょう。
宝筐院の紅葉。もっとくわしく見る
おすすめの旅館はこちら。 チェック 嵐山辯慶


厭離庵の紅葉

厭離庵
厭離庵(えんりあん)は清涼寺から祇王寺へ向かう道の路地奥にあります。
知らずに通りがかった方々が入ろうかどうしようかと迷っている姿をよく見かけます。
紅葉見頃」の看板が出ていたら、迷わずGO!です。
狭いお庭ですが、深紅の世界が広がっています。赤い楓に特化したオリジナリティーのあるお庭です。
厭離庵の紅葉。もっとくわしく見る
おすすめの旅館はこちら。 チェック 嵐山辯慶


常寂光寺の紅葉

常寂光寺
嵯峨野でも特に紅葉で有名な常寂光寺
毎日たくさんの人が訪れます。山門まわり、石段の上、多宝塔、どこもカエデがいっぱい。
形の良い多宝塔をとりまく紅葉と、京都市街を見おろす眺望がどちらも素敵です。
常寂光寺の紅葉。もっとくわしく見る


祇王寺の紅葉

祇王寺の紅葉
嵯峨野の祇王寺は「平家物語」悲恋の尼寺として知られています。
苔庭に散り紅葉が降り積もり、侘び寂びの極致ともいうべき光景を見せてくれます。
祇王寺の紅葉。もっとくわしく見る
おすすめの旅館はこちら。 チェック 嵐山辯慶


直指庵の紅葉

直指庵の紅葉
嵯峨野の直指庵の紅葉はとても素敵。
嵯峨野とはいっても観光客であふれる一帯からはかなり距離がありますので、激しく混雑することはないようです。
葦葺の建物を彩る黄色、オレンジ、朱色、赤の融合は一見の価値があります。
直指庵の紅葉。もっとくわしく見る


神護寺の紅葉

神護寺の紅葉
紅葉で有名な高雄の神護寺。長くつらい石段を登りきるとそこには広い平地が広がっています。
モミジに彩られた「天上の庭」です!
西明寺・高山寺も合わせてたっぷりと秋の京都を楽しめます。
神護寺の紅葉。もっとくわしく見る
おすすめの旅館はこちら。 チェック 京都高雄 もみぢ家別館 川の庵


まだまだあります京都の紅葉スポット

源光庵の紅葉

源光庵
悟りの窓の向こうが真っ赤だと幸せな気分になります。
色づくのはちょっと遅めなので、行ってみたら緑でガッカリした経験何度かあり。
源光庵の紅葉 もっとくわしく見る

化野念仏寺の紅葉

鮮やかな紅葉に彩られる化野念仏寺の西院の河原。
でも、主役は赤や黄色ではなく、石仏と石塔の灰色ゾーンです。
元は風葬の地。他所では感じられない独特の雰囲気があります。
化野念仏寺
化野念仏寺の紅葉 もっとくわしく見る

南禅寺天授庵の紅葉

南禅寺天授庵
紅葉のシーズン南禅寺の境内は人で充満しますが、それでも有料エリアはぐんと人が減ります。
天授庵・南禅院は特に紅葉が美しいのでぜひ入ってください。オススメします。
ただ、天授庵はJR東海のCMになった余波で、以前よりは混むようになりました。
南禅寺天授庵の紅葉。もっとくわしく見る

南禅寺南禅院の紅葉

天授庵の並びにありながら、紅葉の時期がまるで異なる南禅院。
ピークを迎えるのが遅いので、天授庵の次に入ったら、緑のお庭を見ることになるでしょう。
南禅院
南禅寺南禅院の紅葉 もっとくわしく見る

日向大神宮の紅葉

日向大神宮
紅葉の穴場、京のお伊勢さん、ひむかい大神宮。
ちょっと坂道が長いですが、紅葉は美しいです。オレンジと赤のカエデのバランスがいい。
ここから先はもう山です。
日向大神宮の紅葉。もっとくわしく見る

竹中稲荷神社の紅葉

竹中稲荷神社
吉田山のうえの小さなお稲荷さん。ここもわざわざ紅葉狩りに来る人は少ないので穴場といえるでしょう。
真如堂のついでに寄ってみるといいかも。大文字山も見えます。
竹中稲荷神社の紅葉。もっとくわしく見る

銀閣寺の紅葉

銀閣寺はカエデだらけというわけではありませんが、センス良く赤い樹が混じる景色を楽しめます。
高い位置から見おろせるのも満足度高し。銀閣寺境内の向こうには吉田山の紅葉も広がります。
銀閣寺の紅葉。もっとくわしく見る

詩仙堂の紅葉

詩仙堂
人気の高い一乗寺のお寺。客殿は人で沈みそうなほどいっぱいになることも。
緑のサツキに真っ赤なカエデ。たいへん美しい秋景色を堪能できます。
詩仙堂の紅葉。もっとくわしく見る

曼殊院の紅葉

曼殊院の紅葉
いつでもパーフェクトなお庭のお手入れ。カエデも真っ赤に色づきます。
外側を歩くだけでも紅葉を楽しめますが、600円出して中に入ってみてください。おすすめ。
曼殊院の紅葉。もっとくわしく見る

圓光寺の紅葉

圓光寺では池泉回遊式庭園「十牛の庭」の赤や黄色のカエデが鮮やか。
散り紅葉も見事です。書院に座ってゆっくり眺めるのもいいですね。
値段は高くなりますが、早朝拝観もやっておられますので、予約してみてはいかがでしょうか。
圓光寺の紅葉

