廬山寺(ろざんじ)
廬山寺の節分の追難式鬼法楽(鬼おどり)は京都の節分行事の中でも特に有名です。追儺式の前には鬼の御加持が行われています。
この鬼は邪気払いされているので味方なのです。お肌の色も人間に近いですね。
太鼓とほら貝に乗って赤鬼が登場!
青鬼と黒鬼も続いて入ってきます。
人間の煩悩を表す3匹の鬼です。
赤が「貪欲(欲をむさぼる心)」、青が「瞋恚(怒り恨むこと)」、黒が「愚痴(真理を知ろうとしない人間の愚かな心)」。 そういうことどもが鬼となっているとか。
邪気払いの矢が放たれて、赤鬼が苦しみながら逃げていきます。
黒鬼も・・・。
おおまかに言えば、鬼が入ってきて出ていくだけのストーリーなのですが、
たっぷり1時間あり、鬼が本堂の暗がりの中へ入ってしまうと何が行われているかも見えず、音もない待ち時間も何度かあり、鬼の動きもスローモーション、そしてまた待ち時間。
極寒の野外で見ている参詣者たちからは「どないなってんねん」などと苦悩の声が上がっていました・・・。
豆まきを待てずに「も、もうあかん...」と青い唇で帰っていく人たちも。
廬山寺の鬼おどりは夕方のニュースで見るのが正解かも。
体力に自信のない方はご注意ください。
廬山寺さんは桔梗の頃がおすすめです。廬山寺の桔梗
近くの寺社 :梨木神社
廬山寺 交通アクセス
所在地 | 京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397 |
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料金 | 境内自由、拝観大人500円 |
時間 | 午前9時〜午後4時 |
アクセス | 市バス「府立医大病院前」下車 |
駐車場 | 無料駐車スペースあり(節分の日は停められません) |
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