安祥寺(あんしょうじ)

山科の安祥寺は疏水沿いにあり、いつも閉まっているお寺です。
安祥寺

848年創建の古刹で、かつては2万平方メートルの寺域を持つ大寺院でしたが、平安時代には衰微し始め、応仁の乱でついには廃寺同然となりました。
江戸時代になり再興されてからも、何度も火災にあっています。

境内に入るとモチノキとカエデが迎えてくれます。
安祥寺

本堂は1817年に再建されたもの。
安祥寺

他に地蔵堂と大師堂があります。
安祥寺

数十年前は自由に出入りできたそうで、うちの母は「昔は安祥寺の池でよう遊んだ」と言っておりました。
安祥寺

池のほとりのカエデも真っ赤です。
安祥寺

いまでも「安祥寺川」や「安祥寺中学校」など安祥寺の名前は地域にしっかり残っています。
安朱という地名も安祥寺村と朱雀村が合併してついたものです。
安祥寺


安祥寺 交通アクセス

所在地京都府京都市山科区御陵平林町22
料金非公開
アクセスJR・京阪線山科駅から徒歩15分


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