橋姫神社(はしひめじんじゃ)Hashihime-jinja Shrine
宇治の橋姫は宇治川の宇治橋に祀られる神様。橋姫神社は小さな神社です。
橋姫は橋を守る女神であるのに加え、悪縁を切るご利益があるといわれています。
強いパワーで縁を切るので、婚礼の列はいまでも橋姫神社の前は通らないし、宇治橋も渡ることはありません。
恋人との旅行で知らずに宇治橋も渡るのもやばいのだとか。
なにしろこんな姿の神ですから...。
橋姫は元はとある公卿の娘さんで、貴船神社に籠って、「自分は鬼となり妬む相手の女を呪殺したい」と祈りました。(これが貴船神社の丑の刻参りの始まりといわれます)
貴船大明神は「姿を変えて宇治川に21日間浸れ」と告げました。
頭には鉄輪と火を灯した松明、髪は固めて角のように立て、顔も体も真っ赤に塗りたくるという異様な姿で川に浸かり、希望通り鬼に変わりました。
それからは妬んだ女を殺し、その縁者を殺し、最後には関係のない人まで殺戮していったということです。
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