2010年11月の記事一覧

光明院(こうみょういん)Komyo-in Temple

光明院は、人でいっぱいの東福寺の紅葉を見た後訪れてみてほしい東福寺の塔頭。
座ってじっくりお庭を眺め、ホッとすることができるでしょう。
光明院

『波心の庭』の紅葉と白砂と苔の緑のコントラストが美しいです。
作庭家の重森三玲によって手掛けられた庭園で、光明院が「虹の苔寺」と称される所以です。
光明院

「鎌倉時代の伝統を踏襲しながらも石と石を直線的に結んだレイアウトは実にシャープでモダン」 とJR東海のポスターは表現しています。

吉野窓から見る紅葉も雰囲気があります。
光明院

ここではゆっくりと時間を過ごす方が多いように感じます。

近くの寺社 :東福寺・伏見稲荷大社

光明院

所在地 京都市東山区本町15-809
料金志納(11月中は300円)
時間8:00〜日没
アクセス京阪電車「鳥羽街道駅」 徒歩約5分
JR奈良線「東福寺駅」下車徒歩約15分
駐車場なし


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真如堂(しんにょどう)Shinnyodo Temple

真如堂さんの御利益は「極楽往生」。正式には真正極楽寺といいます。

真如堂の紅葉

真如堂の紅葉

真如堂

三重塔、本堂のまわりはイロハモミジやカエデ、イチョウ、ハナノキ、どうだんつつじなどの色が入り混じってとても美しいです。
真如堂の紅葉

真如堂の紅葉

真如堂の紅葉

真如堂の紅葉

本堂前。近くの保育園のこどもたちがお散歩。
真如堂の紅葉

真如堂

2010年はJR東海のCMで金戒光明寺が紹介されているので、続きに訪れる人もいて、一段と人出が多いようです。
拝観料が要らないこともあってか、境内はたくさんの人が思い思いに歩き回っていました。

ただ、苔の上には踏み込まないようにしたいものです。

真如堂の敷き紅葉

12月を過ぎて真如堂境内のカエデが見頃過ぎになると、参道わきや本堂裏の敷き紅葉が見頃になります。
この頃になるともう紅葉見物のお客さんはあまりいませんし、駐車スペースもいつものように開放されますから、訪れやすいと思います。
真如堂の散り紅葉

石段の両側の敷き紅葉。
真如堂の散り紅葉

鐘楼のカエデはまだ見頃。
真如堂の散り紅葉

本堂裏。カエデの影がウネウネと伸びます。
真如堂の散り紅葉

心落ち着く光景です。
真如堂の散り紅葉

真如堂の桜

真如堂には桜の木が約70本。
紅葉のほうが有名なので、桜のころは少し落ち着いて見ることができるかもしれません。
真如堂

本堂前の桜。
真如堂

三重塔の隣の大枝垂桜。塔を背景にして見上げると迫力があります。
真如堂

真如堂


鐘楼の向こうも桜でいっぱい。
真如堂

ピンクの濃い八重桜もあります。
真如堂

門前の春日局お手植えのたてかわ桜。
真如堂

法伝寺さんも桜でいっぱいです。
真如堂
真如堂

花が密集してまるでアジサイのようです!
真如堂
(撮影日は2011年4月10日、2012年4月8日他)

真如堂の八重桜

枝垂桜もソメイヨシノも散り、モミジの新緑のまぶしい真如堂さん。
真如堂の八重桜

新緑を楽しむなら参道右側の道を選択しましょう。
真如堂の八重桜

真如堂の八重桜

レンゲやシャガもたくさん咲いています。
真如堂の八重桜

そんな中で、八重桜が美しく咲いています。
特に鐘楼の回りの八重桜が素敵です。
真如堂の八重桜

鐘楼は墓地に囲まれていますが、心落ち着く景色です。
真如堂の八重桜



門前の法伝寺さんにも八重桜。
真如堂の八重桜
真如堂の桜はこちら。
真如堂縁起絵巻は1524年に完成した絵巻物で、応仁の乱のときに足軽が堂舎に乱入する迫力あるシーンが有名です。

