志明院(しみょういん)Shimyo-in Temple
志明院さんは雲ヶ畑の山奥にあります。宮崎駿監督の「もののけ姫」の発想の元になったり、司馬遼太郎さんが怪異体験を書いていたりとその名はよく知られていますが、実際に行くのはけっこうたいへんです。
志明院までの道は舗装されていますが、離合できない細いところもあり少し不安。悪路というほどではありませんが。
駐車場から階段を登って山門に出ると、大きな椿と大きなしゃくなげがあります。
山門前の景色を見るだけでも来たかいはあります。
山門をくぐり、石段を上がれば、歌舞伎十八番「雷神不動北山桜」の舞台として知られる「鳴滝」や、崖に張り付いて清水の舞台のように作られた根本中院などがあります。
岩の奥(神降窟)の暗〜いところに湧き出た水が溜まっており、飲むことができます。(現在も飲めるかどうかは未確認)
鴨川の水源でパワーチャージ。
参拝者が歩けるのは20分ほどのコース。
まだまだ先があるそうですが、それは修行する方たちのみが入っていける道です。
志明院が書かれている書籍。
司馬遼太郎「雲ヶ畑という妖怪部落」「石楠花妖話」
山本素石「志明院の怪」
長坂秀佳「彼岸花」
志明院 交通アクセス
所在地 | 京都市北区雲ケ畑出谷町261 |
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料金 | 大人300円 |
時間 | 7:00~17:00 |
アクセス | 京都バス「岩屋橋」下車 徒歩約20分(本数少ない) |
駐車場 | 道は狭いが、駐車スペースは広いので安心。無料。 |
備考 | 環境保全のため、山門からは手ぶらで入ります。 |
こちらは別の年の山門。石楠花の花数は年によって大きく変わるそうです。
花数は少ないですが、快晴で山の空気が清々しい日でした。
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