圓光寺の紅葉。もっとくわしく見る

瑠璃光院の紅葉

瑠璃光院の紅葉
2014年ころ一般公開を取りやめられましたが、現在は特別拝観を行っています。拝観料は2000円となっていますが、その人気はたいへんなものです。入場制限がかかり2時間も並ぶことがあるそうです。
瑠璃の庭の紅葉の景色は確かに素晴らしいものでした。お二階から庭を見るというシチュエーションは京都の他のお寺にはありませんね。
瑠璃光院の紅葉。もっとくわしく見る

勧修寺の紅葉

勧修寺の紅葉
山科の恋の寺、勧修寺。紅葉のイメージはそれほどないかもしれませんが、いろいろな種類のカエデが美しく染まりとても綺麗です。
勧修寺の紅葉。もっとくわしく!

北野天満宮の紅葉

北野天満宮の紅葉
御土居の紙屋川沿いの紅葉景色は見事!
お茶券がついていますので紅葉を楽しんだあとはお茶とお菓子でほっこり。(何もない梅林を眺めながら...それも風情)
北野天満宮の紅葉。もっとくわしく見る

大徳寺高桐院の紅葉

大徳寺高桐院の紅葉
説明のしようもありません。見事です。
竹林をバックに背の高い楓群。ワイドな苔庭に真ん中にぽつんと石灯籠。
1シーズンに2回くらい行きたい。
大徳寺高桐院の紅葉。もっとくわしく見る

金閣寺の紅葉

金閣寺は金閣が主役なので、紅葉の名所としてパッと思い浮かばないかもしれませんが、それはそれはゴージャスな紅葉の景色を見ることができます。
混雑します!
金閣寺
金閣寺の紅葉。もっとくわしく見る

天龍寺の紅葉

天龍寺の紅葉
境内無料エリアもたくさんのカエデに彩られています。でも広大なお庭はさらに素晴らしい。
池と楓と借景の嵐山の雄大な景色。
天龍寺の紅葉。もっとくわしく見る

二尊院の紅葉

二尊院
両側からカエデが枝を差し掛ける紅葉の馬場もいいし、本堂のエリアの紅葉もとても綺麗。
二尊院の紅葉。もっとくわしく見る

宝厳院の紅葉

宝厳院
ここも素晴らしい紅葉景色を誇ります。緑の苔に真っ赤なカエデ。巨大なししくの岩。必見です。
宝厳院の紅葉。もっとくわしく見る

鹿王院の紅葉

「いま西暦1400年の秋です。」と聞けば「はあ、そうですか。」と言ってしまいそうな鹿王院の景色。
なにも現代を感じさせるものがありません。
渡月橋や嵯峨野が人でごったがえしていても鹿王院にはそれほど人は流れてきません。
場所が少し離れているのです。
鹿王院の紅葉
鹿王院の紅葉。もっとくわしく見る

光明寺の紅葉

参道を覆い尽くす光明寺の紅葉は素敵です。
ただ、紅葉シーズンだけ門前の駐車場が1回1000円!などとなっていますので、ご注意を。
光明寺
》 》 光明寺の紅葉もっとくわしく

十輪寺の紅葉

十輪寺
在原業平ゆかりのお寺十輪寺。裏山から見おろす真っ赤な景色が素晴らしい。
十輪寺の紅葉 もっとくわしく見る

勝持寺の紅葉

勝持寺の紅葉
「勝持寺は花の寺ですからモミジはないです」なんてタクシーの運転手さんが話しているのをききました。それはウソ!!
たいへん美しくボリュームのある紅葉の景色が待っていますから、ぜひ訪れてください。
確かに「花の寺」の名前から紅葉がイメージできないからか、光明寺や善峯寺が有名すぎるからか、それほど混んでいたことはありません。ぜひ!
勝持寺の紅葉 もっとくわしく見る

大原野神社の紅葉

大原野神社の紅葉
長い参道は色とりどりの紅葉アーチ。途中には茶店もあります。
恋沢の池のまわりもきれいです。
》 》 大原野神社の紅葉もっとくわしく

浄住寺の紅葉

浄住寺の紅葉
竹の寺と同じく狭い道ばかりの住宅街の奥にあり、観光客はあまり来ません。
まっすぐ登っていく石段に思わずほぉ〜っと溜息の漏れる美しい紅葉の景色があります。
浄住寺の紅葉。もっとくわしく見る!

東寺の紅葉

京都駅から歩いていけてたいへん便利で、世界遺産で、しかも紅葉もきれい。
背景に五重塔がある贅沢な紅葉の景色です。
東寺の紅葉

東寺の紅葉。もっとくわしく

下鴨神社・糺の森の紅葉

12月もだいぶん過ぎてから京都の紅葉のトリを飾る紅葉です。
12万平方メートルの森にケヤキ、ムク、エノキを始めさまざまな樹々がありすべてが色づきます。楓のように鮮やかな景色ではありません。
糺の森の紅葉が終われば京都はもう冬になります。
下鴨神社の紅葉
糺の森の紅葉 もっとくわしく見る

