2011年6月の記事一覧

東舞鶴北吸の三叉路の小高い丘に建つ三宅神社。

元は三宅荒神といいもう少し西にありましたが、明治時代に軍用地になり、現在地へ移転。

豊宇気姫命を主祭神に、多遅麻毛理(たじまもり)、縁結びの白兎神を配祀しています。

お稲荷さんの向こうの6月の竹林は若々しい色。

境内地からは大門通り(丹後街道)がまっすぐ見おろせます。
遠くに見える高い山は青葉山。中腹には松尾寺があります。


近くの寺社 :出雲神社

三宅神社

所在地京都府舞鶴市字北吸751
料金境内自由
時間日中随時
アクセスJR東舞鶴駅から徒歩15分
駐車場なし


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多禰寺(たねじ)Tane-ji Temple

大浦半島の西国薬師霊場30番札所の多禰寺さんは山の上。
駐車場に車を停めるといきなり舞鶴湾の素晴らしい眺望が開けます。
多禰寺の眺望

仁王門の真ん中に鐘がぶら下がっているのは珍しいのではないでしょうか。
おそるおそる鐘の下をくぐって進みます。
多禰寺

緑の中、石段を登って本堂へ。
多禰寺

本堂の内部には飛鳥時代の創建時からの柱が二本、そのまま使われています。
萩の大木でできた丸い柱で、すべすべしていました。
多禰寺

彫られた龍も見事です。
多禰寺

「夫婦木」で良縁を祈願。
太い幹が分かれたりつながったり不思議な形状をしています。
多禰寺


多禰寺 交通アクセスなど

所在地 京都府舞鶴市字多祢寺346
料金入山料100円、(宝物殿拝観500円)
時間9:00〜17:00(11〜3月は16:00)
アクセスJR舞鶴線東舞鶴駅から京都交通バス小橋行きで30分、舞鶴自然文化公園下車、徒歩20分
駐車場無料駐車場あり


多禰寺


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成相寺(なりあいじ)Nariai-ji Temple

西国三十三所第二十八番観音札所、宮津の成相山成相寺さんは704年創建の古刹です。
五重塔が宮津湾を背景にとても綺麗。
成相寺

鐘を鋳造するときに見物していた母親が乳呑児を銅湯のルツボに落としてしまったという悲しい言伝えを持つ「撞かずの鐘」。
成相寺

一言一願地蔵。
ひと言でうまくまとめればなんでも叶います。
成相寺

1774年に建てられた本堂。
もっと山の上にあった本堂が山崩れで壊れたため、現在地に移ったそうです。
ご本尊の木造聖観世音菩薩は、平安期の作。「身代り観音」とも。
成相寺

本堂の中に甚五郎の『真向きの龍』が飾られています。
成相寺
鉄湯船は1290年のもの。
成相寺

底なしの池と弁財天堂。
縁結びも叶えてくださいます。
成相寺

さらに山の上の「日本一のパノラマ展望台」に向かう道は「日本一のでこぼこ道」・・・。
10cm大の石がごろごろしていて、タイヤが「もうやめて〜」と言います。
かといって、本堂から歩いて登れば30分以上かかります。
成相寺

パノラマ!!天橋立を望む絶景です。
能登半島や白山が見える日もあるそうです。
成相寺


近くの寺社 :籠神社

成相山成相寺 交通アクセスなど

所在地 京都府宮津市字成相寺339
料金入山料大人500円
時間8時〜17時
アクセス北近畿タンゴ鉄道「天橋立駅」からタクシーで25分。
「天橋立駅」から船→ケーブル→丹後海陸交通登山バス。
与謝天橋立I.Cから車で。
駐車場あり(料金は入山料のみ)

秋の成相寺はこちら
成相寺の紅葉


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獅子崎稲荷神社(しいざきいなりじんじゃ)

獅子崎稲荷神社

府道605号線から赤い鳥居群を登ってくると獅子崎稲荷神社があります。
獅子崎稲荷神社

小さなお稲荷さんです。
獅子崎稲荷神社

稲荷のわきを抜けてさらに上に登って行くと「天橋立雪舟観展望所」に着きます。
雪舟が室町時代に描いた国宝「天橋立図」と構図がよく似ているので、実際にこの辺りから見た絵を描いたのではないかとされる場所です。

天橋立は横一文字の線となって見えます。
獅子崎稲荷神社

雪舟の絵はもっとぐーんと高い位置から俯瞰するように描かれていて、成相寺の山をものすごく高くするなどデフォルメも効いています。
獅子崎稲荷神社

4月にはみつばつつじが咲き、山が紫色に染まります。

獅子崎稲荷神社

所在地 宮津市字獅子崎
料金境内自由
時間自由
アクセスKTR宮津駅から車で約10分  (国道178号・府道605号経由)
駐車場なし(1台程度置けるスペースはあります。)