真如堂の青もみじ

初夏の真如堂さんの青もみじ。
真如堂 青もみじ

ご近所の方がお詣りしたり散歩したり。落ち着いた雰囲気の境内です。
三重塔のまわりをカエデを始めとしていろいろな緑の葉っぱが包み込んでいます。
真如堂 青もみじ

本堂まわりもたくさんのカエデ。菩提樹や沙羅の樹もあります。
真如堂 青もみじ

本堂の裏がこれまた素敵な緑の空間です。
真如堂 青もみじ


真如堂のあじさいと夏椿

真如堂さんの鐘楼のまわりにはぐるりとあじさいが植えられています。
真如堂のあじさい

日陰が多い東側がよく咲いています。
真如堂のあじさい

本堂のかたわらでは菩提樹が大きな日陰を作っています。
黄色い小さい花がたくさん咲いています。
真如堂のあじさい

そして沙羅双樹が白い花を咲かせています。
真如堂のあじさい

真如堂のあじさい
今日は夏日です。暑い・・・。

夏の終わりの真如堂

夏の終わりの真如堂。
カエデで覆われた頭上からはツクツクボウシの蝉時雨!
真如堂

百日紅もすこし咲いています。
真如堂

お隣の西雲院さん(金戒光明寺の塔頭)にも大きな百日紅があります。
なんだかすっかり秋の空。
西雲院

西雲院の向こうは金戒光明寺のお墓。
三重塔があり、見晴らしもよいところです。
金戒光明寺墓地

屋根のあいだから京都タワーや平安神宮の大鳥居も。
金戒光明寺墓地


真如堂の萩

初秋の真如堂さん。
カエデの色づきも少しだけ始まっています。
真如堂

ところどころで少しずつ萩が咲いていました。
真如堂

真如堂


三重塔を彩る萩。
真如堂の萩

朝顔も咲いていました。
例年話題だった「ヘブンリーブルー」のほうは今年は不作だったそうです。
(撮影 2011年10月6日ほか)
真如堂


近くの寺社 :金戒光明寺

真如堂 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 真如堂を訪れるなら歩いてすぐの吉田山の中腹にある「吉田山荘」に泊まるとよいでしょう。
吉田山荘は元東伏見宮家別邸として建造された裏菊紋の格式の高さが偲ばれるお宿。
静寂な吉田山中で伝統の京懐石をいただけば、素敵な大人の京都旅となることでしょう。
吉田山荘はこども連れでは泊まれないので、静かな夜が約束されるはず。
》 》 吉田山荘の予約状況を見てみる
所在地 京都市左京区浄土寺真如町82
料金境内自由(本堂拝観は500円)
時間9〜16時
アクセス市バス「錦林車庫前」または「真如堂道」下車、徒歩10分
駐車場参拝者用無料駐車場あり(紅葉の時期は閉鎖)
三脚・一脚を使用した写真撮影は禁止。苔を大切に。

真如堂


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祇王寺(ぎおうじ)Gio-ji Temple

6月中旬の雨の日に祇王寺さんの青もみじを見に行きました。
祇王寺

みずみずしい苔庭と青もみじの深い緑の世界。
祇王寺

深い深い緑。

『古くからあるのに古くない。毎年、新しい生命力を緑からもらうようにできていました。』
2010年JR東海「そうだ 京都、行こう。」のコピーです。
祇王寺
侘び寂びを堪能するつもりでしたが、ちょっと失敗。


いつも薄暗いお庭は雨の日はさらに暗く・・・。
写真は明るくも撮れますが、実際に見えている景色はこのくらい。
かなり暗いです。
祇王寺
これもひとつの侘び寂びでしょうか。

祇王寺の紅葉

祇王寺

嵯峨の祇王寺は散り紅葉で知られています。
祇王寺の敷き紅葉

参拝者が踏み入れられない苔庭にだんだんともみじが積もっていきます。
祇王寺の敷き紅葉

祇王寺の敷き紅葉

陽が差してきました。樹々のシェイプのユラユラ感が魅力です。
こういう光景を侘び寂びというのでしょうか。
祇王寺の敷き紅葉

祇王寺の敷き紅葉

カラスウリが目を引きます。
祇王寺の敷き紅葉

祇王寺の敷き紅葉

祇王寺の雪景色

晩秋の散り紅葉が素敵な祇王寺さんの雪景色です。
渡月橋あたりよりもだいぶん雪が深くなっています。
祇王寺

しばらくすると、陽が差してきました。
祇王寺

雪の上にカエデの影がユラユラとした線を描きます。
祇王寺

さらに青空まで広がってきて、枝についた雪がキラキラと・・・。綺麗!
祇王寺

祇王寺

吉野窓もくっきりと浮かび上がりました。
祇王寺




近くの寺社 :滝口寺

祇王寺 交通アクセス

所在地 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂32
料金大人300円
時間午前9時〜午後5時(受付終了午後4時30分)
アクセス市バス・京都バス「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩約10分
駐車場参拝者用無料駐車スペース数台分あり


