東光院(とうこういん)Toko-in Temple
綾部の東光院さんを数年ぶりに訪ねました。以前は地図を見ながら迷いながら行った記憶があります。綾部警察署にも入ったりして・・・。
警察の方も知らなくて、丹州観音寺さんのほうを案内されたりして・・・。
でも、いまは「あじさい寺」の大きな看板が立てられていてスイスイと辿り着くことができました。
それでも交通の便が悪いのは変わりませんし、観光バスが入るほどの道幅もないので、大勢のお客さんが押し寄せることはないかもしれません。
そんな雰囲気の静かな山寺です。
東光院は、あやべ西国観音霊場第9番札所。創建は673年。本尊は耳の大きな「耳薬師」。かつては七堂伽藍、21坊を有する大寺院だったとか。応仁の乱、延徳の兵乱などの際に焼失しています。
応仁の乱というのはこのへんにまで影響を及ぼしているのですね。
菅谷川に沿う参道に入ると両側から紫陽花がクルマに擦るほどに張り出していて、かきわけるように進まねばなりません。なんだか申し訳ないかんじです。
そしてまず現れる仁王門。室町時代のもの。仁王さんは運慶の作だと伝えられますが、当時のまま残っている部分は頭だけだとか。
立派なカエデがそばに立っています。青もみじが美しい。
全体的に青い紫陽花がほとんどですが、本堂に近づくにつれて参道わきはパステルカラー盛り合わせになっています。
その奥はブルーの帯になっていて、なんとも芸術的。
これだけたくさん咲いていると手も足りないでしょう。野趣溢れる迫力の咲きっぷりです。
石段の上から見る青い帯。
雨が激しくなったので坂の上のお地蔵さんまで行きませんでした。
近くの寺社 :福知山観音寺
東光院 交通アクセスなど
所在地 | 京都府綾部市上延町堂ノ奥7 |
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料金 | 境内自由 |
時間 | 日中随時 |
アクセス | JR綾部駅より車で10分 |
駐車場 | 無料 |
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