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詩仙堂(しせんどう)Shisendo Temple

詩仙堂さんのししおどしは、けっこう大きくて、野太い音がします。 「ガコッ!!」ってかんじ。 詩仙堂

6月、一乗寺の詩仙堂を訪れました。
丸く刈られた植え込みの皐月がほどよく咲いて綺麗です。
詩仙堂

雨あがりだったせいかあまりお客さんがいなくて、ゆっくりとお庭を眺めることができました。
詩仙堂

白砂が緑やピンクをぐっと引き立てているようです。
詩仙堂

詩仙堂は石川丈山が1641年に隠棲するために建てた山荘です。
山荘の名は「凹凸窠」。
でこぼこの土地に作った家というような意味で、「詩仙堂」に比べるとあんまりおしゃれじゃないですね。
詩仙堂

嘯月楼。
詩仙堂

書院を出て、お庭を歩きます。
境内は山の斜面にあり、高低差があってとても立体的です。
詩仙堂

こぢんまりしていて、適度に狭くて、なんだか趣きのある・・・そんな庭園です。
「雨の日におすすめの京都(日経新聞)」の1位に選ばれたのも頷けます。
詩仙堂

詩仙堂の紅葉

四季折々の花が美しい一乗寺の詩仙堂さんは紅葉の頃も素敵です。
丸く刈り込まれた皐月は秋でも青々としていて、その向こうに赤や黄色の紅葉が彩ります。
詩仙堂の紅葉

作庭したのは有名な石川丈山。少年のころから徳川家康に仕え、大阪夏の陣にも出征しています。
彼はこの庭の紅葉を「血を注いだよう」と表現したそうです。実際に血しぶきの中をかいくぐった人の言葉なので凄みを感じます。
詩仙堂の紅葉

詩仙堂の紅葉

詩仙堂の紅葉

時おり、鹿おどしが「ガコッ!」と大きな音を立て、「ああ、鹿を威す音なんだなあ。」と実感します。
詩仙堂

詩仙堂の紅葉

おばちゃんがずっとお庭の手入れをしておられます。金福寺のお庭もお世話しているそうです。
詩仙堂

客殿には人があふれ、このとおり!
いつか床が抜けてしまうのでは.........?
詩仙堂

詩仙堂


近くの寺社 :八大神社・金福寺・圓光寺

詩仙堂 宿泊案内と交通アクセス

【宿泊案内】 詩仙堂近くにはお宿はありません。比較的近い「アピカルイン京都」や「ホテルアバンシェル京都」に泊まって、車かタクシーで向かうのがよいのではないでしょうか。どちらも駐車料金は無料のホテルです。
チェック アピカルイン京都ホテルアバンシェル京都
所在地 京都市左京区一乗寺門口町27番地
料金大人500円
時間9:00~17:00
アクセス市バス「一乗寺下り松町」下車、東へ徒歩10分
駐車場民営有料駐車場あり(1回500円)


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建仁寺両足院の半夏生(はんげしょう)の庭園が毎年初夏に公開されています。
2011年の期間は6月10日(金)〜7月10日(日)。
建仁寺両足院 半夏生

半夏生は花のようで葉っぱなんです。
建仁寺両足院
虎のいる両足院の毘沙門天堂は年中開いています。

建仁寺両足院

所在地 京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町591建仁寺山内
TEL075-561-3216
料金大人600円 中高生300円 小学生以下無料
日程2011年6月10日(金)〜7月10日(日)
時間10:00〜17:00
アクセス京阪「祇園四条駅」徒歩7分
市バス「東山安井」徒歩3分
駐車場コインパーキング有り


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東福寺の塔頭天得院では毎年桔梗の開花に合わせて特別拝観が行われます。
杉苔の深い緑が広がる方丈前庭にランダムに植えられた約300本の白色と紫色の桔梗が咲きます。
天得院
ライトアップもあります。
お昼には精進料理の老舗『矢尾治』の桔梗膳をいただくこともできます。

天得院

所在地 京都市東山区本町15丁目802(東福寺内)
TEL075-561-5239
料金大人500円
日程2011年6月17日(金)〜7月17日(日)
時間午前9時30分〜(ライトアップは日没〜20:30(受付終了))
アクセスJR奈良線東福寺から徒歩7分
京阪東福寺から徒歩7分
駐車場東福寺の無料駐車場あり


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