5月半ばの天神さんはというと、境内は修学旅行の生徒たちでいっぱいで、大型バスも数珠つなぎ。駐車場に入るのもたいへんなほど。
みなさん受験の合格祈願がありますから本殿のほうはぎゅうぎゅうです。
でも、御土居の青もみじのほうまで回る時間はないようですので、紙屋川沿いはひともまばらです。
今日は南から入らずに東から境内へ。濃い青空が嬉しい。
2015年から御土居の青もみじの公開が始まりました。
以前から青もみじの頃も見てみたいという要望がたくさんあったようです。
わたしも青もみじの空間は好きなので、公開になって嬉しかったです。
絵になるのは赤い鶯橋。
この橋以外はほとんど緑だけの世界。
曇りや雨の日も風情があっていいと思いますが、この木漏れ日や葉っぱの影が好きです。
秋のようにお茶やお菓子が出たりはしません。梅苑のほうは閉まっています。
近くの寺社 :
大将軍八神社・平野神社
北野天満宮 交通アクセスなど
所在地 |
京都府京都市上京区馬喰町
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料金 | 境内自由 |
時間 | 夏 5時〜18時
冬 5時半〜17時半 |
アクセス | 京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ |
駐車場 | 大きな駐車場あり。1時間無料。(25日の縁日はNG) |
縁日の25日だけ近隣のコインパーキングが大幅値上げするのでご注意を。
秋の御土居はこんなかんじです。
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興臨院(こうりんいん)Korin-in Temple
興臨院さんが特別公開されていたのでお邪魔してきました。
大徳寺の興臨院は加賀前田家菩提寺であるお寺。
枯山水は一年を通じて見応えがありますが、緑がみずみずしい5月は特にいいですね。
本堂前のお庭は、石組みはガシッとしていますが全体的には穏やかな感じ。サツキの花も咲き始めています。
理想の蓬莱世界を表現しているのだそうです。
本堂の裏側は緑がいっぱいのお庭。カエデが多いので秋はさぞ綺麗でしょう。
中庭もきれいです。
大徳寺で通年拝観できるお寺 :瑞峯院・大仙院・龍源院・高桐院
大徳寺興臨院 交通アクセス
所在地 | 京都府京都市北区紫野大徳寺町 |
料金 | 特別公開時は大人600円 |
時間 | 特別公開時は10:00~16:00(受付) |
アクセス | 市バス「大徳寺前」下車 徒歩約5分 |
駐車場 | 大徳寺有料駐車場あり |
35.042546436075696,135.7455519870330
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瑞峯院(ずいほういん)Zuiho-in Temple
大徳寺の瑞峯院さんは枯山水が有名な塔頭寺院です。
すだれが掛かって涼しげです。
方丈南庭である「独坐庭」は、
静かな海の感じではなく、荒波の大海原を感じさせてくれる枯山水。インパクトがあります。
写真右奥に見える西側の端は静かな入江になっています。
波紋がでかくて豪快です。
瑞峯院は、1535年に大友宗麟が創建。大友宗麟といえばキリシタン大名として知られる方。
方丈の裏は「十字架の庭」ともいわれる「閑眠庭」です。
「十字架」をテーマにした日本庭園は珍しいですね。
大徳寺で通年拝観できるお寺 :瑞峯院・大仙院・龍源院・高桐院
大徳寺瑞峯院 交通アクセス
所在地 | 京都府京都市北区紫野大徳寺山内 |
料金 | 大人400円 |
時間 | 9:00~17:00 |
アクセス | 市バス「大徳寺」下車 徒歩5分 |
駐車場 | 大徳寺有料駐車場あり |
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龍源院(りょうげんいん)
大徳寺の山内で最古のお寺、龍源院さん。1502年の創建。
方丈の襖には龍が見えます。
阿吽の石庭、東滴壷、方丈南庭、方丈北庭など様々なタイプの枯山水を鑑賞することができます。
方丈南庭は「一枝坦」。丸い苔の島が亀島で、奥が蓬莱山、右側は鶴島。
方丈は1502年に建てられたもので、日本最古の方丈建造物だそうです。
方丈北庭はふかふかの苔で覆われた枯山水。「竜吟庭」
スペースのほとんどは杉苔です。
サツキも少し咲いています。
方丈の東側の小さな壷庭「東滴壷」。日本最小の石庭として知られます。水がポチャンと水面に落ちて波紋が広がり、大海へとつながります。
晴れていれば、一筋の光の帯ができます。それをただ眺めるのもいいかもしれません。
あ、お昼ごはんの時間だ。
大徳寺龍源院 交通アクセス
所在地 | 京都府京都市北区紫野大徳寺町82-1 |
料金 | 大人350円 |
時間 | 9:00~16:30 |
アクセス | 市バス「大徳寺」下車 徒歩5分 |
駐車場 | 大徳寺有料駐車場あり |
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銀閣寺(ぎんかくじ)Ginkaku-ji Temple,The silver pavilion
世界遺産慈照寺はいつも観光客でいっぱいです。修学旅行や遠足の団体も多いですね。
5月半ばのこの日も境内はひとで溢れかえり、小径を譲り合って歩かねばならないほどでした。
朝の10時前だというのに、すごい人気であります。
雨の翌日だったので苔もいきいきとしています。
元々苔寺の庭園を模して作ったからか、苔の手入れにも重点が置かれているようです。
初めてのひとならこう感じるのではないでしょうか。
「境内に入るといきなり予測とは違う方向に銀閣が現れる!
