2016年は申年。2028年も申年
申年には縁起担ぎに猿にまつわる神社に初詣に行こう、というのは多くの方の考えることでしょう。

八坂庚申堂

全国的にも猿にまつわる寺社はそれほど多くはありません。
ただ、猿田彦命という神様が神話の中でけっこう重要なポイントにおられますので、全国の猿田彦神を祀る神社には猿の絵馬があったり、猿の像が置かれたりして、猿とのつながりをアピールしていることが多いです。
さらにこじつけのようですが、猿=えん=縁ということで、猿田彦を祀る神社には縁結びのご利益を謳っているところも多いようです。

では、京都で猿にまつわる寺社をご紹介します。


まずは生の猿を拝みにいきましょう。(いえ、エサをあげに行きましょう)

嵐山モンキーパークいわたやま


嵐山の渡月橋を渡って櫟谷宗像神社にお詣りすると、その先にはモンキーパークの入り口があります。
名前の通り猿がたくさん育てられている猿山です。
20分くらいの山道を登ればたくさんの猿に出会えます。
嵐山モンキーパークいわたやま

放し飼いなので、すぐ近くに行くこともできますが、エサやりは金網越しに。
たいへん見晴らしの良い場所なので、晴れた日には気分がよいです。


猿田彦神社


猿田彦神社は三条通りと嵐電の線路に挟まれた小さな神社。
猿田彦神社

京洛三庚申の一社で、創建は平安時代。最澄が猿田彦神を祀ったのが始まりとされています。
猿の像がいくつもありますので、探してみてください。
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猿丸神社


ちょっとクルマでないと行きにくいところにある宇治田原の猿丸神社。
猿丸神社

猿田彦ではなく、三十六歌仙の一人である猿丸太夫を祀っています。
拝殿の両側には狛猿。なかなか素敵なデザインです。
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八坂庚申堂


八坂庚申堂は八坂の塔のすぐ近くにあり、清水寺にもまた近いです。
八坂庚申堂

観光のついでに立ち寄る猿スポットとしてはもっとも良い場所にあるといえるでしょう。
お堂には見ざる言わざる聴かざるの三猿。香炉の底や門の上にも三猿が。色とりどりのくくり猿は無数に吊られています。狭い境内ですが、猿の数なら京都一ではないでしょうか。
八坂庚申堂もっとくわしく(←縁結びのご利益もあり)


新日吉神宮


新日吉神宮はいまひえじんぐうと読みます。
新日吉神宮

京女の坂の途中にある神社です。
狛猿は夜になると勝手に動き回るので、いまは檻の中に閉じ込められています。
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赤山禅院


修学院の赤山禅院は比叡山延暦寺の塔頭で、無料で見ることができる紅葉名所のひとつでもあります。
赤山禅院

京都の鬼門ライン上にあり、本堂の屋根の上では猿が睨みをきかせています。
この猿も檻の中に入っています。
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大豊神社


大豊神社は哲学の道のすぐ近くの小さな神社です。
かわいい狛ネズミが有名ですが、かたすみには狛猿や狛鳶、狛蛇なども祀られていて楽しいです。
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幸神社


御所の東北にあり、表鬼門を守る小さな神社。
猿田彦神を祀っており、本殿を覗くと木彫りの猿も見えます。
幸神社もっとくわしく(←縁結びのご利益もあり)



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