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知識・作法・ニュースなど 一覧

京都で眺望抜群のお寺とはいっても、京都を囲む山々は丘みたいなものですから、それほど期待しないでください。

ただ、見おろす景色の中に、五重塔や御所、平安神宮の大鳥居、鴨川の流れなどがあったりしますので、高度はなくとも京都らしいアイコンがある分プラスアルファを感じることはできるかも。
お寺以外には、天皇陵にもいくつか素晴らしい眺めがあります。

将軍塚青龍殿

眺望といえば一番はここ。ここだけは眺望抜群といえる場所です。山の上に建つ青蓮院の飛び地境内です。
将軍塚といえば、京都市営の展望台もありますが、ここまで来たら、お金を払って青龍殿に入りましょう。眺めは雲泥の差。
将軍塚大日堂の展望台

三鈷寺

歩いて登るとたいへんな苦労。三鈷寺さんです。 車で善峯寺に行って、裏口から抜けて行くのが正解だと思います。
三鈷寺


清水寺


清水の舞台で有名な清水寺。舞台からの眺めも良いし、奥の院から見る舞台を含めた景色も良いです。
清水寺


堂宇と錦雲渓と京都市街。ビル4階ほどの高さですが、京都らしいバランスの取れた眺めといえるでしょう。


清水寺の雪景色

霊山護国神社

社殿右手の墓地を登り、坂本龍馬と中岡晋平の銅像とともに京都市街を眺めます。
霊山護国神社

それほど高い位置ではありませんが、八坂の塔・祇園閣などがアクセントになって、良い眺めです。

京都霊山護国神社

正法寺(東山区)

霊山護国神社と同様の位置にあります。こちらもすごい眺望とはいえませんが、眼下に八坂の塔が見えるので、京都らしい景色です。
正法寺(東山区)


善峯寺


善峯寺の広い境内の大半は山の斜面です。どんどん登っていけば、景色の良い場所がたくさんあります。

善峯寺


金蔵寺


小塩山の中腹といってもだいぶん上のほうに建つ金蔵寺さん。境内の裏のほうに見晴し台があり、京都市街が見えます。
いつも方向がわからなくなって、「あれ、こっちが京都か」と思います。
金蔵寺

金蔵寺

岩船寺

標高の高い場所に建つ岩船寺さん。 三重塔のわきから山道を少しだけ進むと、見事な眺望。
岩船寺の青もみじ

岩船寺のあじさい

海住山寺

こちらも高い位置に建つお寺。
海住山寺

国宝のかわいらしい五重塔を見た後は見晴らしの良い場所へ。

海住山寺

三明院

上高野の三明院さん。
三明院

多宝塔から地域を見渡せます。

三明院


成相寺

天橋立を見下ろすお寺といえば、成相寺さん。雪舟の絵にも描かれているお寺です。
成相寺の紅葉

傘松公園より高い位置にありますが、景色はだいたい同じかんじです。

成相寺の紅葉

多禰寺

舞鶴の多禰寺さん。
多禰寺

駐車場に車を停めたらすぐこの景色が広がります。

多禰寺の眺望


鞍馬寺


鞍馬山の中腹に建つ鞍馬寺さん。
鞍馬寺

鞍馬寺の眺望は、山の上から山を見る、そんな景色。

鞍馬寺

銀閣寺

境内には断層があり、壁のような小山になっています。上から見る銀閣とその向こうの吉田山が美しいです。 足利義政は京都の町から目を背けたかったので、京都市街の眺望は吉田山でガードされているのだと、梅林秀行さんが言っていました。
新緑の銀閣寺

永観堂

お堂の中も見どころが多く、たくさん歩きますが、多宝塔も忘れてはなりません。
永観堂

カエデの海の向こうに京都市街が一望できます。

永観堂

南禅寺

南禅寺さんの眺望といえば三門。
南禅寺

石川五右衛門もうなった絶景です。帰りの階段がとても急に感じるのでお気をつけください。

南禅寺

醍醐寺

上醍醐は拝観料の要る山登り。山道の途中になんのオーラも出さずに国宝の建物が建っていたりします。
上醍醐の五大堂


景色は大阪まで見渡せます。前にも書きましたが、国宝が目の前にあるのに、遠くのアベノハルカスを見て感激したりしてしまいます。

上醍醐の眺め

常寂光寺

急な石段を登り本堂の前まで、さらにその奥の多宝塔裏まで登れば、良い眺め。
常寂光寺の青もみじ


常寂光寺


大悲閣千光寺


嵐山の中腹に建つ大悲閣千光寺さん。崖に張り出したお堂から見る絶景。
大悲閣千光寺

保津川やトロッコ列車も見えます。

大悲閣千光寺


虚空蔵法輪寺


嵐山の虚空蔵法輪寺はには展望台があり、渡月橋をまっすぐ上から眺められます。
嵐山法輪寺の紅葉

「ああ、今日もたくさんの人が歩いているなあ。」と毎回感じます。

虚空蔵法輪寺


伏見稲荷


どこまで続くのかわからない鳥居のラビリンス、伏見稲荷大社。
伏見稲荷大社


お山を巡り四つ辻のところまでくるとなかなかの眺めです。

伏見稲荷大社


月輪寺


カンタンにはお参りできません。1時間近くの山登りの経て到着。
月輪寺の桜と石楠花


いかにも山奥といった眺望です。

月輪寺からの眺望


牛尾山


台風で崩れ、地震で崩れ、近年は災難続きの牛尾観音さんです。
牛尾観音

金胎寺

本気で行かないと怪我をする金胎寺さん。
金胎寺

行者巡りで余裕があれば景色も楽しめます。

金胎寺

仁和寺

仁和寺境内を西から出て、八十八カ所巡りへ出発。 しんどいですが、良い眺望に出会えます。 (写真準備中)


追加していきます。


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京都の世界文化遺産 World Heritage Sites in Kyoto

京都の誇る世界文化遺産
わざわざ当サイトで触れるまでもないのですが、写真を並べて、縁結びスポットを書き足してみました。

なお、それぞれの説明は京都府サイトからの引用です。リンクは当サイトの記事と写真です。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)(京都市北区) 

