瑞泉寺(ずいせんじ)Zuisen-ji Temple

東海道五十三次の終点三条大橋のそば、 山門前に「豊臣秀次公之墓」の大きな石碑が立つ三条木屋町の小さなお寺瑞泉寺さん。
境内はぐるりとビルやお店に囲まれています。 繁華街ですので、度々門前を通ってはいても立ち寄らないひとも多いと思います。
境内に足を踏み入れると空気が変わり、ひっそりとした印象を受けます。
瑞泉寺

瑞泉寺は、1611年に豊臣秀次の菩提を弔うために角倉了以が建てたお寺。
瑞泉寺

豊臣秀次は秀吉の甥。秀吉の後継者として関白の地位を譲られ聚楽第に住みますが、謀反の疑いを受け高野山で自刃します。
そのあと、三条河原では秀次の妻や側室、こども合わせて39人が処刑されます。
秀次供養塔のまわりを囲むのは、昭和になってから作られたものですが、39の石塔。
若いひとがほとんど。その人数の多さがいやでも実感できます。
地蔵堂には処刑の際に引導を授けた引導地蔵が安置されています。
瑞泉寺

境内にはちらほらと紫陽花が咲いていました。
瑞泉寺


近くの寺社 :天性寺・本能寺檀王法林寺矢田寺

瑞泉寺 交通アクセス

所在地京都府京都市中京区木屋町通三条下ル石屋町114
料金境内自由
時間7:00~17:00
アクセス京阪電車「三条駅」より徒歩約3分
駐車場駐車場なし


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