ちなみに『じゃらん(2012年)』の紅葉の満足度ランキングは以下。ぜんぜん参考にはなりませんが。
【京都紅葉満足度ランキング】
1位  亀岡市 保津峡
2位  宇治市 平等院
3位  宇治市 天ケ瀬ダム
4位  京都市 金閣寺
5位  京都市 八坂神社
6位  八幡市 石清水八幡宮
7位  宇治市 宇治川ライン
8位  京都市 東福寺
9位  京都市 清水寺
10位 京都市 円山公園





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妙法院(みょうほういん)

東山七条の妙法院さん。
有名なのは豊臣秀吉が造営した庫裏。豪快な建物です。国宝。
わきのカエデはそれほど大きくない木。
妙法院の紅葉写真

本堂への門が開放されていて、入ることができました。
奥には宸殿と本堂があります。
本堂の御本尊は白い象に乗っている普賢菩薩。
妙法院の紅葉写真

カエデが多いわけではありませんが、バランスよく配置されていて美しいです。
妙法院の紅葉写真


近くの寺社 :智積院

妙法院 交通アクセス

所在地京都市東山区妙法院前側町447
料金春と秋に特別拝観あり
時間9:00~16:00
アクセス京阪電車「七条」下車 徒歩約10分
市バス「東山七条」又は「馬町」下車 徒歩約2分
駐車場なし

ソテツとイチョウが同じ色に紅葉していました・・・。
妙法院


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建仁寺(けんにんじ)Kennin-ji Temple

建仁寺さんは1202年創建、京都で最初の禅寺です。
建仁寺の紅葉

建物の中でも撮影をしてもよいというのが、京都の他のお寺と違う点。
ありがたいです。
俵屋宗達の「風神雷神図」。
建仁寺の紅葉

禅寺らしい掛け軸。
建仁寺の紅葉

潮音庭は360度から愉しめる中庭。紅葉は市内各所より遅めです。
建仁寺の紅葉


こちらは晴れた日の建仁寺さんの紅葉。2013年です。
影がくっきりと出て、カエデも輝きます。
建仁寺の紅葉

水に映る朱。
建仁寺の紅葉

自分の気に入るアングルを探しましょう。2017年。
建仁寺の紅葉

紅葉のピークは12月に入ってから。なので週末でもたいへんな混雑にはなりません。
建仁寺の紅葉

建仁寺の紅葉

大双龍図は108畳分もあるそうです!!
建仁寺の紅葉

建仁寺の天井の龍


近くの寺社 :恵比寿神社・六道珍皇寺

建仁寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 建仁寺へ徒歩で行けるホテルはホテルささりんどう・純和風料理旅館 き乃ゑ・アパホテル<京都祇園>EXCELLENTなど。東大路通りをはさんで他にもたくさんのお宿があります。
チェック 建仁寺に近いお宿をじゃらんで見る
所在地東山区大和大路四条下ル小松町584
料金境内自由/本坊など大人500円
時間10:00~16:00
アクセス京阪電車「祇園四条」下車
駐車場コインパーキングあり(拝観者に1時間無料駐車券を発行してくれます)

2012年の大修復中のころ。
建仁寺の紅葉


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蓮華寺(れんげじ)Renge-ji Temple

蓮華寺の紅葉

山門をくぐるともみじの絨毯が広がっています。
蓮華寺の紅葉

早めの時期はいちょうの黄色。遅めに訪れるとカエデの赤が多くなります。
蓮華寺


蓮華寺は大原街道沿いにある小さなお寺。
江戸時代初期に建てられました。
山門をくぐってすぐのところも、庭園も、もみじの古木がいっぱい。 境内全体の樹々が紅葉していました。

書院に上がってゆっくりとお庭を眺めることができます。
蓮華寺の紅葉


お庭は石川丈山の作ともいわれますが、はっきりとはわからないそうです。
蓮華寺
とてもとても綺麗な庭園です。
蓮華寺の紅葉


さらに書院から出て、スリッパでお庭を渡り本堂へ。
スリッパという履物がなかなかよくて、石畳の凹凸も感じれるし、なによりそーっと歩かなくてはいけないので静かなお寺を楽しむにはちょうどよいように思えました。
蓮華寺
散り紅葉と本堂。

窓に朝の光が差し込む。
蓮華寺の紅葉


蓮華寺は京都市街から少し離れているので、人も比較的少なく、穴場的な雰囲気。得した気分になります。
蓮華寺の紅葉


蓮華寺の青もみじ

洛北の紅葉の名所、蓮華寺さんは初夏の緑の景色もまたとても綺麗です。
蓮華寺

他の観光地から離れていて少し行きにくいですが、タクシーを使ってでも見たい光景といえるのではないでしょうか。
蓮華寺

しっとりと雨が降っていたならさらに綺麗。
JR東海の「雨の日に行きたい京都のお寺」にもランクイン。
蓮華寺
2012年のJR東海「そうだ 京都、行こう。」にも登場しました。
『夏が来る前に、考えたり感じたりすべきことは多いのです。』

この緑が秋にはさまざまな色に変わります。》 》 蓮華寺の紅葉
蓮華寺

傘をさしてスリッパで本堂へ渡るのですが、つるつる滑って池にはまりそうになります。
蓮華寺



門前の景色。比叡山が雨に白く煙っています。
この道の先は八瀬や大原へと続いています。
蓮華寺


近くの寺社 :三宅八幡

蓮華寺

所在地 京都市左京区高野八幡町1
料金大人400円
時間9時〜17時
アクセス市バス・京都バス「上橋」(かんばし)バス停下車徒歩すぐ
叡電本線 三宅八幡駅下車 徒歩10分
駐車場6台分ほどあり