上賀茂神社
上賀茂神社の境内は緑あふれる広大な敷地。
一の鳥居から二の鳥居までは、競馬(くらべうま)などの五穀豊穣の神事が行われる開放的な芝生となっています。社殿は本殿など2棟が国宝、34棟が重要文化財、境内は史跡に指定されています。

上賀茂神社の縁結びスポット

紫式部も詣でたという片岡社。 上賀茂神社で縁結び

賀茂御祖神社(下鴨神社)(京都市左京区)

下鴨神社
下鴨神社の楼門、舞殿、神服殿、四脚中門等31棟は、重要文化財に、文久3年(1863年)に造り替えられた本殿2棟は国宝に指定されています。
広々とした糺の森は市街地に残る貴重な森として市民の憩いの場となっていて、散歩にも最適。

下鴨神社の縁結びスポット

楼門前の相生社と連理の賢木がよく知られています。 下鴨神社で縁結び

教王護国寺(東寺)(京都市南区)

東寺
高さ57メートルの東寺の五重塔(国宝)は、京都駅前のビルの林立する中で木造建築の美を際立たせてそびえたっています。
寛永20年(1643年)に、徳川家光が再建奉納したものです。
講堂(重要文化財)にある日本現存最古の密教彫刻の一群や金堂(国宝)、大師堂(国宝)、蓮花門(国宝)など見所もたいへん多いです。 東寺

清水寺(京都市東山区)

清水寺の仁王門
平安時代以来多くの人々が参拝してきた清水寺。
参道を上りつめると、東山の音羽山を背に仁王門、西門、三重塔(いずれも重要文化財)が迎えてくれます。
春の桜と新緑、秋の紅葉と四季折々の美しさを背景にした懸崖造りの本堂(国宝)は、断崖の上にせりだし、眺望も最高。境内には15の堂塔(いずれも重要文化財)が建ちならびます。

清水寺の縁結びスポット

音羽の滝・善光寺堂の首振り地蔵・胎内めぐりの髄求堂など。清水寺
舞台からすぐの地主神社も忘れずに。地主神社

延暦寺(滋賀県大津市坂本本町・京都市左京区)

延暦寺
延暦寺は平安京の鬼門を守る鎮護国家の道場でした。
天台密教の拠点として、平安時代以後、法然、親鸞、栄西、道元、日蓮など多くの高僧たちを輩出し、今もなお修行道場として厳粛な雰囲気に満ちています。
境内は広大で、根本中堂(国宝)、大講堂(重要文化財)の他、美術工芸品を含めて10の国宝、50以上の重要文化財があります。 比叡山延暦寺

醍醐寺(京都市伏見区)

醍醐寺
豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」で有名な醍醐寺は下醍醐、上醍醐に分かれ、100余りの堂塔が散在しています。
三宝院(庭園は特別史跡・特別名勝)には、桃山時代の豪華な襖絵で飾られた葵の間、秋草の間、勅使の間(重要文化財)に続き、表書院(国宝)があります。
2月23日の「五大力尊仁王会」、 4月第2日曜日の「豊太閤花見行列」には境内は多くの参詣者であふれます。 醍醐寺

仁和寺(京都市右京区)

仁和寺
仁和寺は「御室桜」(名勝)と呼ばれる背丈の低い桜が有名。
門跡寺院として格式が高く、また、「徒然草」「方丈記」など古典にも数多く登場します。 朱塗りの中門(重要文化財)をくぐると、御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)の他、五重塔(重要文化財)や観音堂(重要文化財)等があります。 仁和寺で縁結び

平等院(宇治市)

平等院
平等院鳳凰堂(国宝)には仏師・定朝作の阿弥陀如来像が安置され、51体の雲中供養菩薩像が長押の上で、雲に乗って音楽を奏しています。 壁扉画、日本三名鐘の一つといわれる梵鐘とともに国宝です。
史跡及び名勝に指定されている浄土空間を現出させたという庭園も見逃せません。 平等院

宇治上神社(宇治市)

宇治上神社
日本最古の本殿を持つ宇治上神社は宇治川の東岸の朝日山の山裾に鎮座。
拝殿(国宝)は、鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されていて、鎌倉時代の優れた建物遺構です。 本殿(国宝)は平安時代後期に伐採された木材が使われて、一間社流造りの三殿からなっています。 宇治上神社で縁結び

高山寺(京都市右京区)

高山寺
高山寺の境内には楓の古木が茂り、いつも森閑とした雰囲気です。
石水院(国宝)は、明恵上人の住居跡と伝えられており、こけら葺の簡素なたたずまいで、鎌倉時代の住宅建築をしのばせます。
国宝鳥獣人物戯画、明恵上人像など数多くの貴重な美術工芸品を所有しています。 高山寺

西芳寺(苔寺)(京都市西京区)

西芳寺(苔寺)
苔の種類は約120種、緑のじゅうたんを敷きつめたような美しさです。
庭園(史跡・特別名勝)は、上下二段構え。上の枯山水と、下は池泉回遊式で黄金池は「心」の字を描いています。

天龍寺(京都市右京区)

天龍寺
天龍寺は京都五山の一位として栄えた名刹です。
方丈裏の庭園(史跡・特別名勝)は嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、貴族文化の伝統と禅好みの手法が溶け合い、四季折々の美しさを見せています。 天龍寺

鹿苑寺(金閣寺)(京都市北区)

金閣寺
鹿苑寺は北山文化の象徴として国内外に知られる名刹です。
金閣は舎利殿として建てられたもので、鏡湖池に臨む三層の楼閣は二層・三層に金箔をはった室町期楼閣建築の代表です。 現在の金閣は昭和25年火災で焼失したものを再建したものです。 金閣寺

慈照寺(銀閣寺)(京都市左京区)

銀閣寺
国宝の銀閣は、観音殿として質素高貴な意匠であり、東求堂は日本最古の書院造り。 庭園(特別史跡・特別名勝)は、白砂を段形に盛り上げた銀沙灘(中国の西湖の型)や、向月台が、月の光を反射して銀閣を照らします。 銀閣寺

