en6_head.jpg

京都 花の寺社 一覧

真山碊観音寺(かけかんのんじ)Kake-kannon-ji Temple

京都洛北、八瀬の山肌に建っている真山碊観音寺はがけの観音とも呼ばれています。
小さなお寺です。
碊観音寺の紅葉


碊観音寺の紅葉

その昔、平治の乱に敗れた源義朝が東国へ落ちのびるときに誤って崖から転落したのですが、怪我もなく無事でした。
これを観音さまの慈悲とし、大岩に矢じりで観音を彫り、源氏再興を祈願したということです。
小さな観音堂にカエデが覆いかぶさっています。
真山がけ観音寺

別の年の写真。ちょっと見頃を過ぎました。
碊観音寺の紅葉


近くの寺社 :養福寺

真山碊観音寺 交通アクセス

所在地京都市左京区八瀬野瀬町
料金境内自由
時間日中
アクセス叡山電鉄「八瀬比叡山口」より徒歩
京都バス「八瀬駅前」、または「八瀬甲ヶ渕」下車
駐車場なし
35.06972273373,135.810574293

このページをシェアする

八瀬天満宮社(やせてんまんぐうしゃ)Yase tenmangusha Shrine

八瀬天満宮は、367号線から少し山手に外れたところにある菅原道真を祭神とする神社。
比叡山につながる登山道「八瀬坂」の起点となっています。
八瀬天満宮社

八瀬天満宮の紅葉は全体に黄色系です。
八瀬天満宮社

天満宮なので、牛がいます。
八瀬天満宮

参道を振り返ると、向こうの山も綺麗です。
八瀬天満宮社


近くの寺社 :九頭竜大社

八瀬天満宮 交通アクセス

所在地京都府京都市左京区八瀬秋元町639
料金境内自由
時間日中随時
アクセス京都バス17・18「ふるさと前」下車徒歩約2分
駐車場あり

八瀬天満宮


このページをシェアする

源光庵(げんこうあん)Genko-an Temple

室町時代に創建された鷹峯源光庵は紅葉の名所として知られています。
源光庵

特に、源光庵の本堂にある「悟りの窓」「迷いの窓」のふたつの窓に切り取られたお庭の紅葉は絵画のような完成度です。
源光庵

源光庵


天井を見上げれば、血でついた手形足形が残り、不思議な精神状態になります。
源光庵の紅葉, 悟りの窓と迷いの窓


見る角度、お天気、色づきのタイミングによって様々な絵になります。
ずっと眺めていたいが、どんどん人が来るのでそうもいかない。
源光庵

2014年にはそうだ京都行こうのポスターにもなりました。(1995年にも)
「紅葉が、宇宙や人生の話になってしまうとはね。」
鷹峯 源光庵の紅葉

大きな夫婦山茶花も見頃です。
源光庵


近くの寺社 :光悦寺・常照寺

源光庵 宿泊案内と交通アクセス

源光庵や光悦寺を訪れるなら、お宿は歩いてすぐの然林房がおすすめ。
然林房は清澄な大気と清流、そして京料理が評判の京都北山鷹ヶ峰の歴史ある料理旅館。 2011年4月リニューアルして綺麗になりました。
チェック 四季育む宿 然林房
所在地京都市北区鷹峯北鷹峯町47
料金大人400円
時間9:00~17:00
アクセス市バス「鷹峰源光庵前」下車徒歩1分
駐車場無料駐車場あり


このページをシェアする

栄摂院(えいしょういん)Eisho-in temple

栄摂院は1589年創建の金戒光明寺の塔頭で、金戒光明寺から真如堂に向かう途中にあります。
わたしも最初は知らずに入ってみたのですが、 中に広がる景色のあまりの美しさに息をのみました。

真っ赤なもみじと黄色いもみじが風ではらはらと散り、奥の阿弥陀如来には木漏れ日が当たっています。
金戒光明寺 栄摂院の紅葉

地面には散ったもみじの葉が一面に。
栄摂院

今年もたくさんの京都紅葉スポットを回りましたが、忘れられないベストの光景となりました。
栄摂院

縁側に腰掛ければいつまでもその場を離れられません・・・。
栄摂院


金戒光明寺 栄摂院の紅葉


近くの寺社 :真如堂・岡崎神社

金戒光明寺 栄摂院

所在地京都府京都市左京区黒谷町33
料金志納
時間午前7時〜午後5時(ただし法事のある日は閉まります)
アクセス京都市バス「岡崎道」下車徒歩10分
駐車場なし


このページをシェアする

観智院(かんちいん)

