京都で眺望抜群のお寺とはいっても、京都を囲む山々は丘みたいなものですから、それほど期待しないでください。
ただ、見おろす景色の中に、五重塔や御所、平安神宮の大鳥居、鴨川の流れなどがあったりしますので、高度はなくとも京都らしいアイコンがある分プラスアルファを感じることはできるかも。
お寺以外には、天皇陵にもいくつか素晴らしい眺めがあります。
将軍塚青龍殿
眺望といえば一番はここ。ここだけは眺望抜群といえる場所です。山の上に建つ青蓮院の飛び地境内です。将軍塚といえば、京都市営の展望台もありますが、ここまで来たら、お金を払って青龍殿に入りましょう。眺めは雲泥の差。
三鈷寺
歩いて登るとたいへんな苦労。三鈷寺さんです。 車で善峯寺に行って、裏口から抜けて行くのが正解だと思います。
清水寺
清水の舞台で有名な清水寺。舞台からの眺めも良いし、奥の院から見る舞台を含めた景色も良いです。
堂宇と錦雲渓と京都市街。ビル4階ほどの高さですが、京都らしいバランスの取れた眺めといえるでしょう。
霊山護国神社
社殿右手の墓地を登り、坂本龍馬と中岡晋平の銅像とともに京都市街を眺めます。それほど高い位置ではありませんが、八坂の塔・祇園閣などがアクセントになって、良い眺めです。
正法寺(東山区)
霊山護国神社と同様の位置にあります。こちらもすごい眺望とはいえませんが、眼下に八坂の塔が見えるので、京都らしい景色です。
善峯寺
善峯寺の広い境内の大半は山の斜面です。どんどん登っていけば、景色の良い場所がたくさんあります。
金蔵寺
小塩山の中腹といってもだいぶん上のほうに建つ金蔵寺さん。境内の裏のほうに見晴し台があり、京都市街が見えます。
いつも方向がわからなくなって、「あれ、こっちが京都か」と思います。
岩船寺
標高の高い場所に建つ岩船寺さん。 三重塔のわきから山道を少しだけ進むと、見事な眺望。海住山寺
こちらも高い位置に建つお寺。国宝のかわいらしい五重塔を見た後は見晴らしの良い場所へ。
三明院
上高野の三明院さん。多宝塔から地域を見渡せます。
成相寺
天橋立を見下ろすお寺といえば、成相寺さん。雪舟の絵にも描かれているお寺です。傘松公園より高い位置にありますが、景色はだいたい同じかんじです。
多禰寺
舞鶴の多禰寺さん。駐車場に車を停めたらすぐこの景色が広がります。
鞍馬寺
鞍馬山の中腹に建つ鞍馬寺さん。
鞍馬寺の眺望は、山の上から山を見る、そんな景色。
銀閣寺
境内には断層があり、壁のような小山になっています。上から見る銀閣とその向こうの吉田山が美しいです。 足利義政は京都の町から目を背けたかったので、京都市街の眺望は吉田山でガードされているのだと、梅林秀行さんが言っていました。永観堂
お堂の中も見どころが多く、たくさん歩きますが、多宝塔も忘れてはなりません。カエデの海の向こうに京都市街が一望できます。
南禅寺
南禅寺さんの眺望といえば三門。石川五右衛門もうなった絶景です。帰りの階段がとても急に感じるのでお気をつけください。
醍醐寺
上醍醐は拝観料の要る山登り。山道の途中になんのオーラも出さずに国宝の建物が建っていたりします。
景色は大阪まで見渡せます。前にも書きましたが、国宝が目の前にあるのに、遠くのアベノハルカスを見て感激したりしてしまいます。
常寂光寺
急な石段を登り本堂の前まで、さらにその奥の多宝塔裏まで登れば、良い眺め。
大悲閣千光寺
嵐山の中腹に建つ大悲閣千光寺さん。崖に張り出したお堂から見る絶景。
保津川やトロッコ列車も見えます。
虚空蔵法輪寺
嵐山の虚空蔵法輪寺はには展望台があり、渡月橋をまっすぐ上から眺められます。
「ああ、今日もたくさんの人が歩いているなあ。」と毎回感じます。
伏見稲荷
どこまで続くのかわからない鳥居のラビリンス、伏見稲荷大社。
お山を巡り四つ辻のところまでくるとなかなかの眺めです。
月輪寺
カンタンにはお参りできません。1時間近くの山登りの経て到着。
いかにも山奥といった眺望です。
牛尾山
台風で崩れ、地震で崩れ、近年は災難続きの牛尾観音さんです。
金胎寺
本気で行かないと怪我をする金胎寺さん。行者巡りで余裕があれば景色も楽しめます。
仁和寺
仁和寺境内を西から出て、八十八カ所巡りへ出発。 しんどいですが、良い眺望に出会えます。 (写真準備中)
追加していきます。
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