小塩の上げ松(おしおのあげまつ)
火防と五穀豊穣を祈願して行なわれる小塩の上げ松。花背、広河原、久多、雲ケ畑の松上げと同様に愛宕信仰の火祭りです。山際で行われる上げ松を田んぼの手前から見学します。
燈篭木(とうろぎ)の高さは15メートルもあり、易々とは笠に松明は入りません。
見物客はのんきなもので、「そろそろ入れてや〜。」「もう27分経ったで。」などと勝手なかけ声がかかります。
ひとつ飛び込んでからは徐々に燃え上がっていきます。
何度も大きな爆発音がするのは、竹の節を入れてあるからだとか。
大きな火花が美しく舞い上がるのもきっと仕込んであるのでしょう。
屋台と金魚すくいが用意されています。
こどもたちもヒマを持て余すことなく、お祭りを楽しめます。
金魚すくいは100円。最近は業者の夜店なら500円くらいしますから、100円はうれしいですね。
さぞ、虫がたくさんいて、蚊などにも刺されるのではないか?と心の準備をしていましたが、火に飛んでくる虫もなく、蚊もなく、夜風も涼しくてとても快適でした。
近くの寺社 :小塩日吉神社
小塩の上げ松 交通アクセス
所在地 | 京都府京都市右京区京北小塩町水木1 |
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料金 | 自由 |
日程 | 8月23日に近い土曜日・雨天中止 |
時間 | 20時頃~ |
アクセス | JRバス「周山」→京北ふるさとバス「小塩中ノ町」(帰り便なし)
京都バスの「小塩上げ松観賞バス」が出ています。 |
駐車場 | 無料駐車場あり(7時半には満車になっていました。警察の誘導に従ってください。) |
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