2015年5月の記事一覧

法観寺(ほうかんじ)Hokan-ji Temple

八坂の塔」「八坂の五重塔」として有名な法観寺さん。
法観寺

法観寺は592年に聖徳太子が建てたといわれる古刹。
法観寺

平安京遷都より前からあったお寺であることははっきりしているそうです。
焼失と再建をくりかえし、いま建っている塔は1440年室町時代に足利義教が再建したもの。
八坂の塔 法観寺

ゴジラが来たときは燃えませんでした。
八坂の塔

不定期ですが、内部も公開されており、なんと二層目まで登ることができます。
登れる五重塔は日本全国を見ても八坂の塔だけではないでしょうか。
坂の下から見上げる八坂の塔
法観寺

坂の上から振り返る八坂の塔。ソフトクリーム食べたい。
法観寺

扇屋さんと八坂の塔。何十年も前のような景色。
法観寺

京都東山のランドマークなので、広い範囲から見ることができます。
祇園閣の上から見た八坂の塔。
法観寺

万灯会の日に大谷祖廟から見た八坂の塔。
法観寺

京都霊山護国神社の坂本龍馬と中岡慎太郎の墓前から見た八坂の塔。
法観寺

龍馬坂の先にある正法寺境内から見おろす八坂の塔。
法観寺

東山花灯路のライトアップ。
法観寺

秋の八坂の塔の回りはカラフル!
法観寺

法観寺の桜

法観寺さんには、かつて素晴らしい桜の木があったそうです。
その名は「人丸桜」。
寺史によれば、塔を覆わんばかりの巨大な桜だったそう。

近くの寺社 :八坂庚申堂

法観寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 「京小宿 八坂 ゆとね」は法観寺からすぐ。2012年3月オープン全室檜風呂付の人気宿。アメニティはロクシタンのシトラスヴァーベナ。
チェック 京小宿 八坂 ゆとね 詳細を見る

窓から、お風呂から八坂の塔が堪能できるお宿もいくつかあります。
「京都東山荘」では多くの部屋から八坂の塔が見えます。予約の際に確認しましょう。
法観寺
チェック 京都東山荘 詳細を見る

写真は「ホテルりょうぜん」からの眺め。大広間から八坂の塔を見おろします。
法観寺
チェック ホテルりょうぜん 詳細を見る
所在地京都府京都市東山区清水八坂上町388
料金通常非公開(特別拝観時 大人400円?)
アクセス市バス「東山安井」下車、徒歩5分
駐車場なし


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5月半ばの天神さんはというと、境内は修学旅行の生徒たちでいっぱいで、大型バスも数珠つなぎ。駐車場に入るのもたいへんなほど。
みなさん受験の合格祈願がありますから本殿のほうはぎゅうぎゅうです。
でも、御土居の青もみじのほうまで回る時間はないようですので、紙屋川沿いはひともまばらです。

今日は南から入らずに東から境内へ。濃い青空が嬉しい。
北野天満宮の青もみじ

2015年から御土居の青もみじの公開が始まりました。
北野天満宮の青もみじ

以前から青もみじの頃も見てみたいという要望がたくさんあったようです。
わたしも青もみじの空間は好きなので、公開になって嬉しかったです。
絵になるのは赤い鶯橋。
北野天満宮の青もみじ

この橋以外はほとんど緑だけの世界。
北野天満宮の青もみじ

曇りや雨の日も風情があっていいと思いますが、この木漏れ日や葉っぱの影が好きです。
北野天満宮の青もみじ
秋のようにお茶やお菓子が出たりはしません。梅苑のほうは閉まっています。

近くの寺社 :大将軍八神社・平野神社

北野天満宮 交通アクセスなど

所在地 京都府京都市上京区馬喰町
料金境内自由
時間夏 5時〜18時
冬 5時半〜17時半
アクセス京都市バス「北野天満宮前」下車すぐ
駐車場大きな駐車場あり。1時間無料。(25日の縁日はNG)