それも意外な近さで。そして意外と小さい!」
オリジナリティーあふれる銀紗灘と向月台ですが、義政さんの頃にはなかったようです。
池越しの銀閣。池の名は錦鏡池(きんきょうち)。きっとこのアングルが一番美しいように作られているのでしょう。
境内は広く、順路のアップダウンもけっこうあります。
だからこそ俯瞰する景色も楽しめます。緑に囲まれた銀閣は美しいです。
背景の山は吉田山。
緑に首まで浸かっているような銀閣もほのぼのしてよいです。
近くの寺社 :法然院・八神社
銀閣寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】
銀閣寺まで歩いて10分程の「さくら山水」は、
じゃらん泊まって良かった(総合)ホテル
クチコミランキング近畿3位。京都東山さくら山水は京都の名所 『哲学の道』に佇む、わずか5室の隠れ宿。静かな環境で
京都観光を楽しみたい方に最適です。
京都東山さくら山水
所在地 |
京都市左京区銀閣寺町2
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料金 | 大人500円 |
時間 | 夏季(3/1-11/30)午前8:30 〜 午後5:00
冬季(12/1- 2/末日)午前9:00 〜 午後4:30 |
アクセス | 市バス「銀閣寺道」下車 |
駐車場 | 近くに市営駐車場やコインパーキングがあります。市営駐車場は2時間まで800円(実際はいつまでも停めても追加料金はありません)。コインパーキングは1時間400円〜600円が混在。京都市としては強気の料金設定です。 |
侘び寂びを感じるなら秋の銀閣寺かな。
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愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)Otagi nenbutsu-ji Temple
石の羅漢さんいっぱいの愛宕念仏寺さん。
5月にはシャガの白い花がたくさん咲き、爽やかな境内です。
新緑に染まる石仏たち。
暑くもなく寒くもないので、じっくりひとつずつ羅漢さんを眺めて楽しむこともできます。実に様々な表情があります。
近くの寺社 :あだし野念仏寺
愛宕念仏寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】
愛宕念仏寺の周辺にお宿はありません。
嵐山渡月橋周辺のお宿を利用するのがよいでしょう。
嵐山辨慶・
らんざん
所在地 | 右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5 |
料金 | 拝観料300円 |
時間 | 8:00~17:00 |
アクセス | JR嵯峨嵐山駅下車、バス停「野々宮」より京都バス・清滝行「おたぎ寺前」下車 |
駐車場 | 無料駐車場あり |
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東福寺(とうふくじ)Tofuku-ji Temple
5月になり、新緑の美しい季節になりました。
東福寺臥雲橋から見た通天橋の青もみじを縦長の写真で。
そうだ京都行こうのことばを借りますと、
「初夏には秋のガイドブックを開きます。
紅葉の名所は、すなわち
新緑の名所ですから。」
そのとおり!
この橋は普通に近所のひとの通り道。
自転車の生徒さんたちも、ここは押して通っていきます。
東福寺通天橋。
通天橋から見る景色は、臥雲橋以外はただ広がる緑の海。
見上げても、歩いても緑の空間です。
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永観堂(えいかんどう)Eikando Temple
5月終わりの永観堂さんを訪ねました。
永観堂さんは「もみじの永観堂」ですから、初夏の青もみじもたいへん美しいです。
参拝客はほとんどおられずゆったりと散策できます。
緑の中の多宝塔。
階段がちょっとキツいですが、多宝塔まで登れば京都の市街が見渡せます。
お堂は回廊で巡ることができ、上がったり下がったり迷路のようになっていてそれも楽しめます。
青い空を金の鯉が泳ぐ池。
すだれがかかり、もう夏のような景色です。
永観堂の紅葉はこちら
永観堂の雪景色はこちら
近くの寺社 :南禅寺・大豊神社・若王子神社・法然院
永観堂禅林寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】
永観堂を訪れるなら、宿泊は「ウェスティン都ホテル京都」がおすすめ。
南禅寺、哲学の道、平安神宮へもお散歩の距離。
緑豊かな東山の高台に佇むホテルで、京都でもホテルオークラと並んでもっとも有名なハイクラスホテルです。
すぐ近くに地下鉄「蹴上駅」があるので、京都市中心部にも5分ほどで行けます。
ウェスティン都ホテル京都
所在地 |
京都市左京区永観堂町48
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料金 | 大人600円 |
時間 | 午前9時~午後4時(受付終了) |
アクセス | 市バス「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分
市バス「東天王町」下車、徒歩8分 |
駐車場 | あり |
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