醍醐寺(だいごじ)Daigo-ji Temple
豊臣秀吉の「醍醐の花見」でも有名な醍醐寺は世界文化遺産。200万坪以上の広大な境内をもつお寺です。
そして、京都でもダントツの桜の名所。
ありえないほど巨大な枝垂桜がドカドカと立っていて、圧倒されてしまいます。
仁王門。
五重塔。
五重塔は951年、醍醐天皇の菩提を弔うために建立されました。
国宝で、応仁の乱による焼失も免れた、京都最古の木造建築です。
金堂のかたわらにも巨大な白い枝垂桜。
清龍宮本殿。
霊宝館のしだれ桜は必見です。
もう、大きすぎて写真には収まりません。
全体を写そうとすると写真が小さくなってしまいます。
ソメイヨシノの古木ももうれつな勢いで花を咲かせています。
『地球に、ポッと桜色になっているところがあるとしたら... 京都です。』
『見事なサクラであればあるほど、長い冬の時間、耐えてきたことを思うのでした。』
JR東海CM「そうだ 京都、行こう。」には1995年と2009年に登場。
霊宝館の周りにも巨木がたくさん。
三宝院の門を入ったところの桜も見事。
(三宝院の庭園はさすが太閤秀吉!というかんじのダイナミックなお庭。ただ、桜はあまりありません。写真撮影は禁止になっています。)
三宝院の敷地内の憲深林苑では桜に囲まれてのんびりお茶を。
醍醐寺の桜を無料で楽しむ方法。
醍醐寺の紅葉
桜のイメージが強い世界遺産醍醐寺ですが、紅葉もなかなか素敵なところです。広い醍醐寺境内の中で紅葉の見どころは弁天堂のある林泉。
池に映るカラフルな樹々と弁天堂が美しいです。
カエデばかりでなくドウダンツツジも多いです。
原色を塗りたくった油絵のような景色。
この時期は五重塔付近にはあまり人は来ません。カエデがないのでちょっと殺風景なのです。
上の二層だけが夕日を浴びています。
桜の頃のように混雑しないのでゆったりとした時間が流れているように感じます。
醍醐寺の境内は広いので、紅葉の進み具合もまちまちです。
金堂の辺りは緑の葉も多いのに、弁天堂まで来ると見頃終盤といったかんじ。
やはり絵になるのは弁天堂と池のまわりの紅葉です。
カエデとドウダンツツジが鮮やかな色づきを見せています。
池のまわりはぐるっと一周散策することができます。
真っ赤なトンネルの中を歩きます。
(2011年12月5日撮影)
さらに紅葉の美しい三宝院の庭園もあります。
こちらは写真撮影ができません。ぜひ良い時期に足をお運びください。
醍醐山全域が境内の醍醐寺。山上は上醍醐、山下は下醍醐で堂塔は80以上もあります。
真言宗醍醐派の総本山にして世界文化遺産。
上醍醐には薬師堂や五大力堂(五大明王像が安置されています)が。
下醍醐には座主が居住している三宝院や、ご本尊の薬師如来を安置する金堂、五重塔などがあります。
醍醐寺五大力尊仁王会(ごだいりきそんにんのうえ)
醍醐寺の五大力さんの日には、たくさんの人が訪れます。災難盗難除けのお守り「五大力尊御影」を買うことができるのはこの日いちにちだけ。
御影は、7日間に渡って大勢のお坊さんに祈祷された五大力尊の分身です。
小雨が降っていて、参道の足元は信じられないくらいベチョベチョ。
長靴は必須・・・。
パワースポット醍醐寺でパワー比べ
金堂前ではお昼から「餅上げ力奉納」が行われます。女子は90キロ!男子は150キロ!
もちもちいんが浮かない顔をしています。
・・・応援だけじゃなくて、自分もチャレンジしなければいけないようです。
大注目を浴びながら、お餅はビクともしませんでした。(手が短い)
さて本番。
鏡餅が台を離れるとストップウォッチがスタート!
紅白のお餅を持ち上げる様子はどちらかというと滑稽な姿。
成功してもしなくても辺りはほのぼのした空気に包まれています。
こちらのお餅は、なでなでして健康長寿を祈願。
雨なのでベチョベチョしていますが。
不動堂の前では、大勢の行者さんたちが火を囲んで柴灯護摩供を行っています。
炎がうねうね、白い煙がもくもく。
近くの寺社 :一言寺
醍醐寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 醍醐寺を訪れるなら宿泊は「京都山科ホテル山楽」がおすすめ。 地下鉄山科駅そばにあり、醍醐寺まで地下鉄で1本。名神京都東インターからは車で3分の位置にあります。京都山科ホテル山楽
所在地 | 京都市伏見区醍醐東大路町22 |
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料金 | 三宝院600円、伽藍(金堂・五重塔 等)600円、霊宝館600円、上醍醐600円など |
アクセス | 地下鉄醍醐駅より徒歩10分または醍醐コミュニティバス4号路線「醍醐寺前」下車すぐ。 |
駐車場 | 有り(約100台分) 普通車700円 |
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