祇王寺の敷き紅葉


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二尊院(にそんいん)Nison-in Temple

京都嵯峨野のパワースポットのひとつ二尊院は紅葉の名所でもあります。
二尊院

二尊院の山門は伏見桃山城の薬医門を移した重厚な門。
二尊院

釈迦如来と阿弥陀如来の2像が並んで本尊となっているので「二尊院」と呼ばれます。

二尊院は平安時代初期834年に嵯峨天皇が慈覚大師を開祖として建立。
一度荒廃したものを法然とその弟子の湛空が再興したといわれています。

門を入ってからゆるやかに続く石段。その両側のもみじが美しく、「紅葉の馬場」と呼ばれています。
二尊院

築地塀に沿ってもみじが続きます。
二尊院

二尊院

本堂のまわりもカラフル。
二尊院

お庭もカラフル。
二尊院

二尊院の桜

紅葉の名所、京都嵯峨野の二尊院の6月。
ゆるやかに続く石段の両側をカエデが彩る「紅葉の馬場」は緑一色です。
二尊院

二尊院

二尊院

本堂。中には釈迦如来と阿弥陀如来の二尊が並んでいます。
二尊院

半夏生も涼やかに咲いています。
二尊院


あじさいは多くはありませんが、緑と溶け合い美しい光景になっています。
二尊院

二尊院


京都嵯峨野の二尊院さんの桜のころ。
二尊院の桜

紅葉の馬場の桜が散り際になってから、本堂前の紅枝垂桜が満開になります。
二尊院の桜

二尊院の桜

黒門の近くの桜も元気に咲いています。
二尊院の桜
二尊院普賢象桜はまだつぼみ。

二尊院の雪景色

嵯峨野の二尊院の雪景色です。
二尊院の雪景色

紅葉の馬場もすっかりモノクロの世界になりました。
二尊院の雪景色

二尊院の雪景色

龍神遊行の庭園と本堂。
二尊院の雪景色

中には小さなお釈迦さまと阿弥陀さまが並んでおられます。
二尊院の雪景色

弁財天堂の上の鳳凰。
二尊院の雪景色


近くの寺社 :常寂光寺・滝口寺・祇王寺

二尊院 交通アクセス

所在地 京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
料金大人500円
時間9時〜16時(受付15時30分)
11月は8時30分〜16時30分
アクセスJR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」徒歩20分
駐車場参拝者用駐車スペースあり


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檀林寺(だんりんじ)Danrin-ji Temple

嵯峨野の檀林寺さんのお庭の紅葉が綺麗です。
檀林寺

モリアオガエルが棲んでいる瓢箪池も散り紅葉で埋まります。
檀林寺

檀林寺は平安時代に嵯峨天皇の皇后橘嘉智子が創立した寺ですが、平安中期に廃絶。その跡地は世界遺産天龍寺になっています。

いまの檀林寺さんは新たに1964年にできた同名のお寺です。
檀林寺

祀られている檀林仏母尊は良縁成就と学業成就のご利益があるそうです。
檀林寺

宝物館はちょっとおもしろいのですが...ここでは触れないことにします。

近くの寺社 :祇王寺・滝口寺

法宝閣檀林寺

所在地 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町2-10
料金大人400円
時間9:00〜17:00
アクセス市バス・京都バス「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩約10分
駐車場無料駐車場あり