龍安寺(京都市右京区) 

龍安寺
方丈南側の枯山水庭園(史跡・特別名勝)が石庭として名高く、海外では『ZEN』と呼ばれています。
二方を油土塀で囲み、東西30メートル、南北10メートル余りの長方形の白砂の庭に15個の石を5・2・3・2・3に配置したもの。「虎の子渡し」の名でも知られています。 龍安寺

本願寺(西本願寺)(京都市下京区) 

西本願寺
西本願寺は堀川通に面して広がる浄土真宗本願寺派本山です。
境内には御影堂(大師堂)、阿弥陀堂(本堂)(ともに重要文化財)が建ち並んでいますが、鳩が遊ぶ広々とした境内は市民の憩いの場でもあります。
能舞台として日本最古の北能舞台、唐門、書院、黒書院、飛雲閣(いずれも国宝)の建造物は、桃山文化の粋を伝えています。

二条城(京都市中京区)

二条城
旧桂宮御殿を移した本丸(重要文化財)と豪壮な二之丸御殿(国宝)からなる二条城。
徳川家康と豊臣秀頼との会見場所となったり、徳川慶喜が大政奉還を行ったりと歴史的な空間です。
二之丸御殿の絢爛豪華な建築と障壁画は目をみはるほど。
城内は史跡、二之丸庭園は特別名勝に指定されています。

そのほか

京都市や京都府でも新たな世界遺産登録を目指しています。
宮津の恋の架け橋「天橋立」や、大津と京都を結ぶ運河「琵琶湖疏水」などが挙げられています。

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奈良ほどではないですが、京都にはたくさんの国宝があります。
ただで、無料で気軽に見ることができる国宝もたくさんあります。
国宝建築物です。
拝観料や入場料なく身近に国宝を見て「ほぉ〜」と感嘆の声をあげることができます。(交通費はかかりますが)

それでは、 タダで鑑賞できる京都の国宝をご紹介しましょう。
なお、「いつでも見ることができます。」と書いていますが、原則として拝観時間内にということです。
夜中に行っていいのは伏見稲荷くらいです。

本願寺飛雲閣

ときどきしか公開されていませんが、いつでも建物のてっぺんは見えています。また、お隣の興正寺さんへ行くといつでも裏側を見ることができます。

本願寺唐門

いつでも見ることができます。日が暮れるまでゆっくりどうぞ。

本願寺御影堂

いつでも見ることができます。
本願寺御影堂

本願寺阿弥陀堂

いつでも見ることができます。
西本願寺の大イチョウ

三宝院唐門

三宝院は有料ですが、唐門は無料エリアに面していていつでも見ることができます。
醍醐寺

三宝院表書院

塀の外から屋根だけ見えます。上の写真の屋根です。

蓮華王院本堂

三十三間堂は長くて大きな建物なので、外からも見えます。
三十三間堂

妙法院庫裏

庫裏の中には入れませんが、中を覗き見ることはできます。境内も自由に歩けます。
いわば国宝キッチン!
妙法院の写真

法界寺阿弥陀堂

境内は有料なので、入り口から遠望。 法界寺阿弥陀堂

仁和寺金堂

無料エリアです。いつでも見ることができます。ただし御室桜の咲く短い期間だけ有料になります。
仁和寺

平等院鳳凰堂

有料エリアなので、遠くから見ます。朝霧橋の上からも見えます。
平等院の藤

知恩院三門

超巨大な山門は24時間いつでも見ることができます。こんな巨大なもの、隠すことはできません。
知恩院

知恩院本堂(御影堂)

山門が開いている時間ならいつでも見ることができます。
知恩院本堂

東福寺三門

いつでも見られます。ときどき特別拝観があり有料ですが登ることができます。
東福寺三門

東福寺龍吟庵方丈

偃月橋の先に見える屋根が龍吟庵方丈です。ほとんど閉まっていますが、秋に特別拝観があります。
東福寺

大報恩寺本堂(千本釈迦堂)

いつでも見られます。京都の街なかにあって火事に遭っていない貴重な建物。
千本釈迦堂

醍醐寺金堂

有料エリアなので柵の外からちらっと。生け垣の薄くなったところから・・・。
醍醐寺

醍醐寺五重塔

有料エリアなので柵の外から。または遠いところから。
醍醐寺の五重塔

海住山寺五重塔

入山には100円要りますが、外からも見えます。小さくてかわいらしい五重塔です。
海住山寺

教王護国寺金堂

有料エリアですが、外からもよく見えます。
東寺金堂

教王護国寺五重塔

どこからでも見える京都のランドマークタワー。いつでも見ることができます。
東寺 五重塔

教王護国寺大師堂(西院御影堂)

東寺の無料エリアに建つ国宝建築物です。いつでも見ることができます。
東寺

教王護国寺蓮花門

通りに面しているのでいつでも見られます。いつも閉まっていますし、誰も見向きもしない門です。
教王護国寺蓮花門

観智院客殿

塀の外から屋根はいつでも見えます。ときどき特別拝観があります。
観智院

清水寺本堂

有料ですので、遠くから見るだけ。1号線を走りながらでも見えますね。
清水寺 清水の舞台 青もみじ

高山寺石水院(五所堂)

有料ですので、エリア外からちらっと見るだけ。
高山寺の青もみじ

浄瑠璃寺本堂(九体寺本堂)

いつでも見ることができますが、建物内の拝観は有料です。
浄瑠璃寺

浄瑠璃寺三重塔(九体寺三重塔)