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清閑寺(せいかんじ)Seikan-ji Temple

歌の中山清閑寺は隠れた紅葉の名所
清閑寺の紅葉

清水寺が観光客でにぎわっていても、こちらは静かなものです。
まず見えてくるのは六条天皇陵。
清閑寺の紅葉


六条天皇陵を過ぎてさらに石段を登ります。
清閑寺の紅葉

こぢんまりした境内には赤いカエデがたくさんあります。
清閑寺の紅葉


清閑寺の紅葉

清閑寺は802年に紹継法師が創建したお寺。
平家物語の悲恋で知られる高倉天皇と小督局ゆかりのお寺でもあります。
清閑寺の紅葉

西郷隆盛が密談をした場所でもあります。
清閑寺

要石からは京都市街が少しだけ見下ろせます。
清閑寺

京都タワーもちょっとだけ見えます。
清閑寺から見る京都の景色

苔がみずみずしい。
清閑寺


近くの寺社 :清水寺

清閑寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 清閑寺を訪れるなら清水寺周辺のホテルや旅館に宿泊すると便利です。「京都東山荘」や「京都きよみず 花京か」などがあります。
チェック 京都東山荘
所在地東山区清閑寺歌の中山町3番地
料金志納
時間8:00~16:00(閉まっていることもあります)
アクセス京阪バス「清閑寺 山ノ内町」下車 徒歩約10分
駐車場予約をすれば停めさせてもらえるようです。


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金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)Konkaikomyo-ji Temple

金戒光明寺は京都のひとには「くろ谷さん」といったほうがよく通じます。
金戒光明寺

知り合いのおばちゃんも「くろ谷さんやったらわかるけど、こんかいこうみょうじゆうてもどこやらわからへん」と言ってました(笑
金戒光明寺は幕末には京都守護職に任命された会津藩主松平容保が本陣を置いたところ。
金戒光明寺

新撰組ゆかりの地としても有名です。
金戒光明寺

新選組局長近藤勇が松平容保に謁見した部屋も見ることができます。

金戒光明寺は建物も大きくお城のような雰囲気で、樹々も少なめな印象ですね。

特別公開の「紫雲の庭」を見ることができました。
もみじの艶やかな池の周りをひと回り。
金戒光明寺

桜と紅葉の競演も見られます。
金戒光明寺


アフロ仏がちょっと有名です。
そばで観光ガイドさんが説明していました。
「お寺の方に教えてもらいました。修行のしすぎで髪が伸び、もともと天然パーマだったので頭でっかちになってしまったそうです。」
又聞きなのでホントかどうかはわかりません。
金戒光明寺
アフロ仏は「五劫思惟像」という仏様です。

アフロ仏の向こうには2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のお江さんの供養塔が見えます。

近くの寺社 :岡崎神社

金戒光明寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 金戒光明寺を訪れるなら北門から近い吉田山の中腹にある吉田山荘に泊まるとよいでしょう。
吉田山荘は元東伏見宮家別邸として建造された裏菊紋の格式の高さが偲ばれるお宿。
静寂な吉田山中で伝統の京懐石をいただけば、素敵な大人の京都旅となることでしょう。
吉田山荘はこども連れでは泊まれないので、静かな夜が約束されるはず。

南側の丸太町通りに出れば、ホテル平安の森京都があります。
平安の森京都に泊まれば、平安神宮・永観堂・南禅寺などに行くのにも便利です。
所在地 京都市左京区黒谷町121
料金境内自由(御影堂・大方丈・庭園あわせて 大人600円)
時間9:00~16:00(受付終了)
アクセス市バス「岡崎道」下車、徒歩10分
駐車場秋の特別公開期間中は駐車できません

金戒光明寺 秋の特別公開

金戒光明寺「紫雲の庭」が特別公開。鮮やかな紅葉と池が美しい調和を見せる回遊式庭園と白砂と杉苔の枯山水庭園。
寺宝もたくさんあります。運慶の作といわれる文殊菩薩像や吉備真備ゆかりの吉備観音像。トリッキーなふすま絵「虎の襖絵」は虎が何頭描かれているかご自分の目でご確認ください。伊藤若冲筆の「群鶏図」屏風も必見です。

また巨大な山門楼上内部が特別公開されます。山門は江戸時代末期の建物で、2013年に修復が終わりました。天井には迫力の「蟠龍図(ばんりゅうず)」が描かれました。南禅寺山門ほどの高さはありませんが、景色もなかなかです。

以下は2017年の情報。
秋の特別公開 11月10日~12月3日
御影堂・大方丈・庭園:大人600円
山門:大人800円

夜間拝観はありません。

会津藩殉難者墓地にも赤いカエデ。
金戒光明寺


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妙満寺(みょうまんじ)Myoman-ji Temple

岩倉の妙満寺さんの境内には真っ赤なカエデがあり、大きな仏塔や本堂にも負けない存在感があります。
妙満寺の紅葉

この時期に雪の庭に入ったことはないのですが、カエデはなかったような気がします。
妙満寺の紅葉


比叡山がくっきりと見えて晴れやかな景色。
妙満寺の紅葉


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真山碊観音寺(かけかんのんじ)Kake-kannon-ji Temple

