六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ・ろくどうちんこうじ)Rokudochinno-ji Temple
京都もお盆が近づき、清水寺の千日参りや六道珍皇寺の六道参り、六波羅蜜寺万灯会、五条通りの陶器まつりなどなど行事が盛りだくさんになってきました。平安時代からこの世とあの世の接点「六道の辻」として知られる六道珍皇寺。
平安期はこのあたりが葬送地鳥辺山の入口。
いまもお盆にはお精霊さんはここを通って帰ってくるといわれています。
境内は普段とは違い活気にあふれています。
たくさんの高野槙が売られ、閻魔堂の閻魔さんや小野篁の像が公開され、地獄の絵(熊野観心十界曼荼羅)が開帳されています。
さて、お精霊さんをお迎えする「迎え鐘」を撞こう!と思ったら、境内の外にこんな長い行列が・・・・。
行列は向こうの通りで直角に折れ、さらに果てしなく続いていました・・・。
カンカン照りで、おしょらいさんを迎えるのも命がけです。
この日は六道珍皇寺の迎え鐘はやめて、 境内の茶店でひやしあめを1杯飲んで、六波羅蜜寺の迎え鐘を撞くことにしました。
さて、夜の六道珍皇寺さんです。
夜はさらにミステリアスな雰囲気が漂い、あの世とつながっているのが実感できるような・・・。
夜もたくさんの方が迎え鐘に並んでおられます。
いつもは暗がりの中におられる閻魔さんも小野篁さんも明るく照らされています。
参拝が終わると高野槙を持って寄り道せずに家に帰るのが慣しだそうです。
ついでにぶらぶらと陶器まつりをひやかしたりしたくなりますが。
六道珍皇寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】京情緒あふれる格子戸の暖簾をくぐると、お家のような温かい雰囲気。六道珍皇寺、六波羅蜜寺へは歩いてすぐ。六波羅屋は六道まいりにも最適なお宿です。
六波羅屋
所在地 | 京都市東山区松原通東大路通西入ル小松町595 |
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料金 | 境内自由 |
日程 | 8月7日〜10日(毎年同じ日程です) |
時間 | 9:00〜16:00(季節によって変動) |
アクセス | 市バス「清水道」下車、松原通を西へ徒歩約5分 |
駐車場 | 六道まいり期間は不可 |
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