山門が開いている時間ならいつでも見ることができます。
浄瑠璃寺

宇治上神社拝殿

地味ですが価値ある世界遺産。いつでも見ることができます。
宇治上神社

宇治上神社本殿

こちらも地味ですが価値ある世界遺産。いつでも見ることができます。
宇治上神社

賀茂御祖神社東本殿・西本殿

拝殿から柵越しにちらりと見ます。特別公開されることもありますが、写真は撮影不可です。
賀茂御祖神社

賀茂別雷神社本殿・権殿

外からは見えません。特別公開されることもありますが、写真は撮影不可です。
上賀茂神社の枝垂桜

豊国神社唐門

くぐれませんが、いつでも見ることができます。
豊国神社

北野天満宮本殿・石の間・拝殿・楽の間

受験の学生さんでいつもいっぱい。修学旅行の時期は文化祭の会場かと思うほど学生服でいっぱいです。
本殿・石の間・拝殿・楽の間はぜんぶつながっている北野天満宮の中心部。中へ入れるわけではありませんが、ぐるりと外側を見てまわることはできます。
北野天満宮

大徳寺方丈

方丈は外から屋根だけ見えます。
方丈、唐門ともに写真は撮影できません。

大徳寺大仙院本堂

大仙院さんは写真撮影不可。外から屋根は見えます。

二条城

国宝に指定されているのは二の丸御殿遠侍&車寄・式台・大広間・蘇鉄の間・黒書院・白書院の6つの建物。
入城料を払えばすべて見ることができます。
そうそう、七夕のときはただでした!
二条城

南禅寺方丈

南禅寺方丈は有料エリア。外から屋根は見えます。
南禅寺方丈

慈照寺銀閣&東求堂

有料です。外から見えるところあったかな?高い樹々に囲まれてガードが堅いはず。
新緑の銀閣寺

光明寺二王門

京都北部でただひとつの国宝建築物です。
大修理が終わり、色鮮やかになりました。
けっこうな山の中ですが、クルマのアクセスは良いです。
光明寺二王門



以上、京都の国宝尽しでした!!
もう少しありますので、追加するかもしれません。
ご覧いただきありがとうございました。

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もともと我が家は水無月が好きで、夏越の祓いでなくてもよく水無月を食べました。
柏家宏之菓舗の水無月

ご存知かもしれませんが、水無月の三角は氷室の氷、小豆は魔除け、だそうです。

さて、たいてい母親が買ってくるのは「五建ういろ」の水無月。 あるいはスーパーで売っているもう少し安い水無月

今年は他の京都の和菓子屋さんの水無月はどんなのだろう?とふと気になり、6月後半にいくつかのお店で水無月を買って食べ比べてみました。

以下はまったく個人的な感想ですので、ランキングでもありません。参考になるかどうかはわかりませんが、思ったままを書いてみたいと思います。

注意すべきことは、期間限定であること。
5月6月だけの販売のお店もあれば、究極の6月30日のみの販売!というお店もあります。
かなりの京都のひとが水無月を買いますので、夕方行ったら売り切れというシーンもよくあります。
ご注意くださいませ。

長久堂の水無月

今回、最も高価だった水無月です。
3切れ買うと税込み1000円を突破しました...。
長久堂の水無月


長久堂の水無月はまず見た目が非常に美しいです。
角がピシッと決まって崩れません。
さらには小豆の上に透明な寒天のコーティングがしてあるので、表面がキラキラ涼しげ。
歯切れも良いし、甘さは上品だし、抹茶はキリッと利いているし、文句のつけようがありません。
長久堂の水無月

ただ、160円の水無月の倍以上の値段なのでその値段に見合った水無月なのかはちょっと判断できません。
もう少し安ければときどき買うのになあ。
ひと切れ330円也。
長久堂 北山店は北山通りから鞍馬街道を北へ少し行ったところにあります。天保2年開業の老舗。

仙太郎の水無月

仙太郎の水無月は、もっちりねっちょり糊状の水無月
仙太郎の水無月
隣とくっつきまくりで、形も崩れまくりです。
しかし、食べてみるとおいしい水の味がして、柔らかいお餅のようで、小豆もおいしくて、上等なおぜんざいのよう!
仙太郎の水無月は百貨店などでたいへんな人気。JR京都伊勢丹の和菓子フロアでは、仙太郎だけが大行列を作っていました。みなさんもっちゃり系が好きなのね。
仙太郎の水無月

おぜんざいを水無月形に固めたお菓子のような印象でした。
こんなタイプの水無月はイメージとしては求めていませんでしたが、おいしいです。

ひと切れ216円也。

八方焼本舗 小松屋の水無月

小松屋は寺町御池を下がった本能寺のはす向かいのお店。
八方焼や焼芋が有名です。
八方焼本舗 小松屋の水無月
大きめのカットで生地もドーンと重いかんじで、これぞ水無月といった口当たりの水無月です。
の水無月


嘉祥菓子 養老軒の水無月

こぢんまりした懐かしい感じの店舗の養老軒。
フルーツ大福も人気です。みかんとかキウイとかパイナップルとかモンブランとかね♪ (苺大福もあったか?なかったか?)
養老軒の水無月は、小さめで上品な美しさを誇る水無月です。
養老軒の水無月

特に黒糖の水無月が絶品でした。(波照間産の黒糖を使っているそうです)

柏家宏之菓舗の水無月

神楽岡の柏家宏之菓舗さんなら、クルマをお店の前にちょっと停めて買うことが出来るので便利です。
柏家宏之菓舗の水無月

形が美しく、歯切れが良く、口溶けも良く、わたくし的には最もリピートしたい水無月でした。
ひと切れ160円也。
柏家宏之菓舗の水無月


五建ういろの水無月

五建ういろの水無月は歯切れが良くて口どけも良い。 小豆は他のに比べると甘めに仕上がっています。
五建ういろの水無月
とてもおいしいですが、あまりにも昔から食べているのでスタンダードな水無月としか表現できません。
形の美しさはあまりありませんので、庶民的な感じです。

出町ふたばの水無月

一応、行列が短ければ買おうかなあと思って、店の前まで行きましたが、とんでもない行列を目の当たりにして買うのはあきらめました。
恐るべし、出町ふたばさんの豆もちの人気!
水無月はまたチャンスを見てチャレンジします。

