平安神宮(へいあんじんぐう)Heian-jingu Shrine
節分の日、京都はお天気。平安神宮では「大儺之儀」が行なわれました。
これは平安時代に宮中で行われていた「追儺式」の再現で、衣裳や道具、作法まで綿密に時代考証され復元されたものだそうです。
方相氏(ほうそうし)登場!
目が4つ。まゆげも4本でへの字口。鉾と盾を持っています。
大極殿前の斎場で一連の儀式を執り行った後、 方相氏を先頭に「おにやろ〜う(鬼やらう)」と何度もくり返しながら、斎場の中をぐるぐる回ります。
それから行列は注連縄の区域から出て、スタスタと南へ進みます。
遠くに大文字が見えます。
一行は応天門から南に向かって立ち、 上卿が桃の木の弓で葦の矢を放ちます。
最後に方相氏が鉾と盾をバコッと鳴らして、「おにやろーう」と3回。これでお祓いの儀式は終わりです。
それにしても異国の儀式のようで、平安時代というのは遠き時代だったのだなあと感じます。
そういえば平安時代には母は「ハハ」でなく「ファファ」だったそうで、いろんなことがわたしたちの想像とは違う世界だったのでしょう。
近くの寺社 :岡崎神社・須賀神社・金戒光明寺
平安神宮 交通アクセス
所在地 | 京都市左京区岡崎西天王町 |
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料金 | 境内自由 神苑600円 |
時間 | 6時〜18時(季節により変わります) |
アクセス | 市バス「京都会館・美術館前」下車すぐ。 地下鉄東西線「東山」徒歩10分 |
駐車場 | 市営岡崎公園地下駐車場(500台・普通車1時間500円)が便利 |
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