龍安寺の桜
お隣の仁和寺の御室桜に「落花さかん」の看板が出ても、龍安寺の桜はまだまだ見頃。石庭の枝垂桜は見頃を過ぎても、境内には八重桜やサトザクラをはじめ様々な花が咲き乱れています。
桜苑も華やか。
背景にお堂も塔もありませんが、ひたすら桜と空の世界です。
広々とした鏡容池。こちらはもう新緑の景色。
池の真ん中の弁天島の弁天様。 (撮影 2011年4月25日、2013年4月11日)
龍安寺石庭の枝垂桜
龍安寺は1450年に細川勝元が徳大寺家の別荘を譲り受けて禅寺に改めたお寺。有名な方丈庭園(石庭)は「虎の児渡しの庭」とも呼ばれる枯山水の平庭です。
庫裡が拝観入り口となっています。
一面の白砂に1本の紅枝垂がアクセントに。
この時期だけはパッと華やかな印象です。
こんなふうに俯瞰して見てみたいものです。JR東海「そうだ京都行こう」より。
広い広い龍安寺の境内にはたくさんの桜があります。
クルマで訪れると最初に驚くのが豪華な駐車場の桜群!
今日も見かけました。駐車場に入ってきて「わわわわ〜!!」と声をあげている運転手さんを。
駐車場への登り坂の滑り止めにも花びらが溜まっています。
鏡容池のまわりも桜で彩られています。
花の密度が高い立派な桜たち。
桜苑には背の高い紅枝垂桜がたくさん。
龍安寺は石庭以外に魅力がいっぱいです。
石庭に向かう道の枝垂桜。
あまり人の来ない裏手に大きな枝垂桜があります。
世界遺産、龍安寺さんの桜といえば、駐車場の桜!
こんな景色が駐車場にあるとは、普通期待しませんよね。
朝早く行って桜の下に一台も停まっていなかったらラッキーです。
さて、次は石庭の枝垂桜。
駐車場に比べれば地味な桜なのですが、なんといっても咲いている場所が最高です。
塀の屋根に濃い影を落とします。
桜苑の枝垂桜群も見事ですが、ここはスルーして帰ってしまう人も多いようです。
新館の枝垂桜も見るひとはあまりいません。
龍安寺には、非公開の仏殿や茶室や西の庭などまだまだいろいろなものが隠されています。
龍安寺の青もみじと藤
5月、ゴールデンウィークの龍安寺さんの境内は至るところ青もみじで美しいです。石庭にも青々としたカエデの枝がさしかかっています。
鏡容池には巨大な山藤が雪崩のように咲いています。
大き過ぎてどうにも写真におさまりません。
アヤメも咲きそろっていました。
龍安寺の紅葉
世界遺産、龍安寺さんは紅葉も綺麗です。夕方、西日に照らされ輝きます。
鏡容池を彩るカエデが素敵。
人は多いですが、境内が広いのでゆったりしています。
こどもは石庭とかあんまり興味ないんで、「パーイーナーツープールッ」とか言ってじゃんけんしてます。
世界遺産で贅沢な遊びです。
方丈庭園の塀には、黄色いカエデと赤いカエデが並んでいます。
真ん中は枝垂桜。
空が晴れるとカエデは暗がりの中に入ってしまいます。南向きの庭なので。
龍安寺(りょうあんじ)Ryoan-ji Temple
龍安寺さんの雪景色です。まずは世界的に有名なRock garden方丈庭園を拝観。
白砂の紋様は雪に埋まっています。
よく言われるように海や雲海に浮かぶ島々なのだとしたら、雪ならイメージがしやすいですね。
地面は左側へ傾いていて、土塀は右側が低くなっていますから、写真を撮るときどこが水平やらわかりにくいのも、この石庭。
鏡容池の雪景色も素敵です。石庭に比べると融けるのが早いようです。
広いお庭をひと回り。あざやかな黄色のカエデが枝にもまだ少し残っています。
雪の日は金閣寺前に駐車場待ちのクルマがたくさん停まっていて、大渋滞。
わたしの乗ったバスは40分も遅れてしまいましたとさ。
ご注意を。
近くの寺社 :仁和寺・金閣寺
龍安寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 龍安寺を訪れるならお隣の仁和寺の宿坊に泊まるのがおすすめ。世界遺産の中で眠りにつく非日常感がたまりません。宿泊に仁和寺の拝観券もついていてお得です。
御所紫宸殿移築の国宝金堂で朝のお勤め体験もでき、心静かに己を見つめ直す旅になること間違いなし!
じゃらんクチコミも90点、宿としても一流です。 仁和寺御室会館
所在地 | 京都府京都市右京区竜安寺御陵下町13 |
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料金 | 大人500円 |
時間 | 8:00~17:00 |
アクセス | 市バス 「龍安寺前」下車、徒歩1分 |
駐車場 | あり。石庭拝観は1時間無料に。 |
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