京都の世界文化遺産 World Heritage Sites in Kyoto

京都の誇る世界文化遺産
わざわざ当サイトで触れるまでもないのですが、写真を並べて、縁結びスポットを書き足してみました。

なお、それぞれの説明は京都府サイトからの引用です。リンクは当サイトの記事と写真です。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)(京都市北区) 

上賀茂神社
上賀茂神社の境内は緑あふれる広大な敷地。
一の鳥居から二の鳥居までは、競馬(くらべうま)などの五穀豊穣の神事が行われる開放的な芝生となっています。社殿は本殿など2棟が国宝、34棟が重要文化財、境内は史跡に指定されています。

上賀茂神社の縁結びスポット

紫式部も詣でたという片岡社。 上賀茂神社で縁結び

賀茂御祖神社(下鴨神社)(京都市左京区)

下鴨神社
下鴨神社の楼門、舞殿、神服殿、四脚中門等31棟は、重要文化財に、文久3年(1863年)に造り替えられた本殿2棟は国宝に指定されています。
広々とした糺の森は市街地に残る貴重な森として市民の憩いの場となっていて、散歩にも最適。

下鴨神社の縁結びスポット

楼門前の相生社と連理の賢木がよく知られています。 下鴨神社で縁結び

教王護国寺(東寺)(京都市南区)

東寺
高さ57メートルの東寺の五重塔(国宝)は、京都駅前のビルの林立する中で木造建築の美を際立たせてそびえたっています。
寛永20年(1643年)に、徳川家光が再建奉納したものです。
講堂(重要文化財)にある日本現存最古の密教彫刻の一群や金堂(国宝)、大師堂(国宝)、蓮花門(国宝)など見所もたいへん多いです。 東寺

清水寺(京都市東山区)

清水寺の仁王門
平安時代以来多くの人々が参拝してきた清水寺。
参道を上りつめると、東山の音羽山を背に仁王門、西門、三重塔(いずれも重要文化財)が迎えてくれます。
春の桜と新緑、秋の紅葉と四季折々の美しさを背景にした懸崖造りの本堂(国宝)は、断崖の上にせりだし、眺望も最高。境内には15の堂塔(いずれも重要文化財)が建ちならびます。

清水寺の縁結びスポット

音羽の滝・善光寺堂の首振り地蔵・胎内めぐりの髄求堂など。清水寺
舞台からすぐの地主神社も忘れずに。地主神社

延暦寺(滋賀県大津市坂本本町・京都市左京区)

延暦寺
延暦寺は平安京の鬼門を守る鎮護国家の道場でした。
天台密教の拠点として、平安時代以後、法然、親鸞、栄西、道元、日蓮など多くの高僧たちを輩出し、今もなお修行道場として厳粛な雰囲気に満ちています。
境内は広大で、根本中堂(国宝)、大講堂(重要文化財)の他、美術工芸品を含めて10の国宝、50以上の重要文化財があります。 比叡山延暦寺

醍醐寺(京都市伏見区)

醍醐寺
豊臣秀吉が催した「醍醐の花見」で有名な醍醐寺は下醍醐、上醍醐に分かれ、100余りの堂塔が散在しています。
三宝院(庭園は特別史跡・特別名勝)には、桃山時代の豪華な襖絵で飾られた葵の間、秋草の間、勅使の間(重要文化財)に続き、表書院(国宝)があります。
2月23日の「五大力尊仁王会」、 4月第2日曜日の「豊太閤花見行列」には境内は多くの参詣者であふれます。 醍醐寺

仁和寺(京都市右京区)

仁和寺
仁和寺は「御室桜」(名勝)と呼ばれる背丈の低い桜が有名。
門跡寺院として格式が高く、また、「徒然草」「方丈記」など古典にも数多く登場します。 朱塗りの中門(重要文化財)をくぐると、御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)の他、五重塔(重要文化財)や観音堂(重要文化財)等があります。 仁和寺で縁結び

平等院(宇治市)

