en6_head.jpg

11月の京都 一覧

檀林寺(だんりんじ)Danrin-ji Temple

嵯峨野の檀林寺さんのお庭の紅葉が綺麗です。
檀林寺

モリアオガエルが棲んでいる瓢箪池も散り紅葉で埋まります。
檀林寺

檀林寺は平安時代に嵯峨天皇の皇后橘嘉智子が創立した寺ですが、平安中期に廃絶。その跡地は世界遺産天龍寺になっています。

いまの檀林寺さんは新たに1964年にできた同名のお寺です。
檀林寺

祀られている檀林仏母尊は良縁成就と学業成就のご利益があるそうです。
檀林寺

宝物館はちょっとおもしろいのですが...ここでは触れないことにします。

近くの寺社 :祇王寺・滝口寺

法宝閣檀林寺

所在地 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町2-10
料金大人400円
時間9:00〜17:00
アクセス市バス・京都バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩約10分
駐車場無料駐車場あり


このページをシェアする

金蔵寺(こんぞうじ)Konzo-ji Temple

金蔵寺は「京都の紅葉の穴場スポット」として知る人ぞ知る山の奥のお寺です。
車で山道を向かっていると、離合できない細い道路が延々と続き、何度も道を間違ったかと思わされます。

入山の志納金は200円。
山門まわりにも誰もいません。
金蔵寺

提灯は破れていてお化けちょうちんになっていました。
金蔵寺

山門を入ってから石段をまた登ります。
金蔵寺

石段を登りきった境内に広がるもみじはスペクタクル!
金蔵寺

心細い山道を登ってきた心理状態も手伝って、楽園のように思えます。
金蔵寺

金蔵寺

金蔵寺

護摩堂。
金蔵寺

創建は718年。奈良時代です。
平安時代には京都を護る西の磐座とされました。
4大パワースポットのひとつともいえます。
金蔵寺

わきの道はイチョウの落ち葉で埋まっています。
金蔵寺

見晴し台からの眺めもいいです。
金蔵寺


徳川5代将軍綱吉の生母「桂昌院」は善峯寺・今宮神社など応仁の乱などで荒廃した京都の社寺の復興に尽力しました。
西山の奥深くにあるこの金蔵寺も桂昌院が復興に尽くしたお寺。
境内には桂昌院を弔うために建てられた桂昌院廟所があり、石塔の下には遺髪が納められているそうです。
金蔵寺


近くの寺社 :善峯寺・勝持寺・大原野神社

金蔵寺 交通アクセス

所在地 京都府京都市西京区大原野南春日町1639
料金志納料200円
アクセス阪急終点「南春日町」下車、徒歩1時間以上。
駐車場参拝者用無料駐車場あり
34.95498803016412,135.64115524291992

このページをシェアする

十輪寺(じゅうりんじ)Jurin-ji Temple

十輪寺
西山の十輪寺さんはなんとも風流で素敵なお寺です。
十輪寺
境内にはこんな鮮やかなもみじが待っています。

十輪寺は平安時代の歌人在原業平の晩年の隠棲地。
850年に創建されたといわれます。
在原業平にちなんで「なりひら寺」とも呼ばれます。
十輪寺
裏の小高い丘にある「塩がまの跡」は、業平が塩焼きの風流を楽しんだといわれる場所。
噴火口みたいにくぼんだ底に塩がまがしつらえてあります。
ここで難波から運んできた海水を煮詰め、海辺の風情を味わったということです。

業平のエピソードが残っています。
藤原氏の政略によって、業平との恋仲を裂かれた清和天皇の后「二条后」がこの近くの大原野神社を参詣した際に、業平が塩がまから煙を立ち上らせて変わらぬ恋心を伝えたという逸話です。

恋を伝えた塩がまにあやかろうと、恋愛成就の祈願に訪れる人が絶えません。
十輪寺
塩がまの向こうにももみじ。
十輪寺
本堂の屋根は曲線美を見せてくれます。
お寺の方は「御神輿のような屋根」といい、 有名京都ブロガーのkazuさんは「シャーロック・ホームズの帽子のようなスタイリッシュな屋根」と表現していました。
十輪寺
下から見た本堂です。
十輪寺のご本尊、延命地蔵菩薩は腹帯地蔵尊とも称され、子授け安産の御利益があるそうです。
十輪寺

十輪寺
十輪寺
境内のひときわ大きな黄色いもみじは「なりひらもみじ」と名付けられています。
十輪寺
中のお庭は縁側に寝転んで手枕で見ます。
小さな庭に奥行きが出て不思議な感じ。
陽が当たってポカポカして寝てしまいそうです。