京都洛北、八瀬の山肌に建っている真山碊観音寺はがけの観音とも呼ばれています。
小さなお寺です。
碊観音寺の紅葉


碊観音寺の紅葉

その昔、平治の乱に敗れた源義朝が東国へ落ちのびるときに誤って崖から転落したのですが、怪我もなく無事でした。
これを観音さまの慈悲とし、大岩に矢じりで観音を彫り、源氏再興を祈願したということです。
小さな観音堂にカエデが覆いかぶさっています。
真山がけ観音寺

別の年の写真。ちょっと見頃を過ぎました。
碊観音寺の紅葉


近くの寺社 :養福寺

真山碊観音寺 交通アクセス

所在地京都市左京区八瀬野瀬町
料金境内自由
時間日中
アクセス叡山電鉄「八瀬比叡山口」より徒歩
京都バス「八瀬駅前」、または「八瀬甲ヶ渕」下車
駐車場なし
35.06972273373,135.810574293

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醍醐寺(だいごじ)Daigo-ji Temple

醍醐寺
豊臣秀吉の「醍醐の花見」でも有名な醍醐寺世界文化遺産
200万坪以上の広大な境内をもつお寺です。
そして、京都でもダントツの桜の名所
ありえないほど巨大な枝垂桜がドカドカと立っていて、圧倒されてしまいます。

仁王門。
醍醐寺

五重塔。
五重塔は951年、醍醐天皇の菩提を弔うために建立されました。
国宝で、応仁の乱による焼失も免れた、京都最古の木造建築です。
醍醐寺

金堂のかたわらにも巨大な白い枝垂桜。
醍醐寺のしだれ桜

清龍宮本殿。
醍醐寺


霊宝館のしだれ桜は必見です。
醍醐寺霊宝館のしだれ桜

もう、大きすぎて写真には収まりません。
醍醐寺

全体を写そうとすると写真が小さくなってしまいます。
醍醐寺

ソメイヨシノの古木ももうれつな勢いで花を咲かせています。
醍醐寺霊宝館のしだれ桜

『地球に、ポッと桜色になっているところがあるとしたら... 京都です。』
『見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。』
JR東海CM「そうだ 京都、行こう。」には1995年と2009年に登場。
醍醐寺

霊宝館の周りにも巨木がたくさん。
醍醐寺霊宝館のしだれ桜


醍醐寺

三宝院の門を入ったところの桜も見事。
醍醐寺

(三宝院の庭園はさすが太閤秀吉!というかんじのダイナミックなお庭。ただ、桜はあまりありません。写真撮影は禁止になっています。)
醍醐寺

三宝院の敷地内の憲深林苑では桜に囲まれてのんびりお茶を。
醍醐寺

醍醐寺の桜を無料で楽しむ方法。

醍醐寺の紅葉

桜のイメージが強い世界遺産醍醐寺ですが、紅葉もなかなか素敵なところです。
醍醐寺

醍醐寺

広い醍醐寺境内の中で紅葉の見どころは弁天堂のある林泉。
池に映るカラフルな樹々と弁天堂が美しいです。
カエデばかりでなくドウダンツツジも多いです。
醍醐寺

原色を塗りたくった油絵のような景色。
醍醐寺

この時期は五重塔付近にはあまり人は来ません。カエデがないのでちょっと殺風景なのです。
上の二層だけが夕日を浴びています。
醍醐寺


桜の頃のように混雑しないのでゆったりとした時間が流れているように感じます。
醍醐寺

醍醐寺


醍醐寺の境内は広いので、紅葉の進み具合もまちまちです。
金堂の辺りは緑の葉も多いのに、弁天堂まで来ると見頃終盤といったかんじ。
醍醐寺

やはり絵になるのは弁天堂と池のまわりの紅葉です。
カエデとドウダンツツジが鮮やかな色づきを見せています。
醍醐寺


池のまわりはぐるっと一周散策することができます。
真っ赤なトンネルの中を歩きます。
(2011年12月5日撮影)
醍醐寺

さらに紅葉の美しい三宝院の庭園もあります。
こちらは写真撮影ができません。ぜひ良い時期に足をお運びください。

醍醐山全域が境内の醍醐寺。山上は上醍醐、山下は下醍醐で堂塔は80以上もあります。
真言宗醍醐派の総本山にして世界文化遺産。
上醍醐には薬師堂や五大力堂(五大明王像が安置されています)が。
下醍醐には座主が居住している三宝院や、ご本尊の薬師如来を安置する金堂、五重塔などがあります。

醍醐寺五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)

醍醐寺の五大力さんの日には、たくさんの人が訪れます。
災難盗難除けのお守り「五大力尊御影」を買うことができるのはこの日いちにちだけ。
御影は、7日間に渡って大勢のお坊さんに祈祷された五大力尊の分身です。
醍醐寺の五大力尊仁王会

小雨が降っていて、参道の足元は信じられないくらいベチョベチョ。
長靴は必須・・・。
醍醐寺の五大力尊仁王会

パワースポット醍醐寺でパワー比べ

金堂前ではお昼から「餅上げ力奉納」が行われます。
女子は90キロ!男子は150キロ!
醍醐寺の五大力尊仁王会

もちもちいんが浮かない顔をしています。
醍醐寺の五大力尊仁王会

・・・応援だけじゃなくて、自分もチャレンジしなければいけないようです。
大注目を浴びながら、お餅はビクともしませんでした。(手が短い)
醍醐寺の五大力尊仁王会

さて本番。
鏡餅が台を離れるとストップウォッチがスタート!
醍醐寺の五大力尊仁王会
チャレンジしてもお餅はビクともしない人もけっこう多いです。
紅白のお餅を持ち上げる様子はどちらかというと滑稽な姿。
成功してもしなくても辺りはほのぼのした空気に包まれています。

