島原住吉神社(しまばらすみよしじんじゃ)

島原住吉神社はJR丹波口駅の南にある小さな神社です。
すぐ北側は中央卸売市場になっていて、大勢の人や作業車が忙しそうに働いています。
島原住吉神社
島原住吉神社は、花街「島原」の鎮守の神様で、元は大きな境内を持つ立派な神社でした。
良縁の御利益があるとして大勢の参拝者があったそうですが、明治維新後に廃れてしまい、祭神を歌舞練場の中に祀るのみとなってしまいました。
1903年にいまの小さな神社として再興。

綺麗に掃除された境内には、「welcome」の札をかけた犬やら招き猫やら狸やらが置かれていて、ほのぼのします。
奥に見えるのは幸天満宮。
島原住吉神社

北側へ回ると大銀杏と小さな祠のギャップが激しい弁天様。
大銀杏は樹齢300年、御神木です。(境内は分断されて飛び地になってしまっていますが)
島原住吉神社

島原の揚屋だった角屋(すみや)がすぐ近くにあります。
長州藩士久坂玄瑞が密議をした場所としても知られています。
久坂玄瑞はその後、25歳のときに蛤御門の変で亡くなっています。
角屋

近くに島原の大門。1867年のものです。
この狭い門をひんぱんにトラックが通り抜けていきます。
島原大門


島原住吉神社 宿泊案内と交通アクセス

所在地京都市下京区西新屋敷下之町
料金境内自由
時間日中随時
アクセスJR丹波口駅からすぐ
駐車場なし(市場の車がたくさん路駐しているので、お参りくらいなら大丈夫かも)


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