縁日の25日だけ近隣のコインパーキングが大幅値上げするのでご注意を。

秋の御土居はこんなかんじです。
北野天満宮の紅葉


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興臨院(こうりんいん)Korin-in Temple

興臨院さんが特別公開されていたのでお邪魔してきました。
大徳寺の興臨院は加賀前田家菩提寺であるお寺。 大徳寺 興臨院
枯山水は一年を通じて見応えがありますが、緑がみずみずしい5月は特にいいですね。
本堂前のお庭は、石組みはガシッとしていますが全体的には穏やかな感じ。サツキの花も咲き始めています。 大徳寺 興臨院の枯山水
理想の蓬莱世界を表現しているのだそうです。

本堂の裏側は緑がいっぱいのお庭。カエデが多いので秋はさぞ綺麗でしょう。


中庭もきれいです。


大徳寺で通年拝観できるお寺 :瑞峯院・大仙院・龍源院・高桐院

大徳寺興臨院 交通アクセス

所在地京都府京都市北区紫野大徳寺町
料金特別公開時は大人600円
時間特別公開時は10:00~16:00(受付)
アクセス市バス「大徳寺前」下車 徒歩約5分
駐車場大徳寺有料駐車場あり
35.042546436075696,135.7455519870330

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瑞峯院(ずいほういん)Zuiho-in Temple

大徳寺の瑞峯院さんは枯山水が有名な塔頭寺院です。 大徳寺 瑞峯院
すだれが掛かって涼しげです。
大徳寺 瑞峯院の枯山水

大徳寺 瑞峯院の枯山水

方丈南庭である「独坐庭」は、 静かな海の感じではなく、荒波の大海原を感じさせてくれる枯山水。インパクトがあります。 大徳寺 瑞峯院の枯山水
写真右奥に見える西側の端は静かな入江になっています。 大徳寺 瑞峯院の枯山水
波紋がでかくて豪快です。 大徳寺 瑞峯院の枯山水
瑞峯院は、1535年に大友宗麟が創建。大友宗麟といえばキリシタン大名として知られる方。
方丈の裏は「十字架の庭」ともいわれる「閑眠庭」です。
「十字架」をテーマにした日本庭園は珍しいですね。 大徳寺 瑞峯院の枯山水

大徳寺で通年拝観できるお寺 :瑞峯院・大仙院・龍源院・高桐院

大徳寺瑞峯院 交通アクセス

所在地京都府京都市北区紫野大徳寺山内
料金大人400円
時間9:00~17:00
アクセス市バス「大徳寺」下車 徒歩5分
駐車場大徳寺有料駐車場あり


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龍源院(りょうげんいん)

大徳寺の山内で最古のお寺、龍源院さん。1502年の創建。
方丈の襖には龍が見えます。
大徳寺 龍源院の枯山水

阿吽の石庭、東滴壷、方丈南庭、方丈北庭など様々なタイプの枯山水を鑑賞することができます。
大徳寺 龍源院の枯山水

方丈南庭は「一枝坦」。丸い苔の島が亀島で、奥が蓬莱山、右側は鶴島。
方丈は1502年に建てられたもので、日本最古の方丈建造物だそうです。
大徳寺 龍源院の枯山水

方丈北庭はふかふかの苔で覆われた枯山水。「竜吟庭」
スペースのほとんどは杉苔です。
大徳寺 龍源院の枯山水

サツキも少し咲いています。
大徳寺 龍源院の枯山水

方丈の東側の小さな壷庭「東滴壷」。日本最小の石庭として知られます。水がポチャンと水面に落ちて波紋が広がり、大海へとつながります。
晴れていれば、一筋の光の帯ができます。それをただ眺めるのもいいかもしれません。
あ、お昼ごはんの時間だ。
大徳寺 龍源院の枯山水


大徳寺龍源院 交通アクセス

所在地京都府京都市北区紫野大徳寺町82-1
料金大人350円
時間9:00~16:30
アクセス市バス「大徳寺」下車 徒歩5分
駐車場大徳寺有料駐車場あり


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将軍塚大日堂(しょうぐんづかだいにちどう)Shogunduka-dainichido Temple