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神護寺(じんごじ)Jingo-ji Temple

400段もの険しい石段を登らなければならない高雄のパワースポット神護寺
途中で「もうあかん」と、あきらめる人もときどき見かけるほど。
神護寺の紅葉

でも、なんとか辿り着き、山門をくぐれば、平地に降りたかと思うような広々とした空間。
まさに「天上の庭」です!
神護寺の紅葉

ここのカエデの色でその年の京都全体の紅葉の美しさを判断するといわれる名所。
山門の中は錦の絵巻のような絶景が待っています。
神護寺の紅葉


赤黄緑のグラデーションが見事です。
神護寺の紅葉

金堂へ登る石段の赤いもみじ。
神護寺の紅葉

金堂前では大きなオレンジのカエデが鮮やかです。
神護寺の紅葉


最南端の地蔵院庭園からは眼下に広がる錦雲渓に向かい、かわらけ投げができます。
かわらけが谷に吸い込まれていく爽快感は厄よけにぴったり。
谷には紅葉の景色はありませんが。
神護寺の紅葉

神護寺(じんごじ)Jingo-ji Temple

神護寺の紅葉

京都でも早い紅葉のピークを迎える高雄の神護寺さん。
ピークが早いのもそのはず、長い石段の上の山の上に建っているから。
神護寺の紅葉

神護寺の紅葉

山門をくぐれば「天上の庭」にめくるめく紅葉の世界が広がります。
神護寺の紅葉

神護寺の紅葉

さらに石段の上にあるのは金堂。
神護寺の紅葉

神護寺の紅葉

神護寺の紅葉

神護寺の紅葉

神護寺の紅葉

見おろす景色が素敵。よくあるアングルで。
神護寺の紅葉

神護寺の桜

高雄の世界遺産神護寺さん。
紅葉の名所として名高いスポットで桜はそれほど多くはありませんが、 山桜や紅枝垂桜がいくつもあり、要所要所にアクセントを加えています。

この石段を登るのが、秋よりきつく感じます。
神護寺


楼門を入ると見える書院の枝垂桜。
神護寺の桜

五大堂の枝垂桜。
神護寺

山桜も風情があります。
神護寺

神護寺

金堂わきの枝垂桜。
神護寺

神護寺の青もみじ

5月の新緑の季節、高雄の山もフレッシュな緑でいっぱいです。
世界遺産神護寺への石段を一歩一歩登っていきます。
神護寺の青もみじ
紅葉のころよりもカエデの葉は密度が高く、いきいきとしています。
神護寺の青もみじ


ずっと初夏の神護寺に行きたいなと思っていたのですが、拝観料金もあがったし、長い石段を思い浮かべるとちょっとしんどいなと思って、なかなか行けませんでした。
今回ひさしぶりに訪れましたが、やっぱり石段の途中であきらめかけている方を数人見ました。
それから、金堂の前の石段下で、「まだあんのんかいな!」と叫ぶおばちゃんもおられました。
神護寺の青もみじ
丁度、多宝塔を特別公開している時期でした。
それを見るにはさらに石段を登っていかねばなりません。おばちゃんピンチ...。



近くの寺社 :西明寺高山寺

神護寺 宿泊案内と交通アクセス

高雄もみぢ家別館川の庵
神護寺に行くなら、京都高雄もみぢ家別館川の庵に泊まりましょう。
石段のふもと、川のほとりに建つ民芸調合掌造りの宿。
露天風呂に浸かりながら見る高雄の紅葉は最高です。
所在地 京都市右京区梅ヶ畑高雄町5番地
料金大人500円
時間9:00〜16:00
アクセス市バス8号系統「高雄」下車、徒歩約20分
JRバス高雄・京北線、「山城高雄」下車、徒歩約20分
駐車場なし 嵐山高雄パークウェイの駐車場や市営駐車場などを利用。


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金蔵寺(こんぞうじ)Konzo-ji Temple

金蔵寺は「京都の紅葉の穴場スポット」として知る人ぞ知る山の奥のお寺です。
車で山道を向かっていると、離合できない細い道路が延々と続き、何度も道を間違ったかと思わされます。

入山の志納金は200円。
山門まわりにも誰もいません。
金蔵寺

提灯は破れていてお化けちょうちんになっていました。
金蔵寺

山門を入ってから石段をまた登ります。
金蔵寺

石段を登りきった境内に広がるもみじはスペクタクル!
金蔵寺

心細い山道を登ってきた心理状態も手伝って、楽園のように思えます。
金蔵寺

金蔵寺

金蔵寺

護摩堂。
金蔵寺

創建は718年。奈良時代です。
平安時代には京都を護る西の磐座とされました。
4大パワースポットのひとつともいえます。
金蔵寺

わきの道はイチョウの落ち葉で埋まっています。
金蔵寺

見晴し台からの眺めもいいです。
金蔵寺


徳川5代将軍綱吉の生母「桂昌院」は善峯寺・今宮神社など応仁の乱などで荒廃した京都の社寺の復興に尽力しました。
西山の奥深くにあるこの金蔵寺も桂昌院が復興に尽くしたお寺。
境内には桂昌院を弔うために建てられた桂昌院廟所があり、石塔の下には遺髪が納められているそうです。
金蔵寺


