随心院(ずいしんいん)Zuisin-in Temple

小野小町ゆかりのお寺、随心院では3月末の日曜日にはねず踊りと今様が行われます。
随心院

はねず踊りは小学4〜6年生の女の子の舞い。
小野小町と深草少将との恋物語(百夜通い)がテーマです。
ゆったりした優雅な踊りです。
この衣装の色が「はねず色」。薄紅の梅の色。
随心院
花笠を被りはねず色(白色を帯びた紅色)の段絞りの小袖を着た少女たちが踊るはねず踊り。物憂げな調べに乗せたはねず衣装と菅笠の小町と少将に扮した少女達の童唄と踊りは華やか。前には遅咲きのはねずの梅が咲き乱れる梅園が広がります。

遅めの梅はちょうど満開!
随心院

梅林には200本以上の梅があり、特に八重の紅梅が綺麗でした。
随心院

境内で売っている「はねずういろう」は竹の筒に入った黒糖の寒天。
随心院
ぶんぶん振っても中身は出てきませんが、底にキリで小さい空気穴を開けると、「つるりんこ!」と出てきました。
素朴で懐かしいお味です。

匂い袋のお守りを買いました。
取り出すとお香の良いかおりがぷんぷん。
随心院


はねず踊りの日は拝観、梅苑入苑料も込みで大人1000円、中学生800円です。

随心院の縁結び情報はこちら。

塀からあふれ出すように咲いている梅も印象的でした。

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