六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)Rokudo-chinno-ji Temple
六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の建つ辺りは葬送地である鳥辺野への入り口とされ、「六道の辻 」と呼ばれます。 六道とは、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天の6つ。人間の善悪の業によって振り分けられるのです。こわいですね。
六道珍皇寺は毎年お盆には大勢の参拝者でにぎわい、霊を現世に呼び戻す「迎え鐘」を鳴らします。
「迎え鐘」の名前のとおり、ひっぱって鳴らすタイプの鐘です。
本堂。 本堂わきの庭には小野篁が冥府の閻魔庁に行き来したという『冥土通いの井戸』があります。
篁は昼は朝廷に通い、夜は閻魔庁に通うという忙しいお方だったようです。
井戸は本堂の格子の隙間からのぞけるようになっています。 のぞいてみると・・・ 覗き見る薄暗い井戸というのは不気味なものです。
リングの1シーンをなんとなく思い出します。
近くの寺社 :六波羅蜜寺,建仁寺
臨済宗建仁寺派 大椿山 六道珍皇寺
所在地 | 京都市東山区松原通東大路通西入ル小松町595 |
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料金 | 境内自由 |
時間 | 9:00〜16:00(季節によって変動) |
アクセス | 市バス「清水道」下車、松原通を西へ徒歩約5分 |
駐車場 | 参拝者用無料駐車場あり |
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