金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)Konkaikomyo-ji Temple
金戒光明寺は京都のひとには「くろ谷さん」といったほうがよく通じます。知り合いのおばちゃんも「くろ谷さんやったらわかるけど、こんかいこうみょうじゆうてもどこやらわからへん」と言ってました(笑
金戒光明寺は幕末には京都守護職に任命された会津藩主松平容保が本陣を置いたところ。
新撰組ゆかりの地としても有名です。
新選組局長近藤勇が松平容保に謁見した部屋も見ることができます。
金戒光明寺は建物も大きくお城のような雰囲気で、樹々も少なめな印象ですね。
特別公開の「紫雲の庭」を見ることができました。
もみじの艶やかな池の周りをひと回り。
桜と紅葉の競演も見られます。
アフロ仏がちょっと有名です。
そばで観光ガイドさんが説明していました。
「お寺の方に教えてもらいました。修行のしすぎで髪が伸び、もともと天然パーマだったので頭でっかちになってしまったそうです。」
又聞きなのでホントかどうかはわかりません。 アフロ仏は「五劫思惟像」という仏様です。
アフロ仏の向こうには2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のお江さんの供養塔が見えます。
近くの寺社 :岡崎神社
金戒光明寺 宿泊案内と交通アクセス
【宿泊案内】 金戒光明寺を訪れるなら北門から近い吉田山の中腹にある吉田山荘に泊まるとよいでしょう。吉田山荘は元東伏見宮家別邸として建造された裏菊紋の格式の高さが偲ばれるお宿。
静寂な吉田山中で伝統の京懐石をいただけば、素敵な大人の京都旅となることでしょう。
吉田山荘はこども連れでは泊まれないので、静かな夜が約束されるはず。
南側の丸太町通りに出れば、ホテル平安の森京都があります。
平安の森京都に泊まれば、平安神宮・永観堂・南禅寺などに行くのにも便利です。
所在地 | 京都市左京区黒谷町121 |
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料金 | 境内自由(御影堂・大方丈・庭園あわせて 大人600円) |
時間 | 9:00~16:00(受付終了) |
アクセス | 市バス「岡崎道」下車、徒歩10分
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駐車場 | 秋の特別公開期間中は駐車できません |
金戒光明寺 秋の特別公開
金戒光明寺「紫雲の庭」が特別公開。鮮やかな紅葉と池が美しい調和を見せる回遊式庭園と白砂と杉苔の枯山水庭園。寺宝もたくさんあります。運慶の作といわれる文殊菩薩像や吉備真備ゆかりの吉備観音像。トリッキーなふすま絵「虎の襖絵」は虎が何頭描かれているかご自分の目でご確認ください。伊藤若冲筆の「群鶏図」屏風も必見です。
また巨大な山門楼上内部が特別公開されます。山門は江戸時代末期の建物で、2013年に修復が終わりました。天井には迫力の「蟠龍図(ばんりゅうず)」が描かれました。南禅寺山門ほどの高さはありませんが、景色もなかなかです。
以下は2017年の情報。
秋の特別公開 11月10日~12月3日
御影堂・大方丈・庭園:大人600円
山門:大人800円
夜間拝観はありません。
会津藩殉難者墓地にも赤いカエデ。
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