真如堂(しんにょどう)Shinnyodo Temple
真如堂さんの御利益は「極楽往生」。正式には真正極楽寺といいます。真如堂の紅葉


三重塔、本堂のまわりはイロハモミジやカエデ、イチョウ、ハナノキ、どうだんつつじなどの色が入り混じってとても美しいです。




本堂前。近くの保育園のこどもたちがお散歩。


2010年はJR東海のCMで金戒光明寺が紹介されているので、続きに訪れる人もいて、一段と人出が多いようです。
拝観料が要らないこともあってか、境内はたくさんの人が思い思いに歩き回っていました。
ただ、苔の上には踏み込まないようにしたいものです。
真如堂の敷き紅葉
12月を過ぎて真如堂境内のカエデが見頃過ぎになると、参道わきや本堂裏の敷き紅葉が見頃になります。この頃になるともう紅葉見物のお客さんはあまりいませんし、駐車スペースもいつものように開放されますから、訪れやすいと思います。

石段の両側の敷き紅葉。

鐘楼のカエデはまだ見頃。

本堂裏。カエデの影がウネウネと伸びます。

心落ち着く光景です。

真如堂の桜
真如堂には桜の木が約70本。紅葉のほうが有名なので、桜のころは少し落ち着いて見ることができるかもしれません。

本堂前の桜。

三重塔の隣の大枝垂桜。塔を背景にして見上げると迫力があります。


鐘楼の向こうも桜でいっぱい。

ピンクの濃い八重桜もあります。

門前の春日局お手植えのたてかわ桜。

法伝寺さんも桜でいっぱいです。


花が密集してまるでアジサイのようです!

真如堂の八重桜
枝垂桜もソメイヨシノも散り、モミジの新緑のまぶしい真如堂さん。
新緑を楽しむなら参道右側の道を選択しましょう。


レンゲやシャガもたくさん咲いています。

そんな中で、八重桜が美しく咲いています。
特に鐘楼の回りの八重桜が素敵です。

鐘楼は墓地に囲まれていますが、心落ち着く景色です。

門前の法伝寺さんにも八重桜。

真如堂縁起絵巻は1524年に完成した絵巻物で、応仁の乱のときに足軽が堂舎に乱入する迫力あるシーンが有名です。
真如堂の青もみじ
初夏の真如堂さんの青もみじ。
ご近所の方がお詣りしたり散歩したり。落ち着いた雰囲気の境内です。
三重塔のまわりをカエデを始めとしていろいろな緑の葉っぱが包み込んでいます。

本堂まわりもたくさんのカエデ。菩提樹や沙羅の樹もあります。

本堂の裏がこれまた素敵な緑の空間です。

真如堂のあじさいと夏椿
真如堂さんの鐘楼のまわりにはぐるりとあじさいが植えられています。

日陰が多い東側がよく咲いています。

本堂のかたわらでは菩提樹が大きな日陰を作っています。
黄色い小さい花がたくさん咲いています。

そして沙羅双樹が白い花を咲かせています。


夏の終わりの真如堂
夏の終わりの真如堂。カエデで覆われた頭上からはツクツクボウシの蝉時雨!

百日紅もすこし咲いています。

お隣の西雲院さん(金戒光明寺の塔頭)にも大きな百日紅があります。
なんだかすっかり秋の空。

西雲院の向こうは金戒光明寺のお墓。
三重塔があり、見晴らしもよいところです。

屋根のあいだから京都タワーや平安神宮の大鳥居も。

真如堂の萩
初秋の真如堂さん。カエデの色づきも少しだけ始まっています。


ところどころで少しずつ萩が咲いていました。


三重塔を彩る萩。

朝顔も咲いていました。
例年話題だった「ヘブンリーブルー」のほうは今年は不作だったそうです。
(撮影 2011年10月6日ほか)

近くの寺社 :金戒光明寺
真如堂 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 真如堂を訪れるなら歩いてすぐの吉田山の中腹にある「吉田山荘」に泊まるとよいでしょう。吉田山荘は元東伏見宮家別邸として建造された裏菊紋の格式の高さが偲ばれるお宿。
静寂な吉田山中で伝統の京懐石をいただけば、素敵な大人の京都旅となることでしょう。
吉田山荘はこども連れでは泊まれないので、静かな夜が約束されるはず。
所在地 | 京都市左京区浄土寺真如町82 |
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料金 | 境内自由(本堂拝観は500円) |
時間 | 9〜16時 |
アクセス | 市バス「錦林車庫前」または「真如堂道」下車、徒歩10分 |
駐車場 | 参拝者用無料駐車場あり(紅葉の時期は閉鎖) |

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