近くの寺社 :善峯寺・勝持寺・大原野神社

金蔵寺 交通アクセス

所在地 京都府京都市西京区大原野南春日町1639
料金志納料200円
アクセス阪急終点「南春日町」下車、徒歩1時間以上。
駐車場参拝者用無料駐車場あり
34.95498803016412,135.64115524291992

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十輪寺(じゅうりんじ)Jurin-ji Temple

十輪寺
西山の十輪寺さんはなんとも風流で素敵なお寺です。
十輪寺
境内にはこんな鮮やかなもみじが待っています。

十輪寺は平安時代の歌人在原業平の晩年の隠棲地。
850年に創建されたといわれます。
在原業平にちなんで「なりひら寺」とも呼ばれます。
十輪寺
裏の小高い丘にある「塩がまの跡」は、業平が塩焼きの風流を楽しんだといわれる場所。
噴火口みたいにくぼんだ底に塩がまがしつらえてあります。
ここで難波から運んできた海水を煮詰め、海辺の風情を味わったということです。

業平のエピソードが残っています。
藤原氏の政略によって、業平との恋仲を裂かれた清和天皇の后「二条后」がこの近くの大原野神社を参詣した際に、業平が塩がまから煙を立ち上らせて変わらぬ恋心を伝えたという逸話です。

恋を伝えた塩がまにあやかろうと、恋愛成就の祈願に訪れる人が絶えません。
十輪寺
塩がまの向こうにももみじ。
十輪寺
本堂の屋根は曲線美を見せてくれます。
お寺の方は「御神輿のような屋根」といい、 有名京都ブロガーのkazuさんは「シャーロック・ホームズの帽子のようなスタイリッシュな屋根」と表現していました。
十輪寺
下から見た本堂です。
十輪寺のご本尊、延命地蔵菩薩は腹帯地蔵尊とも称され、子授け安産の御利益があるそうです。
十輪寺

十輪寺
十輪寺
境内のひときわ大きな黄色いもみじは「なりひらもみじ」と名付けられています。
十輪寺
中のお庭は縁側に寝転んで手枕で見ます。
小さな庭に奥行きが出て不思議な感じ。
陽が当たってポカポカして寝てしまいそうです。

十輪寺の桜

この中庭の桜は業平桜といい、春には四方の屋根まで覆いかぶさります。
十輪寺の桜
裏山から見おろすのも素敵です。
十輪寺の桜
十輪寺の桜をもっと見る

近くの寺社 :善峯寺大原野神社金蔵寺・西明寺

十輪寺 交通アクセス

所在地 京都市西京区大原野小塩町481
料金300円
時間8:00〜17:00
アクセス阪急バス「小塩」より徒歩2分
駐車場参拝者用無料駐車場あり


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善峯寺(よしみねでら)Yoshimine-dera Temple

11月中旬に京都西山の善峯寺の紅葉を見に行きました。
おそろしく鮮やかなモミジが待っていました。

駐車場からすでに素敵な景色が始まっています。
善峯寺

山門。
善峯寺

東山の清水寺、西山の善峯寺といわれるのも納得です。
善峯寺


奥の院を示す石碑の上にはぼってりと赤いもみじ。
善峯寺

緑と黄色と赤のグラデーション。
善峯寺

この石段も雑誌などでよく目にしますね。
善峯寺

境内を見おろせる場所もいくつかあります。
善峯寺

伽藍ともみじの向こうにはこんな広大な景色が広がっています。
善峯寺

》 》 善峯寺の詳細はこちら



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縁結び番外編です。
良縁ひげだるま
鳥居本の化野念仏寺の参道にある小堀和装さんの「良縁ひげだるま」。

インパクトが強烈です。
が、ホームページを見てもなんの説明もありません(笑

さて、化野念仏寺です。
夏の千灯供養で有名ですが、もみじの頃も素晴らしいです。
良縁ひげだるま


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