児神社(ちごじんじゃ)Chigo-jinja Shrine
最近の境内の工事で、土の中からハートの石が出たそうで、新たな縁結びのアイテムとなっています。「HEART STONE」の札も立てられました。
解説には「なぜ埋まっていたかわかりません」と、正直な文章が。 広沢池のほとりに鎮座する児神社。
祭神は遍照寺を建立したえらいお坊さん寛朝につかえていた子供です。
998年に寛朝大僧正が亡くなった後、その子供は悲しみのあまり、広沢池に身を沈めました。
これを不憫に思った地元の人が、この子供を祀ったのがこの児神社ということです。
とても質素な本殿。
寛朝大僧正が広沢の池のほとりで座禅をしているときに、子供がいつも腰を掛けてお祈りをしていたという石の椅子です。
それが境内に移されているのです。
「いつしか神前で一心に祈願し、この石に座れば、必ず長命・安産・縁結びが叶うと伝えられるようになった」と案内板にあります。
囲いの一辺は開放されていますので、自由に腰かけてもよいようです。 稚児の椅子から見える景色です。
誰もいない境内で腰掛けているとビミョーな気分です・・・・。 すぐそばに広沢池が広がります。 美しい遍照寺山。
近くの寺社 :大覚寺・直指庵・遍照寺
児神社
所在地 | 京都府京都市右京区嵯峨釣殿町28番 |
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料金 | 境内自由 |
アクセス | 市バス「山越」から徒歩約5分。市バス「大覚寺」から徒歩約10分。 |
駐車場 | なし |
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