平等院
平等院鳳凰堂(国宝)には仏師・定朝作の阿弥陀如来像が安置され、51体の雲中供養菩薩像が長押の上で、雲に乗って音楽を奏しています。 壁扉画、日本三名鐘の一つといわれる梵鐘とともに国宝です。
史跡及び名勝に指定されている浄土空間を現出させたという庭園も見逃せません。 平等院

宇治上神社(宇治市)

宇治上神社
日本最古の本殿を持つ宇治上神社は宇治川の東岸の朝日山の山裾に鎮座。
拝殿(国宝)は、鎌倉時代前期に伐採された桧が使用されていて、鎌倉時代の優れた建物遺構です。 本殿(国宝)は平安時代後期に伐採された木材が使われて、一間社流造りの三殿からなっています。 宇治上神社で縁結び

高山寺(京都市右京区)

高山寺
高山寺の境内には楓の古木が茂り、いつも森閑とした雰囲気です。
石水院(国宝)は、明恵上人の住居跡と伝えられており、こけら葺の簡素なたたずまいで、鎌倉時代の住宅建築をしのばせます。
国宝鳥獣人物戯画、明恵上人像など数多くの貴重な美術工芸品を所有しています。 高山寺

西芳寺(苔寺)(京都市西京区)

西芳寺(苔寺)
苔の種類は約120種、緑のじゅうたんを敷きつめたような美しさです。
庭園(史跡・特別名勝)は、上下二段構え。上の枯山水と、下は池泉回遊式で黄金池は「心」の字を描いています。

天龍寺(京都市右京区)

天龍寺
天龍寺は京都五山の一位として栄えた名刹です。
方丈裏の庭園(史跡・特別名勝)は嵐山、亀山を背景とした池泉回遊式庭園で、貴族文化の伝統と禅好みの手法が溶け合い、四季折々の美しさを見せています。 天龍寺

鹿苑寺(金閣寺)(京都市北区)

金閣寺
鹿苑寺は北山文化の象徴として国内外に知られる名刹です。
金閣は舎利殿として建てられたもので、鏡湖池に臨む三層の楼閣は二層・三層に金箔をはった室町期楼閣建築の代表です。 現在の金閣は昭和25年火災で焼失したものを再建したものです。 金閣寺

慈照寺(銀閣寺)(京都市左京区)

銀閣寺
国宝の銀閣は、観音殿として質素高貴な意匠であり、東求堂は日本最古の書院造り。 庭園(特別史跡・特別名勝)は、白砂を段形に盛り上げた銀沙灘(中国の西湖の型)や、向月台が、月の光を反射して銀閣を照らします。 銀閣寺

龍安寺(京都市右京区) 

龍安寺
方丈南側の枯山水庭園(史跡・特別名勝)が石庭として名高く、海外では『ZEN』と呼ばれています。
二方を油土塀で囲み、東西30メートル、南北10メートル余りの長方形の白砂の庭に15個の石を5・2・3・2・3に配置したもの。「虎の子渡し」の名でも知られています。 龍安寺

本願寺(西本願寺)(京都市下京区) 

西本願寺
西本願寺は堀川通に面して広がる浄土真宗本願寺派本山です。
境内には御影堂(大師堂)、阿弥陀堂(本堂)(ともに重要文化財)が建ち並んでいますが、鳩が遊ぶ広々とした境内は市民の憩いの場でもあります。
能舞台として日本最古の北能舞台、唐門、書院、黒書院、飛雲閣(いずれも国宝)の建造物は、桃山文化の粋を伝えています。

二条城(京都市中京区)

二条城
旧桂宮御殿を移した本丸(重要文化財)と豪壮な二之丸御殿(国宝)からなる二条城。
徳川家康と豊臣秀頼との会見場所となったり、徳川慶喜が大政奉還を行ったりと歴史的な空間です。
二之丸御殿の絢爛豪華な建築と障壁画は目をみはるほど。
城内は史跡、二之丸庭園は特別名勝に指定されています。

そのほか

京都市や京都府でも新たな世界遺産登録を目指しています。
宮津の恋の架け橋「天橋立」や、大津と京都を結ぶ運河「琵琶湖疏水」などが挙げられています。

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