鞍馬寺(くらまでら)Kuramadera Temple
京都屈指のパワースポット鞍馬寺は深い山の中です。仁王門。この先ケーブルカーに乗っても、つづら折りの山道を登ってもOK。
清少納言が枕草子の中で「近うて遠きもの」としてこのつづら折りの道のりを挙げています。
要するにけっこうしんどいんです。
本殿金堂。仁王門からここまでかなりの標高差があります。
本殿前の六芒星、金剛床。
真ん中に立つとパワーがもらえると芸能人が言いはじめて、話題のスポットになりました。
ただ、信者さんは踏まないようにして大切にしているスポットだそうですので、ここに立つとパワースポットブームに乗ってやって来た人だとバレます(笑
こんなことするひともおりますが・・・
本殿前の岩。
なんとも言えず清々しい景色です。
鞍馬寺は山岳信仰、山伏による密教も盛んな場所で、山の精霊である天狗も住んでいるとされています。
若き源義経が天狗を相手に修行をした場所としても有名ですね。
ケーブルカーを利用したとしても歩く距離はかなりのもので、たっぷりとパワーをもらうことになるでしょう。
奥の院魔王殿には磐座(いわくら)という聖なる岩石があり天から神霊を宿すと言われています。
霊能者の方々もパワーを貰いに度々訪れるといいます。 貴船神社から山の中を歩いて行くルートもおすすめです。
いわば京都のパワースポットのハシゴです!
ぜひ挑戦してください。
鞍馬寺の桜
鞍馬寺(くらまでら)Kuramadera Temple
鞍馬寺さんの桜の開花は市内に比べるとだいぶん遅いです。山奥なので。山門の山桜がピークを過ぎた頃、山の上は満開に。
ケーブルカーを降りると目に飛び込んでくる多宝塔の紅枝垂桜。
近くから多宝塔を透かし見ても美しい〜。
石段を登ってきて本堂が近くなると、真っ白な桜が見えてきます。
あまりに桜が見事だからか、今日は金剛床で天を仰いでお祈りしている人はいないようです。
風が吹けば、キラキラはらはらと散ります。
虎と桜。
もっとも花の密度の高い桜は、本堂に向かって左手にあります。
しかも大きな大きな桜です。
お天気に桜の影がくっきりと。
すでに八重桜も咲いていました。
境内の保育園はもう端午の節句気分。
鞍馬寺の八重桜
ゴールデンウィーク前日に雨の鞍馬寺へ。本殿のまわりにはたくさんの種類の八重桜が咲いています。
多宝塔の枝垂桜は散り際。 (2011年4月28日撮影)
鞍馬寺の紅葉
鞍馬寺はいつ来ても清々しい山の空気が味わえます。パワースポットだと思って入山すればなおさら。
つづら折りをぐねぐねと登ってくると、色とりどりのカエデが迎えてくれます。
今日も金剛床は順番待ちの列が・・・・。
紅いカエデが奥の院へと誘っています。(しんどいのでいきません。)
鞍馬寺の雪景色
雪の中、鞍馬寺本堂まで登りました。登りはケーブルカーを利用します。ケーブルを降りると雪に埋もれそうな多宝塔。
滑らないよう注意しながら石段を登って行きます。
上まで来ました。絶景です。
仁王門はそれほど積もっていませんでしたが、やはり本堂まで来ると、一面の雪です。
目隠し虎。
金剛床のところだけ掘り返されて雪が少ないです。
みなさん掘ってからここに立ってお祈りするのでしょうか。
奥の院への参道はツルツル滑るのでやめたほうが無難、と書かれていました。
でも、通行止めではないようです。
天狗の羽団扇の白が雪景色に似合います。
近くの寺社 :由岐神社・貴船神社
鞍馬寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 鞍馬寺にお参りするなら宿泊はくらま温泉がよいでしょう。京の奥座敷・鞍馬の山の中で、目前に迫る雄大な山並みを眺めながらの露天風呂は圧巻。
夕食は部屋出しで京会席を。夏には川床でいただくこともできます。
くらま温泉
所在地 | 京都市左京区鞍馬本町1074 |
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参拝 | 9時~16時 |
料金 | 愛山費:200円 ケーブル料:往復200円 |
アクセス | 京都駅から京都市営バス4, 17号系統「出町柳駅前」(乗継ぎ)叡山電鉄「鞍馬」下車 |
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