妙心寺前三河屋の水無月

ときどき食べたいかんじのオーソドックスな三河屋さんの水無月。
生地はもちゃっとして、歯切れはそれほどでもありませんが、すっきりと良い水の味を感じられる生地です。
三河屋さんの和菓子はどれもコスパが高いです。
妙心寺前三河屋の水無月
妙心寺前 三河屋の水無月

鳴海餅の水無月

栗のいっぱい乗った贅沢なヤツを買いました。歯切れもよく美味しい!
鳴海餅の水無月
鳴海餅の水無月

長五郎餅の水無月

北野天満宮の境内にも出店のある老舗長五郎餅の水無月
小豆は散らしたかんじで、見た目ずっしりと重量感のある水無月ですが、とても歯切れが良く、プルッと感も良し。甘さも控えめ。
長五郎餅の水無月

天神さんに行くといつも閉まっていて、「いったいいつ営業してるんだろう?」と思っていたら、境内のほうは基本的に縁日のときだけのようです。お店は天神さんから少し南に行ったところにあります。
長五郎餅の水無月
長五郎餅といえば、あの豊臣秀吉公の北野大茶会の折りにも供されたという白くて丸いお餅。創業400年越え!1587年の味がいまでも食べられるとは、京都ってすごいなあ。

鼓月の水無月

千寿せんべいが有名な鼓月の水無月
ぷるっと歯切れが良くて、甘さも控えめで、全体的に上品な風合い。小豆はぎっしり。おいしいです。
抹茶もちゃんと抹茶しています。
もうひとつ欲しくなる水無月。
鼓月の水無月

銀閣寺店で買いました。
鼓月の水無月


笹屋伊織の水無月

販売期間が短く、予約しないと手に入らないかもしれない笹屋伊織の水無月。
笹屋伊織の水無月

小豆は大粒で上品に炊きあがっています。
生地は柔らかでもっちゃりもちゃもちゃの極致!
笹屋伊織の水無月

わたしはういろうのぷるっちり感が好きなので、おいしいけどリピートはありません。

俵屋吉富の水無月

おひとつ300円近い高級水無月です。白と黒糖2切れずつでひと箱になっていてバラ売りはなし。
しかし上品だしバランスはいいし、文句のつけようのない水無月ですこれは。
俵屋吉富の水無月

俵屋吉富の水無月


萬屋琳窕の水無月

よーいどんの人間国宝を取得している山科の萬屋琳窕さん。よろづやりんちょうと読みます。銅鑼焼が有名。
その水無月は今回もっともお安いひとつ130円也!本店で買いました。
萬屋琳窕の水無月

小豆も小ぶりでぎゅうぎゅうではありませんが、とてもおいしいです!
コスパ最高。
萬屋琳窕の水無月


京阿月の水無月

緑の生地にうぐいす豆の水無月が目を引きます。
京阿月の水無月

いただいてみると生地には抹茶がきりっと利いていて、上のうぐいす豆もしっかり主張していて、文句なしのおいしさです。
京阿月の水無月

三笠がおいしくて有名だった高台寺そばの下河原阿月さんの後継のお店だそうです。

日栄軒の水無月

金閣寺門前から西大路通りを渡ったところにある日栄軒さんの水無月。ひとつ149円。
包み紙は金閣寺。
日栄軒の水無月

小豆は大きめ。白にも黒糖にもうぐいす豆が散らしてあるのが珍しいタイプのみなづきです。
日栄軒の水無月

生地はもちっと感とぷるっと感のバランスがとても良くて、歯切れ良し。
ときどき来るうぐいす豆の味が新鮮。
金閣寺に来る度買うことにします。

たまだけんの水無月

スーパーオアシスで買った水無月
形の美しさはなかなかです。角がピシリと決まっています。
たまだけんの水無月

ひとつ110円ほどなので、和菓子屋さんに比べると安いです。
食感とお味は五建ういろの水無月に似ています。小豆は甘め。
歯切れはいいですが、もっちり感がもう少しあれば、という感じでした。

また機会があれば、ほかのお店の水無月にも挑戦してみたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。

そのほか
よし廣の水無月
甘春堂の水無月
永楽屋の水無月
米満老舗の水無月
とらやの水無月


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京都のアフロ石仏で有名なものは、金戒光明寺の墓地の石段わきにおわす五劫思惟阿弥陀如来石仏。
見た目にインパクトもあり、なによりとても良いお顔をしていらっしゃるので、一度見てみるといいですね。

アフロ石仏

長い長い時間、衆生救済のことを考え続けているうちに、髪が伸びてこんななってしまったお姿です。

グーグルマップにもアフロ仏の名前で表示されています。

知恩寺の墓地にもおられるので、今度写真を撮ってきます。



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「由緒ある八幡さんで良縁を見つけて」との呼びかけで行われたのは石清水八幡宮を会場にした男女の婚活イベント「やわたお見合いコン」
石清水八幡宮

第一回から応募者は定員を上回り盛況です。
八幡さんは有名な神様ですから縁結びのイメージも湧きやすく、商店街主催なので気軽に参加できる感じが良いのだと思います。
石清水八幡宮

男女約70人ずつが集まり、結果はカップルが9組成立。 なかなかの確率といえるのではないでしょうか。

応募には資格があります。
結婚を前提とした交際を望む独身者であること。
年齢は20歳から45歳のあいだであること。
参加費はお昼ご飯も含め、4500円。(2016年の例)
定員は男女それぞれ50名(オーバーしても受け付ける場合も)
主催は石清水八幡宮門前の商店街「石清水共栄会」
最新の情報は、 八幡市商工会または八幡市観光協会のホームページでご確認ください。

京都府の婚活支援サイトも合わせてごらんください。きょうと婚活応援センター(京都府健康福祉部こども総合対策課)

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京都の街を歩くのに、着物はとても似合います。
祇園界隈、鴨川、木屋町、先斗町、東山、嵐山や嵯峨野などどこを歩いても、着物姿なら京都らしさ満点。
縁結びの神社やお寺にお参りするときだって着物のほうが御利益がありそう・・・・。

じゃらんで着物浴衣レンタル予約をするとオトクです。
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さて、いざ着物で京都を歩きたいなあと思っても、実際に旅先で着物をレンタルしようと思うと、ホテルを決めてから、ホテルからあまり遠くないレンタル屋さんを探さなくてはならず、近くには見つからず断念・・・なんてことになります。
または、レンタル料が高すぎて断念という場合も。

とってもカンタンな方法があります。

それは着物レンタルプランのあるホテルや旅館に泊まること!

