三室戸寺(みむろとじ)Mimuroto-ji Temple
宇治の三室戸寺は四季折々に本当に美しいお寺ですので、一度は訪ねてみてください。 ハートのあじさい探しや双頭蓮探しも楽しいです。4月上旬は桜。
4月下旬〜5月上旬はつつじとしゃくなげ。
6月中旬〜7月上旬はあじさい。1万株のあじさいが見事です。西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等30種類もあるのだとか。
7月上旬〜8月中旬は蓮。本堂前で栽培している蓮は150種250鉢。
11月中旬からは紅葉。江戸時代に建てられた三重塔まわりのカエデが素敵。
「花の寺」といわれるだけのことはあります。
縁結びのお守りは「かぐや姫守」。 この辺りに住んでいた「三室戸斎部秋田」という翁がかぐや姫の名付けの親だそうです。
この御守を身につけていれば良縁に恵まれ、かぐや姫のような可愛く人に愛される人に。
源氏物語にちなんだ『恋おみくじ』もあります。
6月に訪れてハートのあじさいを探すのも楽しい。見つければその場で良縁成就確定!!
広大な紫陽花苑では、本来球状のはずの花がハートの形になったアジサイがときどき見つかります。 こちらも恋愛運アップの重要アイテムとなっています。
あじさいの金平糖も鮮やか。
三室戸寺のツツジ
宇治の三室戸寺の境内にはツツジが2万株も植えられていて、一斉に咲く様は圧巻です。どこまで歩いてもツツジが続きます。
どこまでも。
京都でツツジを見ようと思ったら、ここは外せません。
多けりゃいいというものでもない、という声も聞こえますが・・・。
新緑の中の鐘楼と三重塔。
赤い石楠花も見頃。
他の季節はツツジの山には入れないので、三重塔の遠景を見られるのもいまだけではないでしょうか。
シバザクラのようでもあります。
三室戸寺のあじさい
京都市近辺でとにかくたくさんのあじさいを見ようと思ったら、西山の善峯寺か宇治の三室戸寺に決まりでしょう。台風が接近中の大雨の平日でしたが、驚くほど大勢の参拝者が傘を差して、紫陽花苑を散策していました。
雨だからこそ、あじさいを見に行こうという発想は自然なのかもしれません。
1万株のあじさいが咲き乱れる中、うねうねと迷路のように続く小径を歩きます。
ひとつひとつの花も美しいです。
くつも服もずぶ濡れになりました。足元もぬかるんでいます。
三室戸寺のあじさい苑でハート型のあじさいを探す
6月中旬ころから1万株のあじさいが花開く宇治の三室戸寺さん。毎年、素敵なハート型のあじさいが出現します。
携帯電話やスマートフォンの待受け画面に設定すれば、観音様の御利益で恋愛成就を叶えてもらえるといい、ハート型のあじさい探しはひそかにはやっています。
三室戸寺では樹勢保護のため、ハートマークあじさいの場所は教えてくれません。
まあ、ハートマークの花が何日も形を留めているはずはありませんから、次々と新しいハートあじさいも出てくるのでしょう。
ぜひ、あなただけのハート紫陽花を血眼になって見つけ出してください!!
この青いのなんかはちょっとハートっぽい。
でも、もうすこし良い形のを探しましょうか・・・。
あ・・・あった!!
よかったら待ち受けにどうぞ!
御利益あるかも。
三室戸寺の夏の縁結びアイテムといえば「双頭蓮」です。
(写真は三室戸寺さんのホームページより)
双頭蓮は、一つの茎に花が二つつく蓮で、種類ではなく突然変異によるもの。 元はいまはなき巨椋池に咲いていた蓮なのだそう。 珍しくて吉兆とされます。ふたつくっついて美しく咲く様子から夫婦円満の花ともいわれます。かつては中国で皇帝に献上されるほど珍重されたのだとか。
このカップル花が咲いているのを見つけたなら恋愛運がアップしそう。 写真に収めておくとよいでしょう。 うまくタイミングがあえば、7月頃ハートの紫陽花と双頭蓮を同時に見ることができるかもしれません!
三室戸寺の蓮
8月。宇治の三室戸寺の本堂前は蓮でいっぱいです。蓮は250鉢もあり、種類は100種類にも及びます。
公式サイトによれば、珍種の蓮「大洒錦」・有名な大賀ハス・古代バス・青円寺ハス・陽山紅・ ミセススローカムなど。
三室戸寺では毎年7月に「ハス酒を楽しむ会」が開催されます。
蓮の葉っぱにお酒をそそぎ、茎からちゅーっと飲みます。
健康や長寿に効果ありとのこと。
『「京都」「初夏」「花」で検索して、息子が教えてくれました。』
2006年のJR東海CM「そうだ 京都、行こう。」のことばです。
蓮の見頃は早朝。
早起きして蓮を見に来る人はそれほどいませんので、ゆっくりと鑑賞することができます。
近くの寺社 :宇治上神社
三室戸寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 三室戸寺など宇治観光の宿は「花やしき浮舟園」がおすすめです。どのお部屋の窓からも心癒される宇治川の素晴らしい景色が広がります。
所在地 | 京都府宇治市莵道滋賀谷21 |
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拝観時間 | 8時30分〜16時30分 ( 4月1日〜10月31日) 8時30分〜16時00分 (11月1日〜 3月31日) |
料金 | 500円 |
アクセス | 京阪 三室戸駅下車、東へ徒歩15分 JR・京阪宇治駅下車、京阪宇治バス明星町経由JR黄檗駅行きで「三室戸寺」下車すぐ 京滋バイパス宇治東ICより3分 |
駐車場 | 大きな有料駐車場があります。1回500円 |
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