深泥池(みどろがいけ)Midoroga-ike
鴨川のYの真ん中を走る下鴨本通をまっすぐ北上していくと突き当たりに現れる周囲1.5km、面積9haの小さな池が深泥池(みどろがいけ)です。みぞろがいけと読むこともあります。
漢字では未曾呂池、未菩薩池とも。
水面にはたくさんの水草が覆い、夕暮れ時にはおどろどろしい雰囲気をかもし出します。
平安時代より貴船の鬼が出入り口に使っていた、龍神が住むなどと言われ、人があまり近づかなかった場所で、深い泥の溜まった水底は底なしで何人もの遺体がいまも眠っていると言われます。 深泥池はタクシーの怪談話も有名です。
深夜に河原町通を流していたタクシーが鴨川のほとり、荒神口の府立病院の前でひとりの若い女性を乗せました。
「深泥池まで。」といわれ、薄気味悪いながらも北へ北へ。
下鴨神社の糾の森のわきを越え、下鴨本通をさらに北へ。
深泥池について後部座席を振り返ると女の姿はなく、座席はぐっしょりと濡れていた・・・というおはなし。
上賀茂神社から歩いて行くこともできます。30分程。
深泥池
所在地 | 京都府京都市北区上賀茂狭間町 |
---|---|
アクセス | 深泥池バス停下車すぐ 烏丸線北山駅徒歩20分 |
このページをシェアする