紀元前59年に大和を離れ、4年間鎮座したのが大江のこの地。
その後「元伊勢」として厚い信仰が続いてきました。
江戸〜明治時代には元伊勢参りが盛んで、たくさんの旅館が建ち並ぶほどだったそうですが、いまは静かな集落です。
神明鳥居をくぐり200段以上ある石段を登っていきます。
境内は巨木だらけです。
これは麻呂子親王お手植の杉。
珍しい黒木の鳥居はこの内宮・外宮と嵯峨野の野宮神社にしかないそうです。
巨木に囲まれた本殿。
本殿のかたわらには推定樹齢2000年の「龍灯の杉」。
節分の深夜に龍神が降りて来て灯を点すと伝えられています。
小さな末社84社が社殿を取り囲むように建ち並びます。
夕暮れの薄暗い境内で見るとちょっと怖かった絵。
明治時代に奉納されたものですね。
本殿から西へ少し歩けば、御神体山の遥拝所があります。
シャープな形のこの山は「日室ヶ嶽(岩戸山)」、ピラミッドともいわれています。
夕日で山頂から光を放ち、とても美しく神々しい姿でした。
近くの寺社 :天岩戸神社
元伊勢内宮 皇大神社
所在地 | 京都府福知山市大江町内宮宮山217 |
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料金 | 境内自由 |
時間 | 自由 |
アクセス | 北近畿タンゴ鉄道宮福線「大江山口内宮駅」徒歩15分 |
駐車場 | 有料の民間駐車場多数(1回300円〜500円) |
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