こちらのお餅は、なでなでして健康長寿を祈願。
雨なのでベチョベチョしていますが。
醍醐寺の五大力尊仁王会


不動堂の前では、大勢の行者さんたちが火を囲んで柴灯護摩供を行っています。
醍醐寺の五大力尊仁王会

炎がうねうね、白い煙がもくもく。
醍醐寺の五大力尊仁王会


近くの寺社 :一言寺

醍醐寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 醍醐寺を訪れるなら宿泊は「京都山科ホテル山楽」がおすすめ。 地下鉄山科駅そばにあり、醍醐寺まで地下鉄で1本。名神京都東インターからは車で3分の位置にあります。
チェック 京都山科ホテル山楽
所在地 京都市伏見区醍醐東大路町22
料金三宝院600円、伽藍(金堂・五重塔 等)600円、霊宝館600円、上醍醐600円など
アクセス地下鉄醍醐駅より徒歩10分または醍醐コミュニティバス4号路線「醍醐寺前」下車すぐ。
駐車場有り(約100台分) 普通車700円


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興聖寺(こうしょうじ)Kosho-ji Temple

興聖寺

新緑の宇治興聖寺さんへ。
観流橋を過ぎると参道入り口の総門です。
興聖寺

青もみじに包まれる参道「琴坂」。
脇を流れる谷川のせせらぎが琴の音に例えられています。
興聖寺

興聖寺のサツキ

楼門をくぐると前庭のつつじやさつきが綺麗です。
興聖寺

興聖寺

清々しい石組みの庭園。
興聖寺



興聖寺さんの雨の日の青もみじ。
興聖寺

門を額縁にして琴坂を振り返る眺め。
「雨の日に訪れたい京都のお寺8選」にも選ばれた風景です。
興聖寺

カエデが雨に濡れて、いっそう深い緑色を見せています。
興聖寺



興聖寺と琴坂の紅葉

興聖寺

宇治の興聖寺さんは紅葉の名所
興聖寺

楼門へと登る琴坂の両側から色づいたカエデが覆いかぶさります。
その光景は宇治十二景の一つに数えられています。
興聖寺 琴坂 紅葉

坂を登りきり、楼門をくぐってから振り返ると、琴坂の紅葉が白い額縁にはまって見えます。
興聖寺

琴坂のカエデは京都市内よりも少し遅れて染まります。
坂の上と坂の下、右側と左側では紅葉の進み方がずいぶんと違い、見頃が難しいです。
12月を過ぎても坂の下のほうは緑のカエデが多いです。
興聖寺 琴坂 紅葉

こちらは12日前の琴坂の紅葉。坂上の北西側は真っ赤です。2週間以上の差がありそうですね...。
興聖寺 琴坂 紅葉

楼門を抜けるともう紅葉はなく、冬晴れの清々しい景色。
興聖寺 琴坂 紅葉


三面大黒天がいい味を出しています。赤ら顔と白い顔と青い顔がカラフル。
興聖寺

本堂は伏見城の遺構で、血の手型、足型がついた板がそのまま天井に張られています。
いわゆる「血天井」です。
事件現場のように白で囲んであるので、わかりやすいです。
興聖寺




近くの寺社 :宇治神社・宇治上神社

興聖寺 交通アクセスなど

所在地 京都府宇治市宇治山田27-1
料金境内自由(本堂拝観:志納・要予約)
時間9〜16時
アクセス京阪宇治駅より徒歩約10分ほど
駐車場参拝者用駐車場あり 500円


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厭離庵(えんりあん)

厭離庵さんは清涼寺から祇王寺へ向かう道の路地奥にあります。
表に「紅葉見頃」の看板が出ていたら、ぜひ入ってみましょう。
厭離庵

厭離庵の紅葉

厭離庵は藤原定家が百人一首を編纂した山荘「時雨亭」の旧跡とされるところ。
厭離庵

緑の苔が散りもみじで覆われています。
厭離庵の紅葉

厭離庵の紅葉

ほの暗くて心が落ち着きます。
厭離庵

厭離庵の紅葉

赤い印象がずっと残ります。
厭離庵の紅葉


近くの寺社 :清涼寺・宝筐院

厭離庵 宿泊案内と交通アクセス

厭離庵など嵯峨野を巡るなら、お宿は嵐山辨慶らんざんがおすすめです。
目の前は大堰川、その向こう岸に名勝「嵐山」、渡月橋もすぐ近く。
ただし紅葉シーズンは早めの予約が必要です。
所在地 京都市右京区嵯峨ニ尊院門前善光寺山町2
TEL075-861-2508
料金大人500円(公開は11月のみ)
時間9:00~16:00
アクセス市バス、京都バス大覚寺行 嵯峨釈迦堂前より徒歩5分
駐車場なし
35.02300295113676,135.67080974

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天龍寺の塔頭、妙智院さんの紅葉景色。
天龍寺妙智院の紅葉

西山艸堂がお休みの日でしたので、通り抜けはできませんでした。
天龍寺妙智院の紅葉

カエデとイチョウと南天と。
天龍寺妙智院の紅葉


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青蓮院(しょうれんいん)Shoren-in Temple