東寺の境内北側にある別格本山の観智院さん。
三門をくぐるとすぐに立派な枝垂梅があります。
東寺観智院

客殿は国宝で、ふすま絵は宮本武蔵の筆。
観智院には宮本武蔵が何年か隠れ住んでいたのだそうです。
東寺観智院

1本だけですが、線が太く存在感があります。
東寺観智院

そばの橋の上では、亀をのぞきこんでいるひと多数。
東寺観智院

東寺観智院


近くの寺社 :六孫王神社

東寺観智院 交通アクセス

所在地京都市南区八条大宮西入ル九条町403
料金通常非公開(ときどき特別拝観があります 大人500円)
時間9:00〜17:30
アクセス近鉄東寺駅下車徒歩10分
JR京都駅徒歩15分
市バス「九条大宮」、「東寺東門前」下車
駐車場東寺の有料駐車場を利用(600円)


このページをシェアする
世界遺産「醍醐寺」の桜は素晴らしいのですが、料金設定が京都のお寺の中ではとても高いので、ブルジョアの方でなければ、何回も足を運ぶ訳にはいきません。
駐車場1000円+境内600円+三宝院600円+霊宝館600円+上醍醐入山料600円・・・となると、人数分の料金を計算するのが怖いです。(料金体系変更あり。くわしくは公式サイトでご確認ください。)

近所のひとのことば。。
「世界遺産になったころから、おかしなってきましてん。昔は醍醐寺いうたら遠足や写生会に行くところやったんですけど。」

というわけで、今回は無料で鑑賞できる醍醐寺の桜をご案内します。

まずは南側からちょっとのぞいてみた図。 生け垣ですので、覗けるところはあります。
醍醐寺

醍醐寺報恩院(だいごじほうおんいん)

醍醐寺報恩院
駐車場のそばの塔頭、報恩院は拝観自由です。
駐車場を利用しないひとはあまり知らないかもしれません。
モーレツに見事な桜ですが、近年は老齢のため勢いがなくなってきました。
(雨が降ると地面は池のようになるので、長靴が要るかも。)
醍醐寺報恩院

その南にもピンクの塊が見えます。
醍醐寺報恩院

こちらもすごい枝垂桜群ですが、近づくことはできません・・・。
醍醐寺報恩院


さて、総門から仁王門に向かって参道を歩けば、たくさんの桜に出会えます。
平日の朝の開門前でもたくさんの人が歩いています。
醍醐寺報恩院

仁王門前にも大きな桜。
醍醐寺

霊宝館の桜もとても背が高いので、よく見えます。
醍醐寺

醍醐寺

こちらは霊宝館の西側の道。
醍醐寺

見上げればソメイヨシノの天井。
醍醐寺


三宝院の桜も塀からはみだして見えます。
醍醐寺


北側の塔頭の理性院まで来るともう観光客はおらず、普段の朝というかんじです。
醍醐寺理性院


醍醐寺のあたりは山科川を谷筋をして溝のような地形ですので、西側はまた山になっています。
その高い位置へ登ると遠くに桜に包まれた五重塔を見ることができます。
遠いのでおすすめはしませんが、見えるには見えます。
(写真はまた後日掲載します)

というわけで、無料で見ることができる醍醐寺の桜をご紹介しました。

でも、すごい桜の一部を見てしまうと、やっぱりお金を出して中に入るべきだなあ・・・と思います・・・。
醍醐寺の有料区域の写真はこちらです。

近くの寺社 :一言寺・随心院

醍醐寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 醍醐寺を訪れるなら宿泊は「京都山科ホテル山楽」がおすすめ。 地下鉄山科駅そばにあり、醍醐寺まで地下鉄で1本。名神京都東インターからは車で3分の位置にあります。
所在地京都市伏見区醍醐東大路町22
料金境内自由
時間9:00〜17:00
アクセス地下鉄東西線「醍醐駅」より徒歩約15分
駐車場有料駐車場あり(1回1000円)


このページをシェアする

興聖寺(こうしょうじ)Kosho-ji Temple

興聖寺

新緑の宇治興聖寺さんへ。
観流橋を過ぎると参道入り口の総門です。
興聖寺

青もみじに包まれる参道「琴坂」。
脇を流れる谷川のせせらぎが琴の音に例えられています。
興聖寺

興聖寺のサツキ

楼門をくぐると前庭のつつじやさつきが綺麗です。
興聖寺

興聖寺

清々しい石組みの庭園。
興聖寺



興聖寺さんの雨の日の青もみじ。
興聖寺

門を額縁にして琴坂を振り返る眺め。
「雨の日に訪れたい京都のお寺8選」にも選ばれた風景です。
興聖寺

カエデが雨に濡れて、いっそう深い緑色を見せています。
興聖寺



興聖寺と琴坂の紅葉

興聖寺

宇治の興聖寺さんは紅葉の名所
興聖寺

楼門へと登る琴坂の両側から色づいたカエデが覆いかぶさります。
その光景は宇治十二景の一つに数えられています。
興聖寺 琴坂 紅葉

坂を登りきり、楼門をくぐってから振り返ると、琴坂の紅葉が白い額縁にはまって見えます。
興聖寺

琴坂のカエデは京都市内よりも少し遅れて染まります。
坂の上と坂の下、右側と左側では紅葉の進み方がずいぶんと違い、見頃が難しいです。
12月を過ぎても坂の下のほうは緑のカエデが多いです。
興聖寺 琴坂 紅葉