京都の街が一望でき、パワースポットでもある将軍塚
京都市民のデートスポットでもある公園展望台からの景色。
将軍塚の景色


東山ドライブウェイの頂上に駐車場と公園があり、そこから北へ100mほど歩くと将軍塚大日堂があります。「将軍塚」は、その境内にある直径約20メートル、高さ約2メートルの塚のこと。 将軍塚大日堂
桓武天皇が長岡京から平安京に都を移す際に下見に来た場所と言いますから、794年より少し前のこと。
将軍塚大日堂
塚の下には都を鎮護するために鎧甲を着て鉄の弓矢を持ち、太刀を帯びた2.5メートルの将軍の像が都の方を向いて埋められていて、1200年以上も京都の街を守り続けています。
将軍塚
これが将軍の埋まっている将軍塚

境内には、大きな展望台が二つあり、京都をパノラマのように見ることができます。 将軍塚大日堂の展望台

8月16日に五山の送り火を見るスポットとしても人気です。
有料ですが、ここまで来たら一度は中に入ってみてください。 将軍塚大日堂の展望台からの眺望

平安神宮や下鴨神社、上賀茂神社もよく見えます。(北西方面)
将軍塚の景色


さて、将軍塚大日堂には2014年に新しいお堂「青龍殿」が建てられ、北の展望台や庭園も大規模に改造されました。 将軍塚大日堂
北展望台は広々としたウッドデッキになり、以前より見晴らしも良くなりました。 将軍塚大日堂の展望台
将軍塚青龍殿は北野天満宮前にあった平安道場を移築したもの。中へ入ると長年使われてピカピカと黒光りした木の風合い。 将軍塚大日堂の青龍殿
将軍が埋まる将軍塚は柴の塚に。 将軍塚大日堂
将軍塚には八坂神社から円山公園を通って、または知恩院を通って歩いて登ることもできます。》 》 コース紹介
清水寺や子安の塔から登ることもできます。》 》 コース紹介

》 》 将軍塚大日堂の桜の様子はこちら
》 》 将軍塚大日堂の紅葉の様子はこちら

近くの寺社 :長楽寺・知恩院・霊山護国神社

将軍塚大日堂 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】将軍塚大日堂を訪ねるには京都市内のホテルに宿泊してタクシーで向かうことになります。近くて便利なのは蹴上の「ウェスティン都ホテル京都」です。
チェック ウェスティン都ホテル京都
所在地京都府京都市山科区厨子奥花鳥町7−5
料金大人500円
時間9:00〜17:00
アクセス車で東山ドライブウェイを登る。三条通からも五条通からも行くことができます。
駐車場無料駐車場あり

京都旅行・京都ツアーオススメのエリア【清水・祇園】

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銀閣寺(ぎんかくじ)Ginkaku-ji Temple,The silver pavilion

世界遺産慈照寺はいつも観光客でいっぱいです。修学旅行や遠足の団体も多いですね。
5月半ばのこの日も境内はひとで溢れかえり、小径を譲り合って歩かねばならないほどでした。
朝の10時前だというのに、すごい人気であります。

雨の翌日だったので苔もいきいきとしています。
元々苔寺の庭園を模して作ったからか、苔の手入れにも重点が置かれているようです。
新緑の銀閣寺


初めてのひとならこう感じるのではないでしょうか。
「境内に入るといきなり予測とは違う方向に銀閣が現れる!
それも意外な近さで。そして意外と小さい!」 新緑の銀閣寺
オリジナリティーあふれる銀紗灘と向月台ですが、義政さんの頃にはなかったようです。
新緑の銀閣寺

池越しの銀閣。池の名は錦鏡池(きんきょうち)。きっとこのアングルが一番美しいように作られているのでしょう。
新緑の銀閣寺

境内は広く、順路のアップダウンもけっこうあります。
だからこそ俯瞰する景色も楽しめます。緑に囲まれた銀閣は美しいです。
背景の山は吉田山。
新緑の銀閣寺

緑に首まで浸かっているような銀閣もほのぼのしてよいです。 新緑の銀閣寺

近くの寺社 :法然院・八神社

銀閣寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 銀閣寺まで歩いて10分程の「さくら山水」は、 じゃらん泊まって良かった(総合)ホテルクチコミランキング近畿3位。京都東山さくら山水は京都の名所 『哲学の道』に佇む、わずか5室の隠れ宿。静かな環境で京都観光を楽しみたい方に最適です。
チェック 京都東山さくら山水
所在地 京都市左京区銀閣寺町2
料金大人500円
時間夏季(3/1-11/30)午前8:30 〜 午後5:00
冬季(12/1- 2/末日)午前9:00 〜 午後4:30
アクセス市バス「銀閣寺道」下車
駐車場近くに市営駐車場やコインパーキングがあります。市営駐車場は2時間まで800円(実際はいつまでも停めても追加料金はありません)。コインパーキングは1時間400円〜600円が混在。京都市としては強気の料金設定です。