ホテル内のサロンでレンタルや着付けをやっていたり、 ホテルがレンタル着物屋さんと提携してサービスを行っている場合もあります。
たくさんの種類のブランド着物やデザイナーズ着物から好きな着物が選べて、帯・ぞうり・かばんもセットになっていますし、着付けもプロにやってもらえます。
追加料金もなく、宿泊費用だけで済みますから、ものすごくオトク!
通常のシンプルなプランと着物レンタル付きのプランを比べれば数千円程度の差しかありません。
利用しない手はありませんね。
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着物レンタルプランのある京都のお宿をいくつかご紹介します。

ぎおん畑中

八坂神社門前の料理旅館「ぎおん畑中」では小物レンタル〜着付けまでがセットになった『着物レンタルプラン』を用意しています。
お宿から歩いて5分のレンタル着物屋さん『夢京都』で、着物を選んで着付けしてもらい、京都散歩に出発。
着物・じゅばん・おび・ぞうり・小物一式・着付け・ヘアセットまですべてついています。
チェック ぎおん畑中

なごみ旅館 悠

京都駅にも近い京町家のお宿「なごみ旅館 悠」には、『アンティーク着物レンタルプラン』があります。
大正から昭和時代にかけてつくられた珍しいアンティーク着物を着て、京都散策に出かけましょう。
着付けサービスなのに、宿泊料金も安いです。
チェック なごみ旅館 悠

山茂登旅館

五条大橋や清水坂に近い山茂登旅館では、『着物レンタルプラン』を用意。
着物・浴衣は全国的にも有名な「レンタル着物岡本」さんで。(清水寺の近くです)
チェック 山茂登旅館

晴鴨樓

大正ロマン香る創業180年の老舗旅館「晴鴨樓」では、着物の貸出・着付け・返却をすべて館内で行う『京都×着物レンタル 女性限定 気軽に京美人プラン』を用意しています。
夏期は浴衣に変更することも可能です。
チェック 晴鴨樓

ベストウェスタンホテル京都

ベストウェスタンホテル京都は『着物で京都散策〜♪一日着物レンタル付プラン』を用意しています。
祇園にあるレンタル着物屋さん『夢京都』で着物に着替えて、祇園や東山界隈をを散策することができます。
レンタル着物屋さんだから200種類もある高級着物の中から好きなものを選べて、着付けや小物もセットになっていて料金の心配がありません。
チェック ベストウェスタンホテル京都

金岩楼別館

鴨川納涼床でも知られる「金岩楼別館」には『浴衣レンタル・着付け込みプラン』があります。
お宿から約5分の 「着物レンタルサロン夢館」にて、150種類の着物から好きなものを選び、プロの着付け師さんが丁寧に着付けしてくれます。
着物姿ではんなりと木屋町や鴨川を歩きましょう。
チェック 金岩楼別館

京都きものパスポートもしっかりチェック

着物で京都を歩けばさらにオトクになることがあります。
京都市では「京都きものパスポート」というキャンペーンが10年も続いていて、着物で歩けばさまざまな優待や特典が受けられます。
たとえば、美術館・博物館・植物園が無料になったり、
お寺の拝観料が割引になったり、記念品をもらえたり、
ホテルでのお食事が割引になったり、映画が割引になったり・・・。

着物が着崩れてきたら百貨店に駆け込めば、無料の「着くずれレスキュー」のサービスも受けられます。

京都きものパスポート」は京都駅などでもらえます。
旅行前にインターネットでプリントアウトしておくのが賢いでしょう。
詳細はこちら>>https://www.kimono-passport.jp/

オフィスSENRI

京都で着物をレンタル&着付けするなら、おすすめは「オフィスSENRI」。
「暴れん坊将軍」や「大奥」など、時代劇の俳優さんの衣装選びや着付けを担当してきたベテランスタイリスト下村千里さんが、直接あなたのお世話をしてくれて、仕上がりに満足すること間違いなし。
時代劇のこぼればなしも聞けるかも♪


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太閤さん豊臣秀吉公はいまでも日本人に人気の高いお方です。
豊臣秀吉

それは京都でも同じ。
まあ、お年寄りになってからは、もうろくしたのかいろいろとメチャクチャをなさいましたが、それを差し引いても人気が十分高いようです。

さて、秀吉公のゆかりの地は京都に山ほどあります。
彼の後半生が京都にありましたから、当然ではあります。
秀吉の京都大改造で道筋も変わりましたし、多くのお寺はひっこししました。
この一記事で紹介することはとてもできませんが、主なものだけでも並べてみたいと思います。

聚楽第

1586年に着工した聚楽第は、関白にふさわしい居館として贅を尽くして作られました。
のちには秀次の居館となりますが、秀次切腹のあと秀吉自らが徹底的に壊してしまったので、いまは跡にはなにも残っていません。
聚楽第

大徳寺総見院

織田信長が本能寺で亡くなったあと、秀吉は百日忌を過ぎた10月11日から大徳寺で一週間にもわたる盛大な法要を行っています。
葬列には千人のお坊さんが加わり読経をしながら山内を練り歩きました。
見物人の数もすごかったそうです。

そのあと建てたのがこの総見院。秀吉が作っただけに豪華絢爛なお寺でしたが、明治の廃仏毀釈で破壊され、いま残る当時の遺構は正門と土塀のみ。
大徳寺総見院

本圀寺

いまは山科の疏水の奥に移転している本圀寺。 元の場所はいまの西本願寺の北側で、秀吉は定宿として何度も泊まっています。
本圀寺

妙顕寺

秀吉のころには妙顕寺は二条にありましたが、その場所から現在地に移転させました。
そして自分の居館を建てました。
この妙顕寺の新邸は、聚楽第が完成すると不要になります。
妙顕寺の桜

