葵祭や祇園祭は1000年以上の歴史がありますから、時代祭はちょっと歴史が浅いのです。
その時代祭を見に行きました。
本番の時代行列はたくさんの人出ですが、朝イチに神幸祭が行われる平安神宮や、平安神宮から御所までの行列の移動なら間近で見ることができます。
朝の平安神宮楼門前はすでに1000年ほど時代がさかのぼっています。

御神体を乗せた鳳輦(ほうれん)が出てきました。

バタフライなこどもたちもスタンバイ。

まだ気持ちが合っていないのか、馬と人の頭が反対。

御苑では時代毎に記念写真の撮影をしています。
これは室町時代の人々。足利将軍もおられます。

御苑で待つお侍さんはヒマを持て余して、仲間割れしています。

さて、本番スタート。
いくつか写真をかいつまんでご紹介します。

皇女和宮。
そのあとには太田垣蓮月や吉野太夫、出雲阿国など艶やかな衣装の女性が続きます。

豊臣秀頼公の牛車。
ギーギーを車を軋ませるその音がリアル。
お父さんの羽柴秀吉はこの後ろの織田信長公の行列の中にいます。
そう、どんどん時計は逆回転しているのです!

細川さんと山名さん・・・応仁の乱で京都を焼き尽くしたふたりが仲良く通ります!

混雑から離れてお祭りの雰囲気だけ耳にしながら芝生でピクニックするご家族。
時代祭のかしこい楽しみ方かも!

清少納言と紫式部が仲良く登場。ライバルが静かな火花を散らします。

小野小町が通ります。
男性にモテモテだった小町さんにあやかれるよう拝んでおきましょう。

常盤御前と今若、乙若。
おそらく牛若丸は抱っこされているはず。

和気広虫。

延暦時代の武者。坂上田村麻呂の軍勢。
だいぶん古めかしくなってきました。

この次は鳳輦の通る神幸列。もうすぐ行列は終わりです。
御苑で時代行列の最後を見送ってから、丸太町通を普通に歩いて平安神宮に移動すれば、丁度行列の先頭が到着する頃に着きます。
大鳥居。ゴールはすぐそこ。

平安神宮楼門に帰ってきました。
おつかれさまでした!!

行列がだらだらと通るのを見るだけだから、こどもにとっては非常に退屈なお祭りですね。きっと。

ひとりごと。
行列にメガネの人、多すぎじゃない?
馬の調教師さん、その私服で行列に加わるなんて・・・。
時代祭 宿泊案内と交通アクセス
【時代祭宿泊案内】 時代祭を楽しむには、京都御苑周辺のホテルに宿泊すると便利です。歩いて御苑に行けることがポイントです。

料金 | 自由(有料観覧席有り) |
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時間 | 12:00〜16:30頃 |
アクセス | 平安神宮:地下鉄東西線「東山」、市バス5「京都会館美術館前」 京都御苑:地下鉄烏丸線「丸太町」 |
駐車場 | 京都御苑の駐車場などを利用するとよいでしょう。 |
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