滝口寺(たきぐちでら)
嵯峨の滝口寺は、平重盛の家来の斎藤時頼(滝口入道)が身分の違う侍女の横笛との愛を断つために出家して隠棲したお寺。参道の階段にもだいぶんもみじが散っています。
滝口寺のもみじは竹林の緑にひきたてられて鮮やかです。
境内は紅葉シーズンでもひとは少なく落ち着けます。
小堂に上がってもみじを見てぼんやりとするのもいいでしょう。
お座布団も敷いてありますから。
ただし、紅葉はない景色です。(昔はあったように思いましたが)
新田義貞公の首塚がバックの竹といっしょにしなっています。
討ち死にして晒された義貞の首を、妻の勾当内侍(こうとうのないし)が密かに持ち帰り埋葬したという悲しい話が伝わっています。
近くの寺社 :祇王寺
滝口寺 交通アクセス
所在地 | 京都市右京区嵯峨亀山町10-4 |
---|---|
料金 | 大人300円 |
時間 | 9:00〜17:00 |
アクセス | 市バス・京都バス「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩約20分 |
駐車場 | なし |
このページをシェアする