南蛮寺

三階建ての異国情緒あふれる建物でしたが、この地にあったのは10年間。
1587年にバテレン追放令がでると破壊されました。
1577年の年号が入った梵鐘が、妙心寺春光院に置かれています。
南蛮寺

北野天満宮

受験生が列をなす勉学の神様北野天満宮は、1587年10月に秀吉公が開催した北野大茶会の会場です。
北野天満宮

町人でもお百姓でも誰でも参加できるということで、たいへんな混雑だったとか。
黄金の茶室も運びこみ、秀吉の所有する茶器はぜんぶ持ち込んで、秀吉自らが1500カ所もある茶の湯所を見物してまわったそうです。
北野大茶会の遺構は駐車場にあり、北野大茶湯之址の石碑が立っています。
北野大茶会の遺構

茶会ではこの太閤井戸の水を使いました。
北野大茶会の遺構

お土居

秀吉が作らせた京都をぐるっと一周とりかこむ土手が「お土居」です。
総延長は22.5キロ。高さ3メートル、幅9メートル。外側は濠になっていました。
いまもお土居の跡はところどころに残っています。
玄琢・北野天満宮・廬山寺など。
お土居

本願寺

西本願寺唐門・対面所・能舞台は伏見城の遺構です。

三条大橋

三条大橋は秀吉が架けた橋です。日本で最初の石柱橋でした。
東海道の西の起点をして交通の要衝となりました。
三条大橋

満足稲荷神社

伏見城の守護神だった稲荷大神を祀る神社です。1693年に現在地に移りました。
満足稲荷神社

出世稲荷神社

元は聚楽第の鎮守社だった出世稲荷神社。秀吉の出世の象徴ともいえる神社ですが、聚楽第破壊とともに移転。いまは大原に移転しています。
出世稲荷神社

大徳寺山門金毛閣

千利休切腹の原因となったといわれる木像がいまも安置されています。
秀吉が利休になぜ切腹を命じたかはいまもはっきりしていません。
大徳寺山門金毛閣

一条戻橋

千利休の木像が磔にされ晒された橋。
一条戻橋

御香宮神社

通りに面した表門は、かつての伏見城の大手門。
御香宮神社

御香宮神社

拝殿も伏見城の遺構です。
御香宮神社

いまでも伏見城の石垣の石が置かれています。
伏見城の石

伏見桃山城

いまでも建っている伏見桃山城はキャッスルランドとして作られたもので、伏見城とはあまり共通点はありません。鉄筋コンクリートの5層7重の天守閣はかっこよくて好きです。
昔は何度も天守閣に登りました。懐かしい。「黄金の茶室」もありました。
2003年に閉園し、いまは入園料もありません。自由にまわりを散策することができます。
伏見桃山城

瑞泉寺

瑞泉寺は木屋町三条の繁華街にあり、歴史に興味がないひとはただ門前を通り過ぎるだけかもしれません。
ここは豊臣秀次を祀るお寺。角倉了以が秀次の菩提を弔うために創建しました。
豊臣秀次は秀吉の後継者となっていましたが、秀頼が生まれたことや、彼自身の良くない評判により、切腹に追い込まれます。
秀次切腹のあと、その妻、側室、こどもたち39人が三条河原で斬首されました。
境内には後世に作られたものですが、39基の墓塔が並んでいて、その数の多さを改めて認識させられます。
瑞泉寺

方広寺

東大寺大仏殿よりひとまわり大きかった方広寺大仏殿。
当時は東大寺大仏殿は焼失していて、秀吉は代わりの大仏を作りたかったのかもしれません。
大仏さまの高さは48メートル。
方広寺の鐘

耳塚

朝鮮に侵攻した秀吉軍は敵将の首の替わりとして耳や鼻を切って塩漬けにして樽詰めにして日本に送ります。
樽は塚に納められ、僧400人を集めて法要が行われました。
耳塚

圓徳院

北庭は、伏見城の化粧御殿のお庭を移したもの。
圓徳院の青もみじ

醍醐寺

醍醐三宝院の庭園は1598年の「醍醐の花見」のときに秀吉自らが作庭したもの。
藤戸石は聚楽第から運ばせたものだそうです。
醍醐寺

醍醐寺の五重塔は一度も焼けておらず、秀吉が目にしたものです。
傾いたのを秀吉が修復させています。
醍醐寺の五重塔
「醍醐の花見」のために事前に近江・河内・山城・山和から桜の名木700本が次々と植え替えられています。
山内には8つの茶屋が作られ、秀吉は順番に回っていきました。
四番の茶屋は上醍醐の険しい山道の上。実際に登ってみるとかなりたいへんな場所です。

智積院

秀吉は嫡男の捨丸の菩提を弔うために祥雲寺を建てました。
障壁画は長谷川等伯に一任。等伯は息子の久蔵や一門総出で描きあげます。
豊臣家滅亡後、祥雲寺は智積院に下げ渡され、のちに殿社は火事で焼失しますが、障壁画は焼失を逃れ、いまも智積院の収蔵庫で鑑賞することができます。
(写真は複製)
智積院

庭園は祥雲寺だったときと大きくは変わっていないそうです。
京都 智積院のサツキ

豊国廟

秀吉は62歳で伏見城内で亡くなりました。 そのお墓は標高196メートルの阿弥陀ヶ峰の山頂にあります。
1615年に豊臣家が滅ぶと豊国廟は破壊され、今のように再建されたのは明治時代になってからのこと。
豊国廟は京女の通学路「女坂」を進み565段の石段を登った上です。
でも豊国廟からは眺望はありません。
豊国廟

豊国神社

秀吉亡き後、神として祀られた豊国社は、かつては30万坪の巨大な神社でした。
豊臣家滅亡後、徳川家康によって破壊されたので、豊国社はたった20年で消えたことになります。
唐門は伏見城の遺構です。
豊国神社