こちらは12日前の琴坂の紅葉。坂上の北西側は真っ赤です。2週間以上の差がありそうですね...。
興聖寺 琴坂 紅葉

楼門を抜けるともう紅葉はなく、冬晴れの清々しい景色。
興聖寺 琴坂 紅葉


三面大黒天がいい味を出しています。赤ら顔と白い顔と青い顔がカラフル。
興聖寺

本堂は伏見城の遺構で、血の手型、足型がついた板がそのまま天井に張られています。
いわゆる「血天井」です。
事件現場のように白で囲んであるので、わかりやすいです。
興聖寺




近くの寺社 :宇治神社・宇治上神社

興聖寺 交通アクセスなど

所在地 京都府宇治市宇治山田27-1
料金境内自由(本堂拝観:志納・要予約)
時間9〜16時
アクセス京阪宇治駅より徒歩約10分ほど
駐車場参拝者用駐車場あり 500円


このページをシェアする

光悦寺(こうえつじ)

本阿弥光悦の芸術村であったこの鷹峯の地。
光悦寺境内庭園には7つの茶室があり、全然お寺っぽくない風流なところです。
光悦寺の紅葉

光悦垣の景色が有名です。
光悦寺の紅葉

幅の狭い参道はカエデが覆い、晩秋になれば苔の上に散り紅葉が積もり、素敵な景色となります。
晴れた日でも赤く薄暗い参道。
光悦寺の紅葉

光悦寺の紅葉

光悦寺の紅葉

光悦寺の紅葉

光悦寺の紅葉

駐車場でもこんなに綺麗!
光悦寺の紅葉
(2011年11月25日ほか)

近くの寺社 :源光庵常照寺

光悦寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 光悦寺や源光庵を訪れるなら、歩いてすぐの「然林房」に宿泊するのがおすすめ。
然林房
然林房は京料理が評判の料理旅館。
歴史あるお宿ですが2011年4月リニューアルして綺麗になりました。
チェック 四季育む宿 然林房
所在地京都市北区鷹峯光悦町29
料金大人  300円
時間8:00~17:00
アクセス市バス「源光庵前」下車 徒歩3分
駐車場無料駐車場あり(12台分)、有料の期間あり


このページをシェアする

赤山禅院(せきざんぜんいん)

京都修学院の紅葉の名所、赤山禅院は都の表鬼門を守護するお寺。
境内は様々な色合いの紅葉でいっぱいになります。
赤山禅院
紅葉

赤山禅院の紅葉

拝観料が要らないのも嬉しいところ。
赤山禅院の紅葉

赤山禅院の紅葉

桜と紅葉の競演も見られます。
赤山禅院

赤山禅院の紅葉

縁結びの相生宮の上にもふんわりと淡い色のカエデが覆います。
赤山禅院
(撮影 2011年11月28日 他)

近くの寺社 :鷺森神社・曼殊院

赤山禅院 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 赤山禅院や修学院離宮・曼殊院への散策なら、宿泊はアピカルイン京都が便利です。露天風呂付き客室もあります。
チェック アピカルイン京都
所在地京都府京都市左京区修学院開根坊町18
時間9時〜16時30分
料金境内自由
アクセス市バス「修学院離宮道」下車、徒歩15分ほど
駐車場無料駐車スペースあり。参道に片側に寄せて停めてもいいそうです。(紅葉シーズンは少し離れた駐車場へ)
35.0558707,135.801336

上下にスクロールすると目がクラクラします。
赤山禅院


このページをシェアする

銀閣寺(ぎんかくじ)Ginkaku-ji Temple,The silver pavilion

銀閣寺金閣寺は特に紅葉の名所として紹介されることはあまりないのですが、どちらもなかなかのものです。
ただし、紅葉の名所と言われずとも、観光客はとても多いですが・・・。
銀閣寺の紅葉