門跡寺院の青蓮院は、平安時代より皇室とゆかりが深く、一時仮御所になっていたこともあり、格式が高いお寺です。
延暦寺三門跡のひとつ。
青蓮院

青蓮院


気品のある庭園を包み込む紅葉が素敵です。
青蓮院


近くの寺社 :知恩院・粟田神社

青蓮院 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 青蓮院を訪れるなら、宿泊は徒歩で行ける「ウェスティン都ホテル京都」や「白川庵」がおすすめ。
白川庵は大正時代の町家を宿にしたもので、一日一客だけの贅沢な時間を過ごせます。
チェック 京都 東山三条 白川庵ウェスティン都ホテル京都
所在地 京都市東山区粟田口三条坊町69-1
料金大人500円
時間9:00〜17:00(16:30受付終了)
※春・秋に夜間ライトアップを開催。
アクセス京都市バス5・46・100系統 「神宮道」下車 徒歩3分
地下鉄東西線 「東山駅」下車 徒歩5分
円山公園から徒歩10分 知恩院北隣
駐車場なし
35.007309,135.7831615

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安楽寺(あんらくじ)Anraku-ji Temple

哲学の道よりもさらに山際にある鹿ヶ谷の安楽寺さん。
ツツジやサツキの頃に土日祝日だけ公開されています。
かやぶきの山門の中に見えるピンクがサツキ。
京都 安楽寺のサツキ

暑い日が多かったので、早く見頃が終わってしまったとお寺の方がおっしゃっていました。
この日は公開の最終日。でもまだ綺麗な花がたくさん咲いています。
京都 安楽寺のサツキ

京都 安楽寺のサツキ

本堂から振り返るお庭。
京都 安楽寺のサツキ

京都 安楽寺のサツキ

緑の多い涼しげな景色がいっぱいです。
京都 安楽寺のサツキ

京都 安楽寺のサツキ

京都 安楽寺のサツキ
お寺の中にあるカフェも評判がいいです。





安楽寺の紅葉

茅葺きの山門前のカエデがきれいな安楽寺さん。
東山の陰にあるのでカエデの色づきは遅いです。
安楽寺

朝の山門。
安楽寺

安楽寺さんは哲学の道より一本山際の、通称「隠れ道」に面しています。
普段は非公開。
季節の花の見頃にだけ公開されるお寺です。
紅葉の時期の拝観は11月から12月のはじめまで。
安楽寺


書院に上がって中のお庭をゆっくりと眺めることができます。
安楽寺は、浄土宗開祖法然上人の弟子の住蓮と安楽の菩提を弔うお寺。
後鳥羽上皇の女官、鈴虫姫と松虫姫を出家させたことが上皇の怒りを買い、 住蓮上人は近江国馬淵で、安楽上人は京都六条河原で斬首されたそうです。
安楽寺

夕暮れに山門の外を振り返ればこんな景色。
西日を受けて燃え立つようです。
安楽寺


哲学の道の奥の山裾に建つ安楽寺さん。
紅葉のピークはとても遅いお寺です。特別拝観の期間はもう終わり、拝観はできないのですが、風の強い夜のあとの朝には美しい散り紅葉の景色を見ることができます。
安楽寺の紅葉

たぶん毎日石段は掃いておられますので、一晩で散ったフレッシュなカエデの葉ばかり。
安楽寺の紅葉

毎日犬の散歩で門前を通るというお母さんも「今日はきれいやねえ。絵のようやねえ。」と見上げておられました。
安楽寺の紅葉


安楽寺の雪景色

安楽寺さんに雪。
山門には「拝観謝絶」の札がかかっています。
拝観するには春まで待たねばなりません。
安楽寺


近くの寺社 :法然院・霊鑑寺

安楽寺 宿泊案内と 交通アクセス

【宿泊案内】ホテル平安の森京都なら、安楽寺まで歩いて10分ちょっと。京都岡崎界隈や銀閣寺・永観堂・南禅寺・金戒光明寺・平安神宮などを散策して回るのにも最適なホテル。自転車貸出プランもあり。
チェック ホテル平安の森京都
所在地 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21
料金大人500円
時間9:30〜16:30
アクセス市バス真如堂前から北東へ徒歩10分。
駐車場なし
35.02157959432658,135.7967233657

特別拝観が終わって、また少し散りの進んだ山門前。
安楽寺 紅葉


秋が終わればまた「拝観謝絶」の札がかかります。
安楽寺


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宝筐院(ほうきょういん)

宝筐院さんの散りもみじはまるでメルヘンの国のよう。
宝筐院

色の混ざり具合がファンタジー。
宝筐院

宝筐院は京都嵯峨野の臨済宗のお寺。
紅葉の美しさは有名です。
お寺の入り口はあまり目立ちませんが、中は奥行きがあり、別世界です。
宝筐院

黄色が鮮やかなこの1本が散り紅葉のインパクトの一因。
宝筐院


かたすみには楠木正行と足利義詮の供養塔。
南北朝の敵同士が並んで眠っています。
宝筐院


近くの寺社 :清涼寺

宝筐院 宿泊案内と交通アクセス

宝筐院など嵯峨野を巡るなら、お宿は嵐山辨慶らんざんがおすすめです。
目の前は大堰川、その向こう岸に名勝「嵐山」、渡月橋もすぐ近く。
紅葉シーズンは早めの予約が必須。
所在地 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9
料金大人400円
時間9:00〜16:00
アクセス市バスまたは京都バス 「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩3分
駐車場なし
35.02251971549185,135.673556327819