十輪寺の桜

この中庭の桜は業平桜といい、春には四方の屋根まで覆いかぶさります。
十輪寺の桜
裏山から見おろすのも素敵です。
十輪寺の桜
十輪寺の桜をもっと見る

近くの寺社 :善峯寺大原野神社金蔵寺・西明寺

十輪寺 交通アクセス

所在地 京都市西京区大原野小塩町481
料金300円
時間8:00〜17:00
アクセス阪急バス「小塩」より徒歩2分
駐車場参拝者用無料駐車場あり


このページをシェアする

善峯寺(よしみねでら)Yoshimine-dera Temple

11月中旬に京都西山の善峯寺の紅葉を見に行きました。
おそろしく鮮やかなモミジが待っていました。

駐車場からすでに素敵な景色が始まっています。
善峯寺

山門。
善峯寺

東山の清水寺、西山の善峯寺といわれるのも納得です。
善峯寺


奥の院を示す石碑の上にはぼってりと赤いもみじ。
善峯寺

緑と黄色と赤のグラデーション。
善峯寺

この石段も雑誌などでよく目にしますね。
善峯寺

境内を見おろせる場所もいくつかあります。
善峯寺

伽藍ともみじの向こうにはこんな広大な景色が広がっています。
善峯寺

》 》 善峯寺の詳細はこちら



このページをシェアする
縁結び番外編です。
良縁ひげだるま
鳥居本の化野念仏寺の参道にある小堀和装さんの「良縁ひげだるま」。

インパクトが強烈です。
が、ホームページを見てもなんの説明もありません(笑

さて、化野念仏寺です。
夏の千灯供養で有名ですが、もみじの頃も素晴らしいです。
良縁ひげだるま


このページをシェアする

このページの上部へ

当サイトは一部にプロモーション広告を利用して運営しています。

ご案内

記事数が1200を超えました。いつも読んでいただきありがとうございます。スマホでも読みやすくなりました。リンクフリーですのでどのページにでもご自由にリンクしてください。(〃v〃)ノ

京都ツアー・京都旅行ならこちら。JR東海「そうだ京都行こう」と連動していますので、旬の京都を楽しめます!

サイト内検索

サイト内を検索するにはこちらから。

よく読まれている記事

最近のピクチャ

  • 神足神社の写真
  • 与謝野町 慈徳院の紅葉写真
  • 光明寺二王門

月別アーカイブ

  1. 2021年4月 [1]
  2. 2020年12月 [1]
  3. 2020年9月 [3]
  4. 2020年7月 [1]
  5. 2020年6月 [2]
  6. 2020年5月 [1]
  7. 2020年2月 [1]
  8. 2019年11月 [1]
  9. 2019年9月 [1]
  10. 2019年8月 [1]
  11. 2019年7月 [3]
  12. 2019年6月 [1]
  13. 2018年12月 [1]
  14. 2018年11月 [4]
  15. 2018年9月 [1]
  16. 2018年6月 [1]
  17. 2018年5月 [2]
  18. 2018年4月 [1]
  19. 2018年1月 [3]
  20. 2017年12月 [4]
  21. 2017年11月 [9]
  22. 2017年10月 [1]
  23. 2016年12月 [2]
  24. 2016年2月 [2]
  25. 2016年1月 [1]
  26. 2015年12月 [5]
  27. 2015年11月 [18]
  28. 2015年7月 [3]
  29. 2015年6月 [31]
  30. 2015年5月 [25]
  31. 2015年4月 [33]
  32. 2015年3月 [8]
  33. 2015年2月 [27]
  34. 2015年1月 [18]
  35. 2014年12月 [8]
  36. 2014年11月 [19]
  37. 2014年10月 [4]
  38. 2014年9月 [7]
  39. 2014年8月 [3]
  40. 2014年7月 [6]
  41. 2014年6月 [38]
  42. 2014年5月 [28]
  43. 2014年4月 [62]
  44. 2014年3月 [8]
  45. 2014年2月 [6]
  46. 2014年1月 [6]
  47. 2013年12月 [22]
  48. 2013年11月 [23]
  49. 2013年10月 [1]
  50. 2013年9月 [2]
  51. 2013年8月 [3]
  52. 2013年6月 [23]
  53. 2013年5月 [23]
  54. 2013年4月 [35]
  55. 2013年3月 [8]
  56. 2013年2月 [1]
  57. 2013年1月 [7]
  58. 2012年12月 [9]
  59. 2012年11月 [17]
  60. 2012年10月 [4]
  61. 2012年9月 [17]
  62. 2012年8月 [17]
  63. 2012年7月 [6]
  64. 2012年6月 [15]
  65. 2012年5月 [4]
  66. 2012年4月 [70]
  67. 2012年3月 [27]
  68. 2012年2月 [14]
  69. 2012年1月 [15]
  70. 2011年12月 [36]
  71. 2011年11月 [27]
  72. 2011年10月 [24]
  73. 2011年9月 [6]
  74. 2011年8月 [10]
  75. 2011年7月 [17]
  76. 2011年6月 [27]
  77. 2011年5月 [26]
  78. 2011年4月 [67]
  79. 2011年3月 [15]
  80. 2011年2月 [7]
  81. 2011年1月 [16]
  82. 2010年12月 [10]
  83. 2010年11月 [15]
  84. 2010年10月 [10]
  85. 2010年9月 [4]
  86. 2010年8月 [3]
  87. 2010年7月 [11]
  88. 2010年6月 [11]
  89. 2010年5月 [11]
  90. 2010年4月 [7]
  91. 2010年3月 [2]