六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)Rokusonno-jinja Shrine
世界遺産であり、パワースポットでもある東寺の西側の通りを北に向かって歩くと、JRの高架の手前に六孫王神社があります。境内中央には神竜池があり、太鼓橋がかかっています。
池には鯉が泳いでいて、カモもいます。
六孫王神社の神様のお使いは鯉。
なので太鼓橋はいつしか「鯉(恋)の架け橋」と呼ばれるようになり、この橋を良縁成就を願いながら渡ると、願いは叶うと言われます。
ただ、この「恋の架け橋」、角度があるうえに、表面の石畳がつるっとしていて油断すると滑ります。
ずっこけると縁起が悪いので注意しましょう。
良縁成就の絵馬の図柄も「鯉」
境内には源満仲の産湯に使ったと伝わる井戸があり、子宝安産の御利益も期待できます。
六孫王神社は清和天皇の孫で清和源氏の祖と仰がれる源経基(つねもと)を祀っていることから「清和源氏発祥の宮」とも呼ばれています。
その源経基、恋の歌を詠んだことでも知られています。
「哀れとも 君だに言はば 恋ひわびて 死なむ命も 惜しからなくに」
「雲井なる 人をはるかに 思ふには わが心さへ 空にこそなれ」
現代人でもそのまま心にストンと落ちるような和歌ですね。石碑も建てられていますので、往時に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
ときおり静かに新幹線が通ります。京都駅がすぐそこなのでゆっくりです。
それも絵になっている気がします。
春は八重桜。
六孫王神社 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 六孫王神社や東寺にお参りするなら、京都駅周辺のホテルが便利です。新・都ホテルやリーガロイヤルホテル京都がおすすめです。
所在地 | 京都府京都市南区壬生通八条角 |
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料金 | 境内自由 |
アクセス | JR各線、近鉄京都線、地下鉄烏丸線「京都」より徒歩13分 市バス 17系統「六孫王神社前」より徒歩1分 |
駐車場 | 参拝者用の無料駐車場があります。 |
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