庭園を巡るコースで高い目線からたくさんのカエデを楽しむことができます。



高低差があるからか、錦鏡池周りと山腹では若干色づきの進み具合が違います。



近くの寺社 :法然院・八神社

銀閣寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 銀閣寺まで歩いて10分程の「さくら山水」は、 じゃらん泊まって良かった(総合)ホテルクチコミランキング近畿3位。京都東山さくら山水は京都の名所 『哲学の道』に佇む、わずか5室の隠れ宿。静かな環境で京都観光を楽しみたい方に最適です。
チェック 京都東山さくら山水
所在地 京都市左京区銀閣寺町2
料金大人500円
時間夏季(3/1-11/30)午前8:30 〜 午後5:00
冬季(12/1- 2/末日)午前9:00 〜 午後4:30
アクセス市バス「銀閣寺道」下車
駐車場近くに市営駐車場やコインパーキングがあります
35.0268775191,135.79827904

このページをシェアする

このページの上部へ

当サイトは一部にプロモーション広告を利用して運営しています。

ご案内

記事数が1200を超えました。いつも読んでいただきありがとうございます。スマホでも読みやすくなりました。リンクフリーですのでどのページにでもご自由にリンクしてください。(〃v〃)ノ

京都ツアー・京都旅行ならこちら。JR東海「そうだ京都行こう」と連動していますので、旬の京都を楽しめます!

サイト内検索

サイト内を検索するにはこちらから。

よく読まれている記事

最近のピクチャ

  • 神足神社の写真
  • 与謝野町 慈徳院の紅葉写真
  • 光明寺二王門

月別アーカイブ

  1. 2021年4月 [1]
  2. 2020年12月 [1]
  3. 2020年9月 [3]
  4. 2020年7月 [1]
  5. 2020年6月 [2]
  6. 2020年5月 [1]
  7. 2020年2月 [1]
  8. 2019年11月 [1]
  9. 2019年9月 [1]
  10. 2019年8月 [1]
  11. 2019年7月 [3]
  12. 2019年6月 [1]
  13. 2018年12月 [1]
  14. 2018年11月 [4]
  15. 2018年9月 [1]
  16. 2018年6月 [1]
  17. 2018年5月 [2]
  18. 2018年4月 [1]
  19. 2018年1月 [3]
  20. 2017年12月 [4]
  21. 2017年11月 [9]
  22. 2017年10月 [1]
  23. 2016年12月 [2]
  24. 2016年2月 [2]
  25. 2016年1月 [1]
  26. 2015年12月 [5]
  27. 2015年11月 [18]
  28. 2015年7月 [3]
  29. 2015年6月 [31]
  30. 2015年5月 [25]
  31. 2015年4月 [33]
  32. 2015年3月 [8]
  33. 2015年2月 [27]
  34. 2015年1月 [18]
  35. 2014年12月 [8]
  36. 2014年11月 [19]
  37. 2014年10月 [4]
  38. 2014年9月 [7]
  39. 2014年8月 [3]
  40. 2014年7月 [6]
  41. 2014年6月 [38]
  42. 2014年5月 [28]
  43. 2014年4月 [62]
  44. 2014年3月 [8]
  45. 2014年2月 [6]
  46. 2014年1月 [6]
  47. 2013年12月 [22]
  48. 2013年11月 [23]
  49. 2013年10月 [1]
  50. 2013年9月 [2]
  51. 2013年8月 [3]
  52. 2013年6月 [23]
  53. 2013年5月 [23]
  54. 2013年4月 [35]
  55. 2013年3月 [8]
  56. 2013年2月 [1]
  57. 2013年1月 [7]
  58. 2012年12月 [9]
  59. 2012年11月 [17]
  60. 2012年10月 [4]
  61. 2012年9月 [17]
  62. 2012年8月 [17]
  63. 2012年7月 [6]
  64. 2012年6月 [15]
  65. 2012年5月 [4]
  66. 2012年4月 [70]
  67. 2012年3月 [27]
  68. 2012年2月 [14]
  69. 2012年1月 [15]
  70. 2011年12月 [36]
  71. 2011年11月 [27]
  72. 2011年10月 [24]
  73. 2011年9月 [6]
  74. 2011年8月 [10]
  75. 2011年7月 [17]
  76. 2011年6月 [27]
  77. 2011年5月 [26]
  78. 2011年4月 [67]
  79. 2011年3月 [15]
  80. 2011年2月 [7]
  81. 2011年1月 [16]
  82. 2010年12月 [10]
  83. 2010年11月 [15]
  84. 2010年10月 [10]
  85. 2010年9月 [4]
  86. 2010年8月 [3]
  87. 2010年7月 [11]
  88. 2010年6月 [11]
  89. 2010年5月 [11]
  90. 2010年4月 [7]
  91. 2010年3月 [2]