長講堂(ちょうこうどう)

長講堂の御影堂には有名な後白河法皇の木像が祀られています。
通常は非公開寺院ですが、2012年は大河ドラマ平清盛と連動して「京の冬の旅」非公開文化財特別公開のひとつとなっています。
長講堂
後白河法皇が仙洞御所の中に持仏堂を建てたのが長講堂の始まりで、六条西洞院に引っ越ししたときにお堂も一緒に移転しました。
何度も焼失し、移転もくり返しましたが、1578年からは現在地にあるそうです。

後白河法皇の木像の他、肖像画や後白河法皇直筆の「過去現在牒」などがあります。
長講堂

過去現在牒には法皇に関わった人の名前が記されています。
身分の上下や男女も関係なく書かれているのが興味深いです。
平清盛や源義経(源義行)の名前も記されていますし、白拍子の祗王・祗女・仏の名前もあります。
これを見ると、平家物語の内容が急に現実味を帯びて感じられます。

ピンクの山茶花がたくさんの花を咲かせていました。
長講堂


近くの寺社 :市比賣神社

長講堂 交通アクセス

所在地京都市下京区富小路通六条
料金通常非公開(電話で予約すれば拝観可)
アクセス地下鉄「五条下車」徒歩約5分
市バス「河原町正面」下車 徒歩約5分
駐車場なし


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