新熊野神社(いまくまのじんじゃ)Imakumano-jinja Shrine
東大路通りを下って来てJRを越えるとひときわ大きなクスノキが目に入ります。樹々がこんもりと覆って森のように見えるその神社は新熊野神社(いまくまのじんじゃ)です。
新熊野神社は平安時代後期の1160年、後白河上皇が紀州の熊野の神様を勧請して創建。
工事にあたったのは平清盛だったそうです。
境内のクスノキは熊野から運び、後白河上皇が自ら植えた神木と云われます。
健康長寿や安産の守り神として信仰されています。
また、新熊野神社の境内には梛の木が多くあり、「梛の宮」とも呼ばれます。
梛の木は葉が切れにくいこと、実がふたつ仲良く並んで実ることから、縁結び・夫婦円満のおめでたい樹とされています。
(左)そばに立ち触れたり抱きついたりできる大クスノキ。 (右)黄色っぽい葉っぱの梛の木。
絵馬は熊野神社と同じ八咫烏。足が3本ですね。右側が縁結びのお守りです。
新熊野神社は室町時代に、能楽の創始者世阿弥と、彼を庇護することになる3代将軍足利義満が出会った地ということで、その史実にちなんで能面が描かれています。
近くの寺社 :泉涌寺・東福寺・三十三間堂・智積院・新日吉神宮
新熊野神社
所在地 | 京都市東山区今熊野椥ノ森町42 |
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料金 | 境内自由 |
アクセス | 京都駅から市バス208系統で10分弱。今熊野バス停下車 徒歩3分 |
駐車場 | 裏側に参拝者用駐車スペース有り |
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