吉田神社

吉田神社の吉田神道は当時の日本の頂点に位置づけられていました。
秀吉もその神事作法によって神として豊国神社に祀られました。
大元宮

高台寺

北政所おねが自らの菩提寺にするために建てた高台寺。 伏見城内の化粧御殿をここに移して住みました。化粧御殿だけでなくほとんどの建物は伏見城の遺構でしたが、ほとんどが焼失しています。

高台寺の高いところに建つ茶室「時雨亭」と「傘亭」は、元は伏見城内にあったもの。
秀吉が実際に使ったスリッパや陣羽織も残っています。
高台寺

正伝寺

方丈はかつて伏見城にあった建物。
天井は血天井です。
正伝寺方丈


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福知山城の写真
明智光秀公ゆかりの美しいお城、福知山城
福知山城の写真
福知山城の石垣のそばを歩いているとハート形の石がはまっているのを発見。
けっこうちゃんとしたハートなのです。
福知山城のハート石の写真

これはハートストーンと名付けられていて、自分で見つけると恋愛成就する!というのがもっぱらの噂。
聞くところによると、このお城を建てた明智光秀公はあの時代に側室を持たず、奥様のひろこさん一筋で生涯を終えた愛妻家。ハートストーンを見つければ明智夫妻にあやかって浮気のない幸せな結婚生活を送れるというわけです。
(非業の死を遂げるということは、ここでは目をつぶるということで)

いまのところハートストーンは城内に6コ。(天守台から本丸にかけての城郭の東側に3コ、西側に1コ、昇龍橋側の護岸に2コ)
実をいうと、受付で言えば「ハートストーンビューポイント」という紙をくれるのですが、それを見ながらハートを見るよりはひとつでもふたつでも自力で発見するほうが楽しいのではないでしょうか。

福知山城の写真


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京都でもっとも拝観料の高い神社はどこだか知ってますか?

拝観料の高いお寺なら、世界遺産の西芳寺とか、瑠璃光院の特別拝観とかありますね。
他には妙心寺東林院、大原の三千院、実光院、宝泉院などいろいろと。

神社となると、基本的に無料ですから、世界遺産の上賀茂神社、下鴨神社だって無料です。
神苑だけ有料というところならありますが。平安神宮とか梅宮大社、松尾大社など。


さて、京都でもっとも拝観料の高い神社の答えは、


たわわちゃん神社です!
京都タワーのたわわちゃん神社


たわわちゃん神社(たわわちゃんじんじゃ)Tawawachan-jinja Shrine

たわわちゃん神社の拝観料は770円。
(クーポンを持っていれば650円か700円)
高校生620円、小中学生520円、3歳以上の幼児150円、障害のある方350円です。


たわわちゃん神社は京都タワーの展望室4階に鎮座しているので、拝観料が必要なのです。
拝観料は正式には展望入場料といって、お詣りのついでに京都の360度の展望も拝観できます。
京都タワー


そしてたわわちゃん神社は、京都駅にもっとも近い縁結びの神社でもあります。(これまでは道祖神社でしたが)

たわわちゃん神社は昔からあったものではなく、(東京タワー大神宮のまねをして?)京都タワーの50周年を記念して創建された神社です。
実際、毎年バレンタインにはたわわちゃんは東京タワーのノッポンくんに会いに行きますから、その折りに大神宮のアイデアをパクったのかもしれません。
京都タワーのたわわちゃん神社
御神体は金ぴかのたわわちゃん
狛犬は3本足の八咫烏。狛カラス。
これがなかなかかわいい!


たわわちゃん神社には下鴨神社がバックアップについています。
おみくじや絵馬(たわわちゃん絵馬)はちゃんと下鴨神社の神職がお祓いと祈祷をしています。
収益金の一部は糺の森財団に寄付されて、森の環境保護に役立ちます。
逆にたわわちゃんは下鴨神社の神事に参加しています。
流し雛の神事では十二単衣を着て川にはまりそうになります。
裃を着て、節分の豆まきもします。

下鴨神社がついているからには、下鴨神社の相生社と同等の縁結びのご利益があると断言してもよいでしょう。
下鴨神社
(下鴨神社 相生社)

縁結びの祈願にはたわわちゃん絵馬を買って、縁結びの願いをしたため、五円玉に赤い糸を結びくくりつけて納めます。

これで空高くから意中の人に恋のパワーを送るわけです。

地面から送るよりもよく届きそうです。

おみくじは1回100円、絵馬は300円+5円。公式サイト
京都タワーの中は、たわわちゃんだらけ。
京都タワーのたわわちゃん神社


たわわちゃん神社
拝観料がネックですが、一度訪れてみては?
年に3回以上拝観するなら、年間パスがオトクです。

縁結び祈願のあとは、360度の眺望を楽しみましょう。
双眼鏡を通せば清水寺もすぐそこのように見えます。
京都タワー 眺望


新幹線が次々と通ります。
京都タワーから新幹線


京都タワーの足元、地下3階にはタワー大浴場があります。
壁には東寺の五重塔や大文字が描かれていて、京都気分の入浴タイムが楽しめます。
7時から開いていますから、夜行バスで京都に来てまず風呂!というツウなお方もいらっしゃるようです。

ところで京都タワーはなにをモチーフにデザインされた塔かご存知ですか?
わたしは燭台とか蝋燭だと思っていましたが、実は「灯台」だそうです。 眼下に広がる家々の瓦屋根を大海原の波に見立てているのだとか。知りませんでした・・・。

近くの寺社 :道祖神社

京都タワー 宿泊案内と 交通アクセス

【宿泊案内】京都タワーホテル」「京都タワーホテルアネックス」を利用するとよいでしょう。もちろんJR京都駅はすぐそこ。
チェック 京都タワーホテル 京都タワーホテルアネックス
所在地京都府京都市下京区烏丸通七条下る
料金大人770円、高校生620円、小中学生520円、3歳以上の幼児150円、障害のある方350円
時間9時〜21時
アクセスJR京都駅中央口より徒歩2分
駐車場駐車場なし


ゴジラも来ます。
京都タワーのゴジラ

ああ・・・さよなら京都タワー
さよならたわわちゃん。
京都タワー


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