宝筐院

宝筐院

宝筐院

お堂から見る紅葉。
宝筐院

風が吹くとハラハラと散ります。
宝筐院

境内は色鮮やかなカエデばかりです。
宝筐院


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地蔵院(じぞういん)

洛西の竹の寺地蔵院さんは紅葉も素敵。
まわりの道も細いので団体さんも来ませんから、混雑はしないようです。
いつでも薄暗くて中を期待させてくれる山門。
地蔵院のもみじ

木漏れ日が気持ちのいい参道。
お堂の左手にカエデが密集しています。
地蔵院のもみじ

竹をバックに幻想的なカエデの色。
陽が当たるとキラキラと輝きます。
地蔵院のもみじ

見上げる空もきれい。
地蔵院のもみじ
もちろん竹の寺は青もみじの頃も格別です

近くの寺社 :苔寺・鈴虫寺・浄住寺

地蔵院 交通アクセス

所在地西京区山田北ノ町23
料金大人600円
時間9:00~16:30
アクセス京都バス「苔寺鈴虫寺」下車 徒歩3分
駐車場2台分だけあり(無料)。
34.99043526784868,135.68598031997

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妙心寺大法院(みょうしんじだいほういん)

妙心寺大法院さんのお庭は小さいいわゆる「路地庭園」と呼ばれるもの。
妙心寺大法院

茶の湯の文化にゆかりの深いお庭です。
11月最後のこのお庭は散り紅葉が杉苔に積もり、素晴らしい光景になります。
妙心寺大法院

大法院は真田幸村の兄で松代藩主であった真田信之の菩提寺。
普段は非公開です。
妙心寺大法院

妙心寺大法院

屋根に積もるカエデの赤。
妙心寺大法院

隙間から見えるカエデの赤。
妙心寺大法院

拝観料にお抹茶代も含まれていますので、しばらくするとお茶とお菓子が出てきます。
妙心寺大法院


妙心寺大法院 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 妙心寺を訪れるなら、宿泊は妙心寺の東隣のお宿「花園会館」がたいへん便利です。
窓から妙心寺の伽藍が見おろせるお部屋も。
チェック 花園会館
所在地京都府京都市右京区花園大薮町20
料金大人600円(御抹茶付き)
時間9:00〜16:00(春(4月10日〜5月10日)と秋(11月1日〜12月4日)特別公開)
アクセス嵯峨野線「花園駅」から徒歩5分
市バス「妙心寺」下車すぐ
駐車場妙心寺無料駐車場を利用
35.02408363142,135.718156099

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毘沙門堂(びしゃもんどう)Bishamondo Temple

毘沙門堂さんは2013年にお堂の修理が終わり、それを記念して初めてのライトアップが行われました。
毘沙門堂

仁王さんも普段は少し暗いところにおられますが、明るくキリッとしておられます。
毘沙門堂

ふすま絵の多くはトリックアート。いろいろ面白い趣向がこらされています。
が、説明を聞かないとなんのことやらわからないかも。
毘沙門堂

北側の晩翠園。観音堂が開いているのを見たのは初めて。
毘沙門堂

一番美しいのは本堂裏手から眺める弁天堂でしょう。
カエデやドンダンツツジなど赤い葉っぱに彩られた弁天堂は昼間もきれいですが、夜はぐっと迫力を増すようです。
毘沙門堂

毘沙門さんまでの道は静かな静かな住宅街なので、夜間拝観の開催には住民の反対もかなりあったようです。


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北野天満宮(きたのてんまんぐう)

北野天満宮の境内には御土居があり、紅葉がたいへん綺麗です。


御土居は豊臣秀吉公が京都をぐるっと取り囲むように造った土塁。
北野天満宮の紅葉

北野天満宮の西側の御土居一帯には250本のカエデがあり、紙屋川沿いを紅葉を見ながら散策できるようになっています。
大量のカエデと大量の散り紅葉に圧倒されます。
北野天満宮の紅葉

北野天満宮の紅葉

北野天満宮の紅葉

北野天満宮の紅葉

北野天満宮の紅葉

北野天満宮の紅葉

こどもたちは落葉拾い?それとも、どんぐり拾い?
北野天満宮の紅葉


北野天満宮の紅葉


近くの寺社 :大将軍八神社・平野神社

北野天満宮 交通アクセス

所在地 京都府京都市上京区馬喰町
料金境内自由、もみじ苑は大人600円(お茶菓子付)
時間夏 5時〜18時
冬 5時半〜17時半
アクセス京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ
駐車場大きな駐車場あり。1時間無料。(25日の縁日はNG)


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清浄華院(しょうじょうけいん)

御所の東、清浄華院さん。法然上人を祀る大殿のかたわらには大きな赤いカエデがあります。
清浄華院の紅葉

日当たりが良さそうで、鮮やかな赤です。
清浄華院の紅葉
清浄華院は860年、慈覚大師円仁が宮中に禁裏内道場として建立したのが始まりとされ、現在地に移ったのは豊臣秀吉の時代。

近くの寺社 :廬山寺

清浄華院 交通アクセス

所在地上京区寺町通広小路上ル北ノ辺町395
料金お心持ち
時間9:00~16:30
アクセス京都市バス 府立医大病院前下車 徒歩5分


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