侘び寂びを感じるなら秋の銀閣寺かな。



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愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)Otagi nenbutsu-ji Temple

石の羅漢さんいっぱいの愛宕念仏寺さん。
愛宕念仏寺

5月にはシャガの白い花がたくさん咲き、爽やかな境内です。
愛宕念仏寺

新緑に染まる石仏たち。
愛宕念仏寺

愛宕念仏寺

暑くもなく寒くもないので、じっくりひとつずつ羅漢さんを眺めて楽しむこともできます。実に様々な表情があります。
愛宕念仏寺

愛宕念仏寺

愛宕念仏寺


近くの寺社 :あだし野念仏寺

愛宕念仏寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 愛宕念仏寺の周辺にお宿はありません。 嵐山渡月橋周辺のお宿を利用するのがよいでしょう。
チェック 嵐山辨慶らんざん
所在地右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
料金拝観料300円
時間8:00~17:00
アクセスJR嵯峨嵐山駅下車、バス停「野々宮」より京都バス・清滝行「おたぎ寺前」下車
駐車場無料駐車場あり


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東福寺(とうふくじ)Tofuku-ji Temple

5月になり、新緑の美しい季節になりました。
東福寺臥雲橋から見た通天橋の青もみじを縦長の写真で。
東福寺臥雲橋から見る青もみじ

そうだ京都行こうのことばを借りますと、
「初夏には秋のガイドブックを開きます。
紅葉の名所は、すなわち
新緑の名所ですから。」
そのとおり!
東福寺臥雲橋から見る青もみじ

この橋は普通に近所のひとの通り道。
自転車の生徒さんたちも、ここは押して通っていきます。
東福寺臥雲橋から見る青もみじ


東福寺通天橋。
東福寺通天橋から見る青もみじ

通天橋から見る景色は、臥雲橋以外はただ広がる緑の海。
東福寺通天橋から見る青もみじ

見上げても、歩いても緑の空間です。
東福寺青もみじ

東福寺通天橋 青もみじ



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永観堂(えいかんどう)Eikando Temple

5月終わりの永観堂さんを訪ねました。
永観堂さんは「もみじの永観堂」ですから、初夏の青もみじもたいへん美しいです。
永観堂の青もみじ

永観堂の青もみじ

参拝客はほとんどおられずゆったりと散策できます。
永観堂の青もみじ

緑の中の多宝塔。
階段がちょっとキツいですが、多宝塔まで登れば京都の市街が見渡せます。
永観堂の青もみじ

永観堂の青もみじ

お堂は回廊で巡ることができ、上がったり下がったり迷路のようになっていてそれも楽しめます。
永観堂の青もみじ

青い空を金の鯉が泳ぐ池。
永観堂の青もみじ

すだれがかかり、もう夏のような景色です。
永観堂の青もみじ

永観堂の紅葉はこちら
永観堂の雪景色はこちら
永観堂の青もみじ


近くの寺社 :南禅寺・大豊神社・若王子神社・法然院

永観堂禅林寺 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 永観堂を訪れるなら、宿泊は「ウェスティン都ホテル京都」がおすすめ。
南禅寺、哲学の道、平安神宮へもお散歩の距離。
緑豊かな東山の高台に佇むホテルで、京都でもホテルオークラと並んでもっとも有名なハイクラスホテルです。
すぐ近くに地下鉄「蹴上駅」があるので、京都市中心部にも5分ほどで行けます。
チェック ウェスティン都ホテル京都
所在地 京都市左京区永観堂町48
料金大人600円
時間午前9時~午後4時(受付終了)
アクセス市バス「南禅寺永観堂道」下車、徒歩3分
市バス「東天王町」下車、